今回、ポーラ美術館の展示会には、岡田三郎助の『 あやめの衣 』
も展示されていました。
印刷では、もう、何度観たか分からないくらい見慣れてますし、実
物にも何度目かの対面なのですが、今回、初めて、ゆっくりと時間
をかけて対面することができました。
すると、不思議や不思議。後ろ向きのモデルさんが、今にも、くる
りと振り返って正面を向きそうなのです。
「あ、ダメですよ。胸が見えてしまいますよ。(笑)」
ほら、切手では、分からないでしょう?
何故に、本物は、それ独自の、独特なイメージを与えてくれるので
しょうね。