一昨日の日曜日に最終日を迎えたJJGTオーストラリアヒルズ国際ジュニアジャパンオープン。
初日、2日と強風だった真名カントリークラブゲーリープレーヤーコース。
一転して、穏やかな天気。
最終日はスコアが伸びそうだと思いながら会場入り。
相変わらずの暗闇。
練習は早めに取り組みたいと、闇の中で打撃。
ボール見えないなあ。
かえって感覚が鋭くなっていいのかな?
60球を打ち、パッティング練習へ。
今日も会社の同僚登場。
ありがたいなあ。いくらゴルフ好きとはいえ、他人の子供のゴルフに連日早朝から来てくれるとは・・・。
さて、3日目、最終日。
総合優勝は遠いところにあるので、まだ手の届くところにある5打差のカテゴリ優勝を狙うという息子。
でも、トップは強敵。今年の東北ジュニアゴルフ選手権競技〈男子11歳以下の部〉を制したゆうだいくんです。
その名のとおり、大きな体でスケールの大きいゴルフです。
スタートホールから気合十分。
フェアウエイに置いて、バーディーチャンスを作りました。
4メートルくらいかな。惜しくも入らず。
ゆうだいくんはピンチを迎えましたが、長いパーパットをしっかり決めました。
やるなあ。
序盤から緊張感溢れる雰囲気。
スコアラーでつきましたが、遠くから見守りながら、静かな闘志を二人に感じます。
2番、まだ緊張しているのか、二人とも左へ。
とはいえ、レイアウト的には左からが狙いやすいホール。
悪くないマネジメントです。
セカンドをフェアウエイに置いた息子。
ゆうだいくんがまたもやピンチを迎えましたが、しっかりパターを決めてボギーでしのぎます。
息子は絶好のバーディーチャンスからショートパットを外して3パットのボギー。
これは・・・この2日間ではまずいパターンだ・・・が・・・表情がこれまでと違います。
結果を受け止め、前を向いている様子。
3番ショート。二人とも長い距離を残しますが、2パットと3パット。
4打差に詰まります。
4番ミドル。375ヤードと小学生には長めのホール。
二人ともパーパットが惜しくも入らず。ボギー。
5番ミドル。右の崖を越えていく勇気の必要なホール。
FWを捉えた息子のドライバーショット。
セカンドをしっかり寄せたかったけど、大きく右へ。
左足下がりのアプローチを残します。
ピンチを迎えたアプローチ。
うまく打ったようにも見えましたが、距離を出し切れずチッピングの距離を残します。
10メートルほど。
ピンを抜いて狙いに行く姿勢を見せます。
集中して放った打球は、吸い込まれるようにカップへ。
チップインパー。
ティーショットを右に曲げたしまったゆうだいくんと1打縮まります。
6番打ち下ろしのショート。
ゆうだいくんがアプローチの技を見せ、パーセーブ。
息子もロングパットを2パットで収め、パー。
7番、ロングホール。
二人ともバーディーチャンスにつけます。
3打目はUTとウエッジという差があり、それぞれのゴルフでそれぞれの見せ場を作っています。
二人とも2パットのパー。
8番、短いミドル。
息子、狙い通りのフェアウエイ左サイド。
が、しかし、ディボットへ。きっちりボールにコンタクトしたように見えましたが、ギリギリ手前のマウンドで跳ねて寄らず。あと1ヤード先に落ちれば寄ったのになあ・・・。
結局、寄せワンのパー。
ゆうだいくん、刻もうとしたウッドが右へ。リカバリーに苦戦するライでピンチを迎えますが、ここも長いボギーパットをしっかり決めてきます。
いい戦いだなあ。ここで、2打差です。
9番、前半の最終ホール。
打ち上げの続くミドルホールですが、ゆうだいくんのティーショットが飛びます。
息子のはるか60ヤード先。すごい!
