ロスコ『 シーグラム壁画 』30点の所蔵内訳
こんばんわ。FishEyeアートです。
やっと、千葉の川村記念美術館:ロスコ展に行くことができました。
展示会は、当初、6月7日(日)までの予定でしたが、好評につき
6月11日(木)まで延長になったそうです。
といっても、既に終盤に入っています。この展示会そのものの感想
は、もう、いろんな人が記述されてますので、そちらを参考にいた
だければと思います。「ロスコ」で検索するとたくさん出てきます。
ココでは30点からなるという、その『 シーグラム壁画 』の現所蔵
構成について述べます。
テート・モダンと川村記念美術館の所蔵点数だけは判っていたので
すが、その他が不明でした。
・ テート・モダン:9点
・ 川村記念美術館:7点
・ ワシントン・ナショナル・ギャラリー:10点
・ クリストファー・ロスコ蔵:1点
・ ケイト・ロスコ・プリゼル&イリヤ・プリゼル蔵:1点
・ 個人蔵:2点
ワシントン・ナショナル・ギャラリーのHPデータベースを見ると、
「2点だけかな? どうなんだろう?」と思っていましたが、結局、
10点であるとのこと。やっと、すっきりしました。^o^
いえ、展示会に合わせて発売された市販の書籍で確認すれば、先
に判ったことではあったのですが、やはり、実際の展示会で確かめ
たいと思いまして。。^^;
さて、テートへの9点寄贈においては、ロスコ本人と館との間で、
あれこれ、すったもんだがあったそうで、今回の展示会でも、その
やりとりの手紙が展示されています。
確かに、世界で初、ロスコの作品専用ルームを作ったことで、テー
トでの経緯は重要なのでしょう。しかし、個人的には、ワシントン・
ナショナル・ギャラリーへの寄贈の経緯に興味があります。
なにせ、ワシントン・ナショナル・ギャラリーのHPのDBでロスコ
作品を検索すると、絵画で200点、素描も合わせると 1,000点
以上が所蔵されているのですから!!
文献から、その経緯が良く知れる情報があれば、今後、まとめてみ
たいと思います。
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