オルブライト=ノックス美術館 その3 | FishEyeArt blog

オルブライト=ノックス美術館 その3

カンディンスキー、キリコ、キルヒナー、グリス、クールベ、ゴッホ、シス

をアップしました。


古い水車小屋

ゴッホ 『 古い水車小屋 』 1888


この美術館の名称は、オルブライトさんとノックスさんから来ています。


大元は 1862年に設立された「バッファロー美術アカデミー」を母体とす
るもので、水力発電で財をなした、ジョン・ジョセフ・オルブライト
(1848-1931)氏が、20世紀の初頭に地元の教育機関、ならびに美術

館建物への積極的な援助を行ってきたことから、「オルブライト美術館」

と称されていました。


その後、1920-40年代、A.コンガー・グッドイヤー氏の資金援助や、

会員による寄付を原資に作品の購入が進められ、美術館のコレクショ

充実していきました。


さらに、1950年代以降、銀行家であったサイマー.H.ノックス(1898-1990)

氏が美術館への貢献を続けたことから、1962年に「オルブライト=ノック

ス美術館」という名称へ変更になったということです。


さまざまな篤志家の手によって、長い年月をかけて育て上げられてき

た美術館なんですね。