政局の混迷を懸念され東京株式市場は積極的な買いが手控えられ方向感に乏しい展開が続きました。商いも低調で出来高は15億株となかなか回復の兆しがでてこない感じです。
国内外投資家とも見送りムードを強めていることで、物色の方向性は定まらず、個人投資家も気迷いムードが強まっている感じです。なかなか相場のテーマが見つからない現状で再度注目を集めると考えられるのは再編がらみの銘柄ではないでしょうか。
昨日ヤマダ電機が既存80店舗の拡張に乗り出し今後5年かけて売り場面積を2倍に広げ家電以外の生活雑貨、家具などの品揃えも引き上げると報じられたことで、今後ホ-ムセンターなどに対する再編機運が高まるとみる向きが増えてきています。
ホームセンター再編で注目される銘柄としてフィスコでは
●ダイユーエイト(2662)
●住生活G(5938)
●ダイヤ通商(7462)
●ケーヨー(8168)
●コメリ(8218)
●ジュンテンドー(9835)
●ナカイ(9864)
●セキチュー(9976)
●DCM(3050)
●サンワド(7430)
●ハンズマン(7636)
●島忠(8184)
●Olympic(8289)
●くろがねや(9855)
●カンセキ(9903)
を挙げています。
ホームセンターなど小売業に留まらず現状PBRが1倍割れの銘柄が続出していますので
M&Aの対象となる銘柄はごろごろしています。
国内外投資家の目は、純資産以下の水準まで株価が売り込まれた日本の企業に向ってくると思われます。企業の再編は、今後の大きなテーマとなりそうです。