新山種美術館 | FishEyeArt blog

新山種美術館


今日は早起きして車で少し遠出でもしようかと、昨晩、早めに床
に入るも、昼前に起きる。どうも平日の疲れが溜まっているらしく

体も重たく、つらつらと過ごすも、以前買って途中までになってい

「劉生日記」 など読む。


ずっと読んでいたので、ブログも 岸田劉生調 になる也。


夕刻、新しくなった山種に行かんと思い立ち、確か8時までに延
びたというので安心して出かける。しかし、間違えるといけない
ので、念のためホームページで確認するに7時までとある。平常
は5時までともあり、8時というのは変更になったのかもしれな
い。ともかく、やはり、事前にHPで確認してからは行くものだ。



恵比寿駅を降りて、あまり方向感覚の無いまま、ともかく坂を上っ
ていく。「広尾高校裏」という標識あり。そこらを探すと、7階建て

くらいの新しいビルあり。


今回は開館記念ということで、速水御舟の特集也。


『 炎舞 』 1925 (T14)


は恐怖と畏敬と優雅さを含んだ、すばらしき作品。しかし、会場

の最後方にあった資料に、第一回展示会時の写真あり。

それによると、当初、『 炎舞 』は軸装だった。軸になると、随分、
雰囲気が変わるものだ。ずっと、恐怖と畏敬の度合いが高まっ

たと思った。


『 昆虫二題 』 1926 (T15)
は、今回は、あまり関心せず。


『 翠苔緑芝 』 1928 (S03)
のウサギは、いつ観ても、不思議なポーズ也。


御舟の裸体のデッサンなるものを、今回、初めて観た。



帰り、別の道を探してみようかとも思ったが、買った図録とカレ

ンダーが、そこそこ重たく、考えるのもいやになったので、来た

道をそのまま帰る。


ラーメンを食べて帰宅。


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