(今日は大好きな番組 プロジェクトX風で・・・)
暑い夏を迎えた2024年7月。
男たちの闘いは続いていた・・・・・。
最後にヒットしたのはもう3年も前だったろうか。。
今シーズンも七島に向け走れど走れど
空振りの日々。
波に叩かれ、潮をかぶり、もうダメかとあきらめかけた時、
幸運は空から降ってきた!
風の中のすばる~♪(自分の車もスバル)
砂の中の銀河~♪(水槽の砂にはチンアナゴ)
みんなどこに行った~♪
見送られることもなく♪
そんな、☆地上の星☆を聴きながら
早朝4時半、我々はホームポートのヴェラシスを静かに出航した。。
目指すは伊豆七島。
暑さのせいで当初6人居たメンバーも少しずつ減って
今回は懲りない3人だけ。
途中、ルアーを選び
先ずは大島を目指す。
大島を通過し、ポイントの利島沖へ。
丁度この日はこの大会の最終日。
107艇が参加してたようで、総合優勝を狙う参加艇があちこちに。
ポイントを選び7時過ぎにセット。
今日こそはと望みを掛けてルアーを流す。
エンジン音だけが響き、静かな時間が流れる・・・・・。
そして
半時間程度流したころだったか。。。。
潮目を探しながら進路を変えたその時、
突然そいつはやってきた!!!
【ジィ―――――――――――】
とラチェットが響く!
HIT!!!
50ポンドラインが恐ろしいスピードで滑り出る!
ブットいトローリングロッドがしなり、
ガッチリフッキング👊
遥か沖で魚がジャンプ!
水しぶきの大きさから巨大シイラではないことを全員確信。
ファイトスタート。
巻いては出され、又巻くの繰り返し。
100mほど寄せた時、一気に魚が走りスプールの糸残量が残り僅かに!
もう一回走られたらラインブレイクと冷や汗ものだったが、
スタン(バック)を掛け乍ら巻き取り。
そして、やっとダブルラインが見えて、
姿を見せた!!!
GET!!!
恐らく黒カジキ。
100KGクラス。
いやー長かった・・・・・。
最後のヒットから苦節3年。
やっと姿を見せてくれました。
トーナメント艇では無いのでタグも打たず。
ルアーを外しリリース。
感謝、感謝の一言でした。
皆、満足したので帰ろうかと言う話も出たものの
ルアーを流し始めて半時間で帰還じゃさすがに勿体ないので
続けてトローリング。
そして1時間程度経過した頃だったか・・・・
また
【ジーーーーーーーー】
HIT AGAIN!!!
魚はガッチリ針掛かりしてるが、それほどの重量感はない。
そして、巻き上げて姿を見せたのが
大型BARRACUDA(バラクーダ:オニカマス)
貪欲にカジキのルアーに食いついた。
その後、更にもう一本同サイズのバラクーダがヒットし二本に。
魚とのやり取りは十分楽しんだので、最後に鵜利根島周りに。
青物をはじめ、魚は一杯居そうだが。。。
暗礁もありそうで近くには行けない。
暫く、ヒットが途絶え、あと1時間流してダメなら帰ろうかと話してたら。。。。
①【ジーーーーー】
②【ジーーーーーーー】
③【ジーーーーーーーーーーー】
何と!三本の竿に同時にヒット!!!
一本バレて、2本目は無事巻き上げ。
これはでっかかったけど、マヒマヒ(シイラ)😅(写真無し)
もう一本はあと50m迄巻き上げたもののフックアウト。
ルアーを【シブキ】なるミノー系に替えてた為、フックが小さく痛恨のバレ。
これはそろそろ時間だと言うサインと判断し、
ストップフィッシングとなりました。
最高の海で、最高のポイントで、中々結果が出せなかった我々。
しかし、粘り続けた甲斐があった。
満足💛
金毘羅山の黄色い大漁旗を掲げ
悠々の帰港を果たした一日でした。
カジキ、ありがとう!
またね!
(完)