鷹コネタ 【柳田悠岐】 | 0709さんのブログ

鷹コネタ 【柳田悠岐】

『週刊現代9/20、27号』

【柳田悠岐】
10年秋のドラフト会議。ソフトバンクは山下斐紹を1位指名した。続いて、数名の候補の中から、当時大学生外野手の有望株として、守備に定評があった秋山翔吾を獲る方向で固まっていた。

だが、スカウトたちが囲むテーブルの中、それを伝え聞いた王会長が突如、声を上げる。「待て。(指名候補の中で)誰が一番飛ばすんだ?」スカウトたちは「柳田です」と即答。寸前のところで指名が切り換えられたのだった。

相変わらず欲がない。「実は…」と前置きして言葉を続ける。「昨年は何度も戦列を離れてチームに迷惑をかけました。『ケガが多いな、アイツ』と思われたと思います。右肩のケガをして引退の覚悟もあった。1~2年はDHで使ってもらっても、その後、クビになるんやと思っていました」と言って、「テレビのリモコン取れんかったっスから。こんなふうに」と右腕を震わせておどける。

幸い、オフに松坂大輔らをケアしてきた鴻江寿治トレーナーから施術を受けて肩の状況は改善した。「今でも信じられない。おかげで投げられるし、打撃でもボールを『ガッシャーン』とシバけます」と笑う。