時は、5年前に遡る。

会社のゴルフ仲間たちとのラウンドがめっきり少なくなった。

みんな、忙しくしており、示し合わせて平日に休暇を頂くことが困難となってきた。

このため、仲間たちとは、土日の河川敷が精一杯である。

そんなある日。
休日出勤の代休を取らなくてはならなくなり、平日に休むことになったのだが、ゴルフに付き合ってくれそうな人はいない。

用事のない休暇は、家でゴロゴロするのが目に見えている。

なんとももったいない余暇の過ごし方であろうか。

なんとかゴルフができないものかと思案する。

そこで、「ひとり予約」である。

使ったことはないが、そういうサイト、仕組みがあることは、なんとなく耳にしていた。

3人でエントリーし、空きが1人あるので、そこに組み合わされる。というのは、自身の稚拙な技術を鑑みると心理的に負担が大きい。

が、しかし、この「ひとり予約」という仕組みは、ひとりでエントリーした者同士が組み合わせとなるので、基本、全員が初対面ということになる。

となると、前述している心理的負担は、いくらか軽減されることになる。

代休となる日を指定して検索してみると、結構な数の検索結果が現れた。

そんなひとつに「かさぎゴルフ倶楽部」も候補に上がった。

このコース、足を運ぶ機会は少ないものの、以前から、お気に入りのゴルフ場である。

早速、エントリーしてみることにした。
先にエントリーしている方は、60歳代の男性で腕前は、80〜90、次に50歳代の女性で90〜100、とのこと。さらにもうひとりエントリーされていた。

自身は、50歳代の男性、腕前は90〜100。でエントリーした。

色々なサイトを見て、ひとり予約の雰囲気を探るが、未経験を埋めるものにはならない。

行く前から、緊張と気負いがハートを包み込んでいる。

ルールとマナーさえ、しっかりしていれば大丈夫。自身に言い聞かせ、当日を迎えた。

10月快晴。
冷んやりした空気に包まれた朝。
打ってつけのゴルフ日和となった。

(すんません、つづきはまた今度に)