「わたしを離さないで」 カズオイシグロ | あしか、浜辺をさまよえば
わたしを離さないで/カズオ イシグロ
¥1,890
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友人から借りてもう半年過ぎただろうか。

ライジング前までに何とか読もうと。

今日の涼しさもあって何とか2日で読了。それなりに引き込まれぐいぐいと最後まで。


「日の名残り」を読んでいたときはゆったりした気持ちで読めました(ときどき眠くなるけれど)。

けど、この本を読んでいる最中は、なぜかイライラ。

なんでだろう。

解説にあった「細部まで抑制の利いた」文章なんだろうか。

彼特有の「型」のモノいいなんだろうか。

いや、それもあるけれど、貸してくれた友人の一言

「まったくこれだから男性作家の描く女の友情は」

っていうのなのかな。

特殊な背景はあるにせよ。


タイトルとなっている「Never let me go」というカセットテープ。

てっきり実在する音楽と思ったのだけれど、これも創作だったのでしょうか。

村上春樹に慣れてしまった自分としては作中に出てくる音楽は聴いてみたくなるもの。

Napsterで検索してみたらなんと121曲もHit。

だけど該当する曲なし。

しょうがないので、適当に選んでかけている。

ビル・エヴァンスの「Never let me go」はステキだ。


イライラはしながらも、最後までしみじみと読ませていただきました。