週末、例のルブランE♭クラリネット、LLモデル をお願いしている サウンドミュージック管楽器の秡川氏から連絡がありました。 それによると。。。。



朝顔縁輪以外、金属部分は全て木管部から外してメッキ浮き修理して再メッキになります。
朝顔縁輪に付いては外れそうもありませんので磨くだけになります。
キーに付いては、修理にどの程度時間が掛るのか調べる為、何個か修理してみました。


添付写真参照
添付した写真以外にも数個修理してみましたが、銀メッキの下にニッケルメッキその
下に銅メッキと3層にメッキされています。
厄介なのはニッケルメッキです。
ニッケルメッキはヤスリが掛らないくらいに硬いためすごく時間が掛かる事と、

ヤスリが掛けられない様な細かい所が、羽布で磨いたとき段に成ってしまいます。
綺麗に修理するためにはニッケルメッキを剥離する必要があります。
ニッケルメッキの剥離は外注(メッキ工房)に出してやっていただきました。


との事でしたが、サンプリングでオーバーホールされた(銀メッキ除く)キーを見ててたら。。。


ビックリ!の一言です。


あー、やっぱ職人さんにお願いしてよかった!の一言です。


あと、いろいろと問題があるようなのですが、継続してオーバーホール作業にあたっていただけるとの事です。 楽しいなにひひ


それらの金属部分が再メッキされたら画像を送っていただけそうなので心待ちです。


ゲイのブログ

今日は表記のモデルについて、 このモデルは10年くらい前に入手しましたが、先だって入手したエスクラとと同じモデルです。 


スペックですが、


調子= Bb

17キイ6リング・ベーム式    

管体=最高級グラナディラ  

キイ=洋白鍛造銀メッキ 

In-line Jump trill keys,  separate post mountings for the trill keys C#-G# key and Ab-Eb key

芯金・ネジ類=ステンレススチール

針バネ・板バネ=硬質鋼    


シリアル番号 秘密ラブラブ!


解説:

名クラリネット設計者であるレオン・ルブランが設計製作した限定モデルです。

ルブランが買収される前の純フランス時代の名モデルです。ルブランのクラリネットは、

材料の木の木目が美しく、特殊操作キーも工夫がこらされています。

同時代のL7モデルの持ち替えにとカタログ表記されとりました。


ゲイのブログ-Leblanc 1186S  LLモデル 

どっかに”A管”落ちてないかなあ~~~~べーっだ!

ルブランE♭クラリネット、LLモデルというのを入手しましたラブラブ!


ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ルブラン社のフランス工場は数年前(かなり前ですが)に火災で工場が全焼し、現会社(後日述べますが)に合併吸収されてしまいました。


旧ルブラン製品はハーモニー楽器のラインアップが豊富で、クランポン、セルマー等と同等なメーカーでした。


さて、問題のE♭クラですが、中古で ”ジャンク”ということで格安で購入しましたが、届いてみたら、木管事態にはダメージは無く、割れ、欠けも無いものでした。が、キーなど金属部分の腐食が進んでおり、通常に使用するのは問題がありました。

そこで、わたしがいつも修理などをお願いしている静岡県のサウンドミュージック管楽器さんにオーバーホールと合わせてキーなど全ての金属パーツの再メッキ依頼を行いました。


納期は約2ヶ月とのこと。 届くのが待ち遠しいです。


あははは



ゲイのブログ-ルブランE♭クラリネット、LLモデル5

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