横山大観のページでパーマリンク化、あれこれ
こんばんわ。
セザンヌの次はロスコへ行こうと思っておりますが、この美術館HP
の画像ページ直リンクは日本人画家だと、どこまで充実しているのだ
ろう? と気になり出したら、そちらを先に調べたくなりました。
ということで、横山大観の作品。
総括すると、パーマリンクが完備しているのは、東京国立近代美術館
のみ。リンクできる画像ページは、ご覧の通り、まばらです。
これは、欧米の美術館HPと比較するに、かなり、そう、
かなりのビハインド です。もう、Web開花以前な状態です。
こんな状況で良いのでしょうか?
優れた作品を認知するチャネルは限られ、リアルの展覧会のみを機
会に数年に一度巡り会えたらラッキーといった具合。なので、忘れ去
られていく確率は高まっていく。。
という危惧を感じますね。
FishEyeArt HP でも、横山大観になると、中国や台湾を中心に、アジ
ア各国からのアクセスも、結構多いんですよ。
東京国立近代美術館というと、この建物を提供したのはブリヂストン
タイヤ創業者の石橋正二郎氏。その長女である安子さんが鳩山由紀
夫氏の母親。
これまで、鳩山兄弟の発言に美術関連の内容があったかどうか見た
覚えがありませんが、何か母方の祖父の血を引いた、絵心のある政
策が出てくるでしょうか?
それから、先日、東京国立博物館の所蔵品展に行ったら、東博に大観
の絵巻物があったんですね。
『 長江之巻 』 1914 (T03)
大観の絵巻物は、
『 生々流転 』 1923 (T12) 東京国立近代美術館
だけに限らず、
『 燕山の巻 』 1910 (M43) 山種美術館
『 楚水の巻 』 1910 (M43) 山種美術館
など、いくつもあり、すべて、すばらしい作品です。
長編ドラマの絵巻物を何本も作成した大観の力量にも感服ですが、
MoMAだったら、あの特集企画を組むような対象ではないか、と思
います。