「死神の精度」 伊坂幸太郎 | あしか、浜辺をさまよえば
死神の精度 (文春文庫 (い70-1))/伊坂 幸太郎
¥550
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伊坂さんの文庫最新刊ですね。


前作「グラスホッパー」がもうがっかりだった(職場の先輩とも同意見でした)ので、ちょっとどきどきしてました。けど、うん、これは面白かったです。


6作のオムニバス形式。

おせっかいな死神が見守る6つの人生。

伊坂さんですからね、6つの話がそれぞれバラバラなわけもなく。ニヤリとする繋がり方が待ってます。

ひとつひとつの終わり方もイイ感じ。


今回も思ったこと。

小説の内容に全然関係ありません。

最近、向田邦子もよく読むんだけれど、伊坂さんの小説にも向田さんの小説にも必ず一回出てくる「三和土」。玄関のたたき、普段使う言葉ではないんだけれど、必ず一回は出てくるんですよね。なぜか気になっちゃって・・・。


個人的にはいかにもB級推理ドラマのような「吹雪に死神」のオチで笑った。完全に、楽しんでますね。


「恋愛で死神」で度々出てくるこのセリフ

「自分と他の人が同じことを考えたり、同じことを言ったりするのって、すごく幸せに感じる」

とても当たり前のことなんだけれど、これは恋愛に限らず、実生活のいろんな面でも、はたまたBlogの世界でも似たようなことってあるんだよねえ・・・と思っちゃったり。


「旅路を死神」の

「そういう下らないすれ違いは、人間の得意とするところじゃないか」のセリフもね、そうそうそうなんだよねえ。と。


いや、ほんと面白かったです。