セカンドをバンカーに入れた息子。
寄せたいところが少し手前に。
2パットのボギー。
ゆうだいくん、セカンドショットをピン手前1.5メートルへ。
前半、この組唯一のバーディーを決めて再び4打差。
ありがたいことに、今回、スループレーでした。
お昼をはさまずに、そのまま後半続行。
10番、ショート。
緊張感が増していく後半戦。同じ組の3人が、珍しく揃ってミス。
グリーンを捉えられません。
アプローチを寄せた息子がパー。
苦戦したゆうだいくんがダボ。
11番、ここも短いミドルホール。
フェアウエイから無難なパーセーブの息子。
ゆうだいくん、ここも刻んだウッドが右へ。
見事なリカバリーでカムバック。3打目をしっかり寄せてパーセーブです。
12番、名物の赤土が広がるショートホール。
緊張している中、ここも二人そろってミス。
右と左にそれぞれ外します。
乗せて2パットのボギー。
13番ミドル。
ドライバーで息子がきっちり打った球をFWで悠々と超えていくゆうだいくんのティーショット。
ポテンシャルすごいなあ。
残り、110ヤードほどの打ち上げ。
9アイアンでライン出した息子の球はピンそば2メートル。
今日初のバーディーを決めて、1打差に詰めます。
14番、ロングと言いながら367ヤード。短い。
ゆうだいくんがここでビッグドライブ。
セカンドは丁度エッジまで100ヤードのポイントの横。
飛んでるなあ。
二人とも2オンしてイーグルパット。
無難に2パットで収めて二人ともバーディーです。
15番もロング。ここも短め。413ヤード。
サードショットをピン横80cmに寄せた息子。
緊張感がいい具合に作用し始めたかな?
ゆうだいくんも同じ位置へアプローチ、息子のボールに当たったところで止まりました。
互角の勝負。
二人ともバーディーです。
16番ショートホール。
右に外した息子。ゆうだいくんは4メートルのバーディーチャンスへ。
絶対寄せたいアプローチ・・・ちょっと手前から入って寄り切らず。3メートル残します。
先に打ったゆうだいくん、キッチリ決めに行きましたが少しオーバー。
息子、決めないと今日は勝てないと思ってる感じが体から出てます。。。
ちょっと読みすぎて右を抜け、万事休すか・・・。
ゆうだいくん、見るほうも緊張するパーパット・・・外してしまい、二人ともボギー。
17番ミドル。
ティーショットを右に出した息子。なんとか木に当たって落ちてきます。
ゆうだいくんはきっちりフェアウエイキープ。
セカンドショット、グリーン手前にショートした息子。ゆうだいくんもほぼ同じ位置へ。
アプローチ。20メートルほど、奥のピンに向かって寄せていきます。
息子、50cmへピッタリと寄せます。パーセーブ。
ゆうだいくん、寄せきれず、ボギー。
ここで、並びました。
もう、とてつもない緊張感。
たまらず息子はトイレへ。
18番、最終ホールはロング。
ティーショットは二人とも抜群のあたり。
この場面でよくこんな球打てるなあ・・・。
セカンドを刻んだ息子。残り60ヤード。
ゆうだいくん、セカンドをチャレンジ。ほぼ成功してグリーンエッジへ。
息子のサードショットは、奥の傾斜を利用して、3メートルの位置へ。
ゆうだいくん、チッピングを突っ込み切れず、8メートル残します。
先にバーディーパットを打ったゆうだいくん。
勇気をもってトライした球はカップをかすめて2メートルオーバー。
息子、バーディーパット。
決めれば勝利が決定するパットをショート・・・。
チキン・・・。
最後はゆうだいくんのパーパットがカップ間際で切れて1打差。
こんなプレーを間近で見せてもらって、二人には感謝です。
それぞれそこまで調子の良くない中、グリーンも少し重めで読みづらい中、一生懸命プレーする様子は本当に感動モノでした。
ゆうだいくん、きっと今回は不本意だろうけど、今後練習して圧倒的に強くなっていく感じがします。
飛ぶだけじゃなく、繊細なショートゲームの感覚も持ってそうに見えました。
スコアラーつけてよかったなあ。
これからもゆうだいくんとは各地でご一緒しそうなので楽しみです。
よろしくお願いします。
終了後、プレー自体に、納得のいかない息子はパター練習。
ショットもジョイバードさんにお世話になってたっぷりやりました。
今回は前日までとボールに書く文字を変えていたようです。
ラウンド後なので消えかかってますが、「自分を信じて」「感謝」と書いてありました。
2番の3パットを耐えられたのも、この辺の準備が効いたのかなあ。
カテゴリトップのスピーチ、ちょっとこなれてきたかな?
参加者は少なめでしたが、出場できて本当によかったです。
JJGTのみなさん、スループレーさせていただいた真名カントリーの皆さんに感謝。
一緒に気持ちよくプレーさせていただいたプレーヤーの皆さんにも感謝です。
MVPのオールトラリア留学の表彰を見て、来年も参加しようかなと思う親子でした。