久しぶりに | 断片の集積

断片の集積

日々の断片を記憶に残すために集積する



主にポルトガルでの生活について

久しぶりにブログを書く。今週末は課題に追われていて何もできなかった。そして今日、印刷して持っていったら「今日はまだ提出日じゃない」といわれる。いつ変った?先週末は今日だって言っていたじゃないか。まあ、うけいれよう。仕方ないしやったことは無駄にならないから。唯一悔いが残るといえば印刷してしまったこと(前も書いたと思うがこっちは印刷代がばかにならない)と睡眠時間が削られたことか。

今日とりあえず作って持っていったことで周りの学生からいろいろアドバイスをもらうことができたし、先生と話して今後何をすればよいかも分かった。何をすればよいかというと、まず、もっと深く細かくモニュメンタルエリアについて分析しなければならないということ。モニュメントの分析ではなくてモニュメンタルエリアの分析をしろと。モニュメンタルエリアにあるものすべてがモニュメントなわけではない。いくつかのモニュメントによってモニュメンタルエリアは形成されているが、そこにはモニュメンタルエリアを形成する他の機能や空間的特徴、デザインがあるはずで、モニュメントに付随してどういう機能があることで、どういう空間があることでそこがモニュメンタルエリアになりえているのかを分析しろということ。これはかなり大事なこと。でも、いろいろ考えているとモニュメンタルエリアって何?っていう当たり前の疑問にぶつかる。自分の中でまだはっきりとした答えを出せていない。そこが自分の中で定義できれば道はだいぶ開ける気がする。今日の提出を機にどんどん課題のスピードが上がっていくような気がしていたんだけれど、周りを見るとどうもそうでもない様子。ということはまだまだ迷っている暇があるということだから大いに悩もう。


課題の話はそれくらいにして今日は書かなきゃいけないことがある。 それはもちろんサッカーのこと。先にも書いたが今週末は課題に追われていて金・土・日で唯一外出したのが土曜の夜の大事な大事なW杯予選、プレーオフ第一戦。対ボスニア・ヘルツェゴビナ。結果は1-0でポルトガルの勝利。とりあえずよかった。でも、試合内容は決してほめられたものじゃない。前半の35分ごろまでは早い時間で先制点も取り、ボールもよく回るし、ゲームをほぼポルトガルが支配していて「これは事故が起きない限り負けることはないな」と思っていた。しかし、前半終了間際10分くらいはポルトガルの集中が切れ危ない場面が続いた。それでも、試合の中ではそういう場面は必ず訪れるものだと割り切れるくらいの危険さで、それほど心配はしていなかった。

しかし、後半30分過ぎからナニ、デコ、シマオ・サブロサと中心選手を立て続けに変え(ナニはともかくデコとシマオの交代は意味がわからなかった。こういうことをしているから監督が非難されるのだ)、その結果ボールのおさまりどころを失ったポルトガルは残り7分程度をボスニアに支配され、何度も決定機を作られた。最大のピンチは後半終了間側に訪れ、右からのクロスをどフリーであわされ、シュートがクロスバーにあたった場面。そのこぼれ球をまた別の選手にどフリーで詰められ、そのシュートもポストを直撃した。なぜあそこまでディフェンスが混乱に陥り、後手に回ったのかわからないが、それ以上に2本のシュートがゴールポストと悲しい口ずけを交わしたことののほうが不思議だ。本当にポルトガルのゴールが何かしらの強い力によって守られていたとしか思えない。


冷静に振り返ると、前半のようにボールを動かしゲームを支配することができれば第二戦もそこまで心配することはないと思う。しかし、終了間際の混乱の陥り方は異常だったし、試合の最後がそういう状態で終わったということがファンに強い不安を残す結果となった。少なくとも僕は第二戦がすごく不安な気持ちになりながら帰途についた。第一戦の勝利、しかもホームで無失点での勝利ということで普通に考えればW杯出場に大きく近づいたと言えるのだろうけれど、あの戦いぶりをみると第二戦逆転でのボスニアの出場という可能性も大いにあると思う。そうならないことを切に願うが。


それから個人的な意見だけれど、やっぱりワントップをリエゾンに任せるのは不可能だと思う。ボールが全くおさまらないし、おさめようとすると体格で勝るボスニアディフェンスに簡単につぶされるのだから簡単にはたけば良いのにそれもできない。もちろんボールがおさまらなくともインザーギのようにそれを補って余りある得点感覚を持っていれば別だが、そんなものも備えていない。この試合も何度かナニから絶妙な、斜めにゴールに向かいながらもカーブがかかりマイナスに戻ってくる、スピードの速い、本当に絶妙なクロスが入ってきたのにディフェンスに体を抑えられて触れることすらできなかった。リエゾンのディフェンスを振り切る動きだしに合わせてドンピシャのタイミング、位置に出しているのに触ることすらできない。あれじゃあサイドアタッカーも出しようがないだろ。

それからラウル・メイレレスもそんなによくはない。ボールは収まるけれど、パッサーとしての資質に優れていない。特に速攻に対応できない。カウンターのチャンスでシマオが出しやすいように自分でスペースを作って斜めに走りだすのにそこにスルーパスが出せない。メイレレスを経由するとリズムが悪い意味で落ち着いてしまう。今のポルトガルにはスルーパスを出せる選手がいない。デコも一時ほどの切れはないように思う。ポルトガルというとどうしてもルイコスタのどうやって感じ取っているのかわからない、針の穴を通すようなスルーパスをイメージしてしまって、それと比較しちゃいけないことは分かっているんだけど。

ぺぺはさすがレアルでプレーしているだけあって、安定感もあるし存在感もあるけれど、ぺぺとの組み合わせでもう一人ボールを動かせるボランチがいたら最高なんだが。前回ハンガリー戦を観に行ったときはぺぺは出ておらず、ペドロ・メンデスがボランチで出ていたのだが、ペドロ・メンデスはなかなか良かった。まさにチームの潤滑油になっていたと思う。俺が監督だったら中盤はぺぺ、ペドロ・メンデス、デコ、シマオ・サブロサ、ロナウド(ナニ)かな。いずれにしろ、早くロナウドにはけがを治して戻ってきてほしい。今のポルトガルを見ていてデンジャラスだと感じる選手、何かを起こしてくれるんじゃないかとわくわくさせる選手がシマオ・サブロサ(と、まあ、時によってナニも。でもナニは空回ってしまうこともある)しかいない。


長くなってしまった。サッカーのこと話しだすと言いたいことがたくさんあって止められなくなる。


そういえば研究室の友達から久しぶりにメールが来た。なにやら、僕が発ってからいろいろな変化があり、彼も頑張っている様子。負けないようにしなければ。


それから、twitterはしませんよ。いろんなものをそぎ落としていかなければならないと思っているし、余計なものに縛られたくないので。そもそも僕は携帯すら必要ないとずっと思っていたのに今じゃメールがないとやっていけない、怖い。ブログだってコミュニケーションツールというつもりでやっているわけじゃない。あくまで日記というつもりでやっている。そこのところをはっきりさせておかなければ。そのうえで、読んでくれている人がいるというのはとてもうれしいです。


なんだか最近、読まれることを前提に書いていた気がする。これからは自分のために、あくまでも自分のために書いていこう。


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ルススタジアム、キックオフ直後。


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試合終了後。センターサークル内で喜び合うポルトガルの選手達とファンへのあいさつへ向かうボスニア・ヘルツェゴビナの選手達。