レッスルキングダムⅢ IN 東京ドーム カード発表 | 魂こがして

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新日本プロレス 09年1月4日東京ドーム大会のカードが決定した。

かねてより“オールスター戦”と言っていた通り豪華な選手の名が挙がった。
ここ最近では大会場にふさわしいラインナップになったのではないだろうか。
IWGP王者の武藤を初め全日・小島、NOAHから三沢・秋山・杉浦・佐野が参戦。
あとゼロワン田中も。

対戦カードでみれば、イマイチな部分もあるが、
新日主催なのだから仕方ない。

先日、NOAH勢絡みの記者会見が行われたらしい。

秋山と対戦する中西のコメント
「同じ専修大学を卒業していながら、これだけスタイルが違うっちゅうのも珍しいんじゃないかと。まあ、気になる存在なんでちょくちょく試合は観ていますけど、5年前から随分と風貌が変わっているのにビックリですよ。まあ、団体の代表として最高の相手と戦うからには交流戦ではなくて対抗戦ですが…“新日本の中西学”というよりも、中西学として秋山準と戦いたいです」(中西)

その対戦相手の秋山のコメント
「最初、中西さんが狙っているのはGHCでも白GHCの方だと思ったんで橋誠を行かせようと思ったんですけど、黒GHCということらしいので。黒の方のチャンピオンは佐々木健介選手が持っているので次期チャンピオンの僕が出ることにしました。(次期挑戦権を中西戦に賭けるかについては)中西さんが考えることですけど“寄こせ”と言うなら、それはそれで構いません。観てる人にとっちゃ、その方が面白いかもしれないですね。先輩後輩の間柄はずっとそういうことなんですけど、卒業して何年も経っているわけで、1レスラーとして新日本とノアの戦いだと思っています。5年前のことはそんなに憶えてないんですけど、試合のクオリティー的に高くなかったと思うので、それを踏まえて、いい試合をしたいと思います」(秋山)
秋山らしいコメントである。ちょい余裕がカッコイイ。

それから中邑・後藤の熱いコメント
「自分は他団体にあまり興味はなかったんですけど、今はワクワクしていますね。(三沢の印象は?)テレビで観るより意外とデカイんですね。中邑だけにオイシイところは持って行かせませんよ。(三沢と杉浦の)どちらを狙うというよりも、勝負にこだわります」(後藤)

「新日本vsノアということで、容赦なく戦って新日本の凄みを見せつけたいですね。交わることのなかったノアとこういう形で戦うことで自分に大きな変化をもたらせてくれると思っています。杉浦さんに関してはノアの中でも他競技に参戦する力を持っている怖さを感じますね。用心棒的な感覚で捉えています。まあ、ノアの若い選手たちが、強い人の名前を挙げる時に必ず三沢さんの名前を挙げるので、それだったら象徴とやるのが手っ取り早いと思って社長に交渉をお願いしました。イメージとしては経験を武器に戦う選手。経験を武器にする人は誤魔化しがあったり、煙にまいたりする人が多いですけど、三沢さんは誤魔化しがなくて真っ向から勝負が出来るというイメージがあります。三沢さんは首が悪い? 知らないッスよ! リングに上がる以上は、レスラー全員が覚悟を持っているわけだから。今回、ドームに参加しなかったノアの若い選手のこの試合の後の反応が見てみたい。どう反応するか楽しみですよ、反応しなきゃおかしいと思う。これは対抗戦なんだから、新日本プロレスとして勝ちにこだわります!」(中邑)


一方対戦相手の三沢・杉浦はさらりと余裕を感じるコメント
「会社の人に“正月は暇?”って聞かれて“暇です”と答えたら“ドームに行ってくれ”ということだったので、行くことにしました。一応、ノア代表ということなので社長に迷惑かけないように頑張ります」(杉浦)

「こういう機会じゃないと出来ないので楽しみにしています。若い力に負けないように頑張ります。僕の場合は“あと、どれくらい出来るのか”っていうのがあるんで、やれる時にやろうと。一個人としての興味という部分が大きかったですね。まあ、こういう形になったんで、今後(の対抗戦)を期待すると思いますけど、試合もしていないし結果も出ていないので、今は何とも言えませんね。そういう話があれば、その都度、前向きに考えていくということで。ウチはいい選手がいっぱいいるんで、これを対抗戦と言われても困るんだけど(苦笑)、会社の看板を背負うことにはなるんで負けられない。杉浦の足を引っ張らないように頑張りますよ」(三沢)

こういう雰囲気は馬場さん譲りだなと思う。

交流戦ならわかるが、今の時代に対抗戦とか言って潰し合ってどうすると思う。
相変わらず新日本勢は血の気が多い。
三沢社長の言うとおりである。三沢社長からすればおいしい所取りのプロモーションのため位にしかみてないのでは。


しかし、心配はコレだけの選手を集めての集客力。
これでドームが埋まらなかったら、新日本はドーム興行を本当に考えないとね。
NOAHのドーム興行だったら埋まるんだろうけど・・・。
新日本というブランド力の復活はあるんでしょうか。

そしてこの日に、戦極がさいたまスーパーアリーナで興行を行なう。
関東圏の大会場2つでの興行合戦。
新日本という看板よりもプロレス界vs格闘技界の見方が大きいだろう。
会場都合もあるのだろうが、大晦日ではなく1.4にぶつけてきたのには、戦極も勝算あってのことだろう。

ここはなんとしても東京ドームを一杯にしたいものである。
というわけで久々ドームに観戦行くとしますか。

対戦カード
①ミスティコ&田口隆祐&プリンス・デヴィットvsアベルノ&邪道&外道
②獣神サンダー・ライガー&佐野巧真vs井上亘&金本浩二
③IWGPジュニア・タッグ選手権=裕次郎&内藤哲也vsアレックス・シェリー&クリス・セイビン
④IWGPジュニア・ヘビー級選手権=ロウ・キーvsタイガーマスク
⑤長州力&蝶野正洋&カート・アングル&ケビン・ナッシュvsジャイアント・バーナード&飯塚高史&石井智宏&カール・アンダーソン
⑥永田裕志vs田中将斗
⑦中西学vs秋山準
⑧IWGPタッグ選手権3WAYマッチ=真壁刀義&矢野通vs天山広吉&小島聡vsブラザー・レイ&ブラザー・ディーボン
⑨中邑真輔&後藤洋央紀vs三沢光晴&杉浦貴
⑩IWGPヘビー級選手権=武藤敬司vs棚橋弘至

それとタッグマッチの3WAY戦って・・・やる前からつまらなそうだな。


引用「小佐野景浩 公認サイトmaikai 」より