ジェームズ・アンソール その2 | FishEyeArt blog

ジェームズ・アンソール その2


こんばんわ。FishEyeアートです。 ドクロ


アンソール その2。

ニューヨーク近代美術館、コロンバス美術館、リエージュ美術館、
ワロン美術館 所蔵の作品をアップしました。


もっとあったよな、という記憶なのですが、データの整理が悪くて、
今回はココまでです。気が付いたら追加します。


100年も前に、こんな絵を描いていたアンソール。周りからはクレ

イジーと思われていたことでしょう。確かに、そんな着想をする人

は、当時どころか、その後、ずぅっと居なかったはずです。


ただ、仮面であったり、おさな顔であったり、そのクレイジーさは
「グリム童話」に出てくる、身内の人を事もなげに殺めてしまう物
語的な範囲内かと思います。


アンソール自身、世間を嘲笑していたのか、嘲笑されている自分

を描いたのか、どちらとも取れますが、彼の第三者的な立場での

スピリットは、「所詮、..というお話」というカテゴリに納めている
ように見えるのです。



  ところで、一方で、その一線を越えてしまって、タブーの領域
  の絵を描く人も居ますね。このブログではネガティブ記事は書
  かないことにはしているのですが、シッカートの殺人画、甲斐
  庄楠音の「でろりでろり」しすぎたもの。橋本関雪の馬の目も
  個人的には、もぅ、あかんのです。
  気持ち悪~い闇の怖~い表現は、ノーサンキュー、ご勘弁く

  だせ~ でして。。^^; アニメやネットでも同様です。



そういえば、コロンバス美術館。ココの2作品もシラク夫妻のコレ
クションです。
「コロンバス美術館? シラク夫妻?」と思われる方、多いでしょ
うから、過去記事をリンクしておきます。


→ 2008-06-29 15:55 コロンバス美術館のコレクション
   http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10110976972.html

→ 2008-09-15 10:01 ヴラマンクとパッションについて
   http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10139416961.html



さて、MoMAでの展示会は 6月28日から。Flash図録は提供し

てもらえるのかなぁ。展示数=120点。一挙に鑑賞できたら圧

巻ですね。
http://www.moma.org/visit/calendar/exhibitions/312?tmam_newex2_text

The Strange Mask
The Strange Mask
Ensor, James
AllPosters で販売中


 『 奇妙な仮面 』 1892  ベルギー王立美術館



  あ~ぁ、「犬の糞」コメントが毎日入るようになった。。
  通報機能が無いのも困ったもので。。。