アムステルダム市立美術館 その4
こんばんわ。FishEyeアートです。
アムステルダム市立美術館のラストは、クーニングとポロックです。
この美術館、現代美術を先駆的に取り上げて所蔵していった、いる
ことで有名なのですが、設立は 1895年と、旧いです。設立からしば
らくは多方面からの寄贈があって、雑多な所蔵になっていたとのこ
となのですが、後々になってから急に目覚めたそうです。
その辺の状況は、同じオランダの「ファン・アッベ美術館」の経緯と
似ていますね。オランダという、フランスでもアメリカでも無い地域
が、そうした第三者的な評価を可能としたのでしょう。
一方で、クレラー・ミュラーさんの影響も大きかったのではないで
しょうか。そこのところは、これから調べてみようと思いますが、適
当な文献が見つかるか、はてさて、どうでしょうね。
それから、現在、ファン・ゴッホ美術館に所蔵されている、大量の
ゴッホの作品は、もともとは、この、アムステルダム市立美術館に
所蔵されていたものでした。ファン・ゴッホ美術館が独立する形で
分離されたのでした。