0709さんのブログ -90ページ目

【柳田悠岐】規格外の豪快さ

7月3日付読売新聞夕刊

【柳田悠岐】
試合前、打撃練習を始めると、打球の飛距離に相手チームの選手が目を丸くする。背番号44のプレーを表現するなら、『規格外』という言葉がふさわしい。6月28日の西武戦では、西武ドームの屋根と右翼席の隙間まで打球を飛ばす、推定140㍍の〈場外弾〉を記録した。

試合中に見せる強振は、練習でも同じ。普通、フォームやボールを捉えるタイミングなどを意識しながら取り組むティー打撃も、左打者は常に『フンッ』と声が漏れるほどのフルスイングで打ち続ける。

今季は2日現在で、リーグ2位の打率3割2分5厘をマークし、9本塁打、42打点。立派な数字からは信じられないコメントが多く、報道陣を惑わす。快音を響かせた打席について、「来た球狙い」とあっさりと答えたかと思えば、「自分は野球が下手」「25歳だし、もう伸びしろはない」などと、自己否定するような発言も。

7月2日のロッテ戦では、空振りしてすっぽ抜けたバットが一塁後方のファウルゾーンまで飛んでいった。球団関係者によると、柳田の人気は球団でもトップクラス。『規格外』の豪快さ豪快さが、ファンを魅力している。

7/6 ホークス情報

7月6日付西日本スポーツ

【今宮健太】
打点『不敗神話』がついに途切れた。ヤフオクドームで打点を挙げれば12年9月18日の西武戦から1分けを挟んで19連勝中だったが、守護神の大乱調でストップ。

【武田翔太】
5日、西戸崎のブルペンで今季最多の134球を投げ込んだ。「球自体は良くなかった。抜ける球があるので、微調整しないといけない」。ウエスタンではここまで、全て中継ぎで4試合に登板し、計4回2/3を被安打2の無失点。球速は150㌔超えを連発するなど、順調な回復ぶりを見せている。「肩のスタミナをつけないと」。先発復帰へ着実にトレーニングを進めている。8日からの二軍戦(中日・雁ノ巣)3連戦中に中継ぎで登板し、状態が良ければ14日からの同・阪神2連戦(鳴尾浜)で先発予定。

7月6日付スポーツニッポン

【中田賢一】
5回1/3で5安打2失点。サファテの乱調で今季8勝目は消えたが「白星は気にしてません。それよりもっと長いイニングを投げなければいけません」。前回6月28日の西武戦(西武ドーム)で1回2/3を6失点KOされたことから、登板までに2度ブルペン入りする調整法に変えた。「真っすぐの感覚はよくなってきている、と思って投げていました」。

【東浜巨】苦難乗り越え1勝

7月1日付西日本スポーツ

【東浜巨】
笑顔が消えていた。並々ならぬ決意で臨んだ2年目。激しい競争を勝ち抜き開幕ローテ入りしながら、わずか1試合の先発で二軍降格となった。再び一軍を目指し、二軍で好投を続けた。しかし、一軍からお呼びがかかるのは、他の先発投手ばかり。気付けば自分だけが取り残されていた。「悔しいし、考え込んでしまうタイプなので、もどかしさばかりがたまっていた」。

もやもやした気持ちは野球をしているときだけではなかった。「人生で初めて」という不眠症に陥った。寝た…と思ったら眠りが浅く、目が覚めた。そんなことを繰り返していると、夢の中でも野球をしていた。「お酒の力を借りないと眠れなかった」。オフから禁酒を続けていたが、睡眠を優先させるためアルコールに助けを求めた。

高校、大学でもスポットライトを浴び続けた右腕が初めてぶち当たった壁だった。「そういう時期があってよかったと言えるようにしたい」。6月29日の西武戦、ついに手にした今季初勝利。眠れなかった夜を、決して無駄にはしない。