晩御飯はこちらのパブへ。

スパイツというニュージーランドビールメーカー直営のパブ、その名も『スパイツエールハウス』。

天気も良く気温も快適だったので、店員に声をかけテラス席をリクエストすると、お好きなところにお座りくださいとのこと。

街を行き交う人が見れるベストポジションを確保しメニューに目を通す。

日中のやや暑いくらいの気温が和らいで、テラス席が心地よい。
オーダーしたのはラム肉のステーキ。

ステーキと聞くとアメリカで食べるあのバカでかステーキを思い出してしまうので少し躊躇したのだけど、

多過ぎず少な過ぎず、極めて人間的な、ちょうど良い量だったので安心する。

アメリカで食べる、あの残ったものをドギーバッグとかで持ち帰ること前提の、バカみたいな量のステーキってちょっと苦手なんですよ。
つけあわせの野菜も適度な味付けがされていて、美味しい。  

肝心のラム肉も、オークランドで食べたちょっと柔らかめの食感のものではなく、

部位そのものが違うのか、しっかりとした噛みごたえと弾力、そして噛むたびにラム特有の香りが鼻に抜け、これはこれでまた美味しい。

スパイツ直営のお店らしく、沢山の種類のビールを飲み比べることができるこのお店。

ラガーにエール、ピルスナーにサイダー。

こんなにもあると是非一杯くらい飲んでみたいのだけど、基本下戸なのでやめ。

こんなとき『お酒が強かったらなあ』とふと思う。

いい感じにお腹が膨れ、日も落ちて暗くなってくる。

同時に気温も下がってきて、さっきまで気持ちが良かったテラス席では少し寒いくらいになってきた。

そろそろホテルに戻るとするか。