花鹿乃芸亭。

はなしかのうんてい。と、読む。

奈良出身の桂文鹿さんの定例落語会。
会場は、「奈良図書情報館」で奈良で1番新しい図書館。

子供の頃から落語は好きであったが、テレビで観る程度。
枝雀さんがご存命の頃の「枝雀寄席」を観ていた程度。
寄席に足を運ぶほどではない。

ある日のこと、図書館に本を借りに行ったとき、「図書館寄席」なるものをやっていることを知る。

木戸銭が千円と破格値。

足を運んでみた。


2ヶ月に1回のペースで、もう48回も開催されていた。

この日は、桂かい枝さん、林家菊丸さん、桂三若さん、桂文鹿さんの四人会。

皆さん、芸歴25年の同期だそうです。

文鹿さんは、「後家馬子」。
文鹿さんもあまりしないネタだそうです。
後家さんが惚れた馬喰と、我が子より可愛いお孫さん。
馬子と孫をかけた落ちは、秀逸でした。

かい枝さんは、創作落語で、「おとなのテスト」。契約するのに試験を受けないと契約しない。というもの。試験に合格すべく頑張るのだが。かい枝さんの軽妙な話術で、引き込まれていきます。

菊丸さんは、「一文笛」。
正統派古典落語の話しっぷり。
これまた、菊丸さんの世界に引き込まれていき、噺に感情移入させられました。

三若さんのネタは、「夢の続き」。
寝て起きるとタイムスリップしたかのように、自分の人生を行ったり来たり。
師匠の三枝さんの創作落語といった印象。お弟子さんなので似てくるのでしょうね。