入院中に、実家の母が何度か来てくれた。

だんな(私の夫)のためにカレーを作って持ってきてあげると言われたので、いらないからと断っておいたのだが、昨日退院して帰ってきたら、コンロに見覚えのある大きな鍋が…

中身は鍋いっぱいのけんちん汁だった。

人のことは言えないが、うちの母の料理はあまりおいしくない。

実家にいた頃は特に疑問を感じていなかったが、今ははっきりそう思う。

母はたいがいの料理を、材料や調味料を一度に全部まぜる。素材によって火にかけるタイミングを変えたりはしない。

そして調味料はほとんど常に砂糖としょうゆだけ。実家でみりんや料理酒などを見た記憶はない。だしの素も無かったかも知れない(鰹節や昆布でだしを取っていたと言う意味ではない)。

私は根菜やひじきや煮物があまり好きではない。店などで出てくれば食べるが、あえて注文したりはしない。

最近まで、自分は好き嫌いが多くてみっともないと思っていたが、多分これは母の料理の印象が原因なのだと気がついた。

母は時々ひじきを大量に煮たりしていたが、その匂いで頭が痛くなったこともあった。

だんなはけんちん汁を少し食べたらしいが、悪いけど残すと言っていた。

だんなはほとんど好き嫌いがなく、食べ過ぎと思うくらい何でもよく食べるのだが…

けんちん汁の前には混ぜご飯を作って来てくれたのだが、こちらはすっぱかったらしい。ちらし寿司か何かの間違いだったのだろうか。

けんちん汁は捨てるにはもったいない程の量なので、汁を全部ながして水で3回ほど煮なおして、息子に食べさせることにした。

味を薄めたし、息子はまだ食べ物のこだわりが発達していないらしく、文句も言わずに食べている。