- 藤原 伊織
- ダックスフントのワープ
いったいどんな話なんだろうと思って読み始めたら、まんまダックスフントがワープする話でした(笑)。
今週の通勤本にしようと思って朝の地下鉄で読み始めたら面白くて面白くて。結局うち帰ってきてからも読み続け、気付いたら表題作ほか短編3作も全部読んじゃった。あーまだ月曜日なのに。
というくらい私には面白かったのです。この「ダックスフントのワープ」。
ストーリーはちょっと暗いし、主人公は妙に理屈っぽい。苦手な人には苦手かもしれない。この主人公に耐えられないって人もいるのかなあ。
この藤原伊織のキレのある文章、とても好きです。
「ついてこれない人は別についてこなくていいよ」的な傲慢さも若干感じつつも、なんとかついていけたらいいな、というか(紹介してくれた人も相当のキレ者でなんだか同じ雰囲気を感じるんです)。
どれも全然ハッピーエンドではないんだけど、何とも読後感が爽やかな不思議な作品でした。
NHKのドラマにもなったらしいけど、知らないな。