明後日に退院できそうだ。でも足の傷はまだ痛い。

先生からは、手術の翌日には歩いていいよと言われたが、痛くて無理だった。

赤ちゃんが使う歩行器の大人用みたいなのを使ってみたが、やっぱり痛い。

結局いまは車椅子で移動しているけど、退院したら使えない。

いろいろ考えて、松葉杖を借りて帰ることにした。退院前に明日1日練習する。

両手がふさがってしまうので、お年寄りが持っているような1本で使う杖を買おうかと思っていたが、病院内の売店で試してみたら、松葉杖の方が安定感があった。

よく考えてみると、1本杖は2本足で歩く時の補助具だから、片足が使えない場合には適さないのかも知れない。

傷の場所はかかとのすぐ近くなので体重がかかるらしく、何にもつかまらないで立つと結構痛い。

息子を抱えて立つのはほとんど無理だろうし、危ない。

うちは狭小住宅なので、リビングが2階で寝室が3階にある。

退院後は当分、息子と一緒にリビングで寝起きするしかないかも知れない。
入院して4日目になるが、私のいるフロアの看護師さんは若い人が多い気がする。ベテラン風の人は見かけない。

私の祖母は元看護師で、70ちょっとで骨折でリタイアするまで現役だった。

さすがにそこまで年かさの看護師さんはいないが、ぱっと見が中年くらいの人もいない。大病院で体力がいるからだろうか。

手術後に自由に動けない間、搾乳の介助をお願いできるか聞いてみたら、わざわざ看護師さんの中で出産経験のある人を探してきてくれた。

結論としては産婦人科の助産師さんが来て搾乳してくれたのだが、子供のいる人は少数派なのだろうか。

自分のベッドで搾乳している時に看護師さんが用事でカーテンを開けると、見てはいけない場面に遭遇したように皆あわてて顔をそむける。

相手は医療従事者だし、こっちは何とも思ってないのになあと、ちょっと気まずい。

やはり、搾乳とかには縁の薄い若い人が多いのかも知れない。

逆に入院している人は圧倒的に高齢者だ。そういうフロアなのかも知れないし、お年寄りの多い地域だからかも知れないが、8割位は高齢者に見える。

こんな事を言うのは不謹慎なんだろうが、ここの看護師さんの仕事内容はお年寄のお世話がほとんどの様にも見えてしまう。

看護助士と呼ばれる、医療行為は一切しない人もいるようだが、あまり人数は多くなさそうだ。

高齢者とはそういうものなのかも知れないが、看護師さんの言うことを聞かない人がたくさんいる。

固定された機器を外しちゃう人、家から持ってきた薬をこっそり飲んじゃう人、わざとじゃなくても同じ失敗を何度も繰り返して小言を言われてる人など。

私は部外者だから思わず笑ってしまう場面だが、看護師さんにはたまらないだろう。声を荒げている人も結構いる。

まるで育児ノイローゼの母親だ。

若い看護師さんが多いのは、ひょっとすると定着率があまり良くないのかも知れない。

男性の看護師さんも複数いる。その中に東南アジア系と思われる人がいる様だ。

外国人の看護師さんは増えるのだろうか。

米国などでは、看護師さんの仕事の範囲が日本より広いと聞く。あまり詳しくないが、やっても良い医療行為が多いらしい。

東南アジアの看護師さんも、フィリピンの人などは英語が話せるだろうから、日本では身に付けられない専門技能を獲得できる国での勤務を希望する人が増えるのではないかと思う。

私が高齢者になって入院する頃には、お世話してくれる看護師さんは誰もいなくなっているかも知れない。
今回の入院で確か5回目。だんなに入院慣れしてると言われたが、確かに健康な人にしては多いような気がしてきた。

でもそのうち1回は出産だし、盲腸関係が2回(疑いと本物)。だから本当に具合が悪くて入院したのは、病気と今回のけがの2回だけかも知れない。

最初の入院は子供と言うか10代の頃に腸炎で入院。盲腸かも知れないと言うことで一応入院になった。

それ以外は全部30代になってから。盲腸、髄膜炎、出産、けが。ほぼ1、2年おきに入院している事になる。

4回とも保険に入ってからの入院なので、払い込んだ保険料は取り戻せているかも知れない。

出産時を除いて、計画的に入院したのは今回が初めてだった。荷物が多くて閉口。帰りも支度が大変そうガーン