泉屋博古館分館と東京国立近代美術館をハシゴ | FishEyeArt blog

泉屋博古館分館と東京国立近代美術館をハシゴ

こんにちわ。


今日は、朝早くに目が覚めたので、2ヶ所をハシゴしてきました。


泉屋博古館分館は、髙島屋史料館所蔵名品展を。


竹内栖鳳 『 富士 』 1893 (M26)
山本春挙 『 富岳之図 』 不明

 共に、険しく厳格な山岳としての富士が描いてあり、印象的でし

 た。お二人とも、少し、認識が変わりました。


中村貞以 『 大空へ 』 1944 (S19)

 戦時中の作品として、当時の評価は二分されたでしょう。


奥田元宋 『 霧晴るゝ湖 』 1987 (S62)

 幻影的な「赤」を初めて観たように思います。


勝田哲 『 縁のつな 』 1932 (S07)

 こちらは前期のみの展示。しまった、前期も来るんだった。。



それで、髙島屋史料館は大阪の髙島屋東別館の3階にあるとのこと。

一度、伺った際には、丁度、フロア工事中か何かだったのかもしれ
ません。フロアに玉虫厨子(模造)だけが、ぽつんと置いてあるだけ

で、それで、展示場は無いものだと思い込んでしまったのでした。


ところが、確かに展示室があるそうなので、では、HPにページを立

てようと思います。



一方、東京国立近代美術館。今回の目的は、常設展後期に出さ

ている、太田聴雨 『 星をみる女性 』 1936 (S11)
http://search.artmuseums.go.jp/gazou.php?id=2102&edaban=2


一度、「季節は初夏?」と書いていましたら、とある方から、もみじの

和服を着ているから秋だ、というご指摘を受けました。


それを実際確かめてみようと思ってたわけです。


展示フロアの係りの人に尋ねたら、音声ガイドに解説があるとのこ
と。それによると、、


女性の和服は、もみじ・牡丹・菊と、季節がバラバラ。特定の季節
では無く、年間の季節をめぐる女神として描いたのかも? という
内容でした。


やっと、納得です。