No.1902 【ウレぴあ総研】女優・前田敦子の“品定め” (他あっちゃん小ネタ) | あっちゃんとファンの架け橋~あつ王子のファースト・ラビットを追って~

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ウレぴあ総研さんが

女優・前田敦子を分析してくれています♪


あっちゃんの新たな可能性とは…








5月4日に放映された前田敦子主演の連続ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』第3話が平均視聴率3.6%を記録した。

これは昨年10月にスタートしたTBSの深夜枠「テッペン!水ドラ!!」としては最高の数字。2.1%でスタートした『毒島』だが、第2話で2.3%に。ここにきて一気に急上昇した。
 

「深夜の昼ドラ」を標榜し、「ドロドロの恋愛劇」になることが予告されている本作だが、スキャンダラスというより、純粋に良質のドラマである。

駆け出しの政治記者である主人公は、家庭環境が原因で恋愛に関してはあえて二股を選択しつづける女性。

つまり、根本的には男性不信でありながら、「裏切られる前に、あらかじめ裏切る」という矛盾を抱えて生きている。

キャリアに邁進するわけでもなく、恋愛に依存するわけでもない。

むしろ、仕事と恋の両輪を、いかに回転させていくか。世の多くの独身(に限らないかもしれないが)OLにとっての大命題を、ポップなタッチで、ときにファンシーな描写も交えつつ、シリアスに傾きすぎないバランスで、しかし、真面目に丁寧に描いている。

そう、一見、アンバランスに映るヒロイン像は薬味としてのデフォルメにすぎず、本質的には等身大の「わたしたち」の生と性が見つめられているのだ。

すなわち、これは、いい意味で「普通」のドラマだ。
 

前田敦子という女優は、『マジすか学園』(第1シリーズ/2010年)や『Q10』(2010年)など幾つかの例外はあるものの、基本的には連ドラよりも映画と相性が良かった。

AKB48を卒業した2012年以降、彼女は山下敦弘、中田秀夫、黒沢清、三池崇史、廣木隆一、堤幸彦といった人気監督たちの作品に出演。唯一無二の演技表現をスクリーンで披露している。





演じているときの彼女には独特の存在感があり、だからこそ「普通」の役はフィットしなかった。詳細は省くが、代表作『もらとりあむタマ子』を筆頭に、彼女の出演映画に「普通」の役はほとんどない。

たとえ「普通」のヒロインを演じても、たとえば『イニシエーション・ラブ』のように、その「普通」はギミックと裏表の関係にあり、反転する運命にあった。逆に言えば、映画とはそうしたメディアでもある。「日常」よりは「非日常」を志向するのが映画なのだ。

対して、TVドラマは「日常」に向かう。

そこで描かれる「日常」を支えるのは「普通」のキャラクターたちである。前田敦子もドラマの場合は、「普通」の役にキャスティングされ、「日常」からはぐれない芝居を求められてきた。私見だが、それでは彼女の個性は活きない。

『マジすか学園』はAKBドラマであり、その中で「前田敦子」という役を演じることに意味があるメタフィクショナルな武闘ものだったから良かった。また『Q10』で演じたのはロボットだから良かったのだ。





典型的なヒロインを巧妙に「普通」に演じることができる女優なら他にいくらでもいる。前田にそれを要求しても意味はない。そう考えていたが、『毒島ゆり子のせきらら日記』を観て目から鱗が落ちた。こういうかたちであれば、彼女は「普通」が演じられるし、彼女の演技上の個性も活きる。前田敦子なりの「普通」が、この作品には出現している。
 

常時、二股。確かに「普通」の女性主人公ではない。

だが、奔放なわけでも淫乱なわけでもなく、毒島は己に課したルールの下にそうしている。このルールに、このキャラクターの「普通」があらわれている。交際開始するとき相手に、自分が二股していることを告げること。そして、不倫はしない。

このふたつが、毒島なりの恋愛ルールである。
 

不倫をしないのは、かつて父親の不倫によって、自分と母親が傷ついたからだが(その禁を犯して、新井浩文扮する意中の相手に深入りしていくことが今回の物語の肝になる)、こうしたある種の生真面目さが、二股を隠さないという通常では考えにくいルール(だが、これがあることによって、このドラマはファンタジーの様相も呈している)につながっていくキャラクターを、前田は「普通」に演じている。

周囲から見れば、それはないよ、と思われるようなことも、本人にとっては大真面目な掟。

けれど、考えてみれば、「わたしたち」もまた恋愛に限らず、そうした思い込みのルールを自分の人生に課しているのではないか。ルールという「縛り」によって、なんとかバランスをとっているのではないか。

回を重ねるごとに、最初は突飛に見えた主人公が、どんどん「普通」に思えてくる。

毒島は、行きつけの喫茶店でクロワッサンをどう食べるかで、相手の男性を「品定め」するが、同じように視聴者も毒島を「品定め」していく。

毒島のモノローグによって展開するだけに、その「覗き見」感覚はスリリングだ。これは30分という枠だからこそ可能になった「実験」であり、この「実験」によって、前田の新たな可能性「普通」も見えてきた。

ドラマと並行するかたちで、女優、前田敦子を「品定め」していきたい。






ウレぴあ総研さん ありがとうございました♪

あっちゃんの品定め 是非これからも継続してくださいな!

前田敦子 推して間違いない女優でっせ!!

キッパリ
☆-( ^-゚)v









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