ルノワール展 | FishEyeArt blog

ルノワール展

■「ルノワール―伝統と革新」展
  会場: 国立新美術館
   (こちらの方がピンと来ます→ The National Art Center, Tokyo)
  会期: 2010. 1.20 - 4. 5
  http://renoir2010.com/info_3.html


オリンピックが始まって、寒いし、空いているかなと思って行ったの

ですが、結構、混んでました。やはり、平日夜にすればよかったか

な。。


『 可愛いイレーヌ 』 1880  ビューレー・コレクション蔵


が大阪会場のみの出展であり、東京展には出てないということは残
念ではありましたが、さて、数ある中で、今日の一枚。



『 タンホイザーの舞台(第一幕・第三幕)』 1879  個人蔵


精神科医のブランシュ氏から、城の戸口用に注文を受けて作成され
たもので、それぞれ 50.0*135.0cm の、装飾画としては小さめの作
品かと思います。


しかし、、


ルノワールの、こういった寓話性の装飾画は珍しいですねぇ!


わかりにくいですが、こちらに画像があります。左側の真ん中。
http://renoir2010.com/info_3.html


十分に構想を練ったりする時間が無かったのか、ワーグナーの劇の
イメージに合わせるのが難しかったのか、この作品自体は、全体に
筆の乗りが少し甘いように感じました。ですが、ルノワールらしい、
ルノワールにしか無い、色彩を人物や背景に多様にちりばめた装飾
画でしょう。


他には、どんな装飾画があるのでしょうね? さらに観てみたいです。