東証1部市場の売買代金が、5兆2673億円と過去最高、出来高も38億1044万株と今年最高の出来高となるなど夏休みで市場参加者が少ないなか大商いとなりました。
市場では原油先物など商品先物で多額の損失をかかえた大手のヘッジファンドが利益の出ているポジションを解消して損失を穴埋めする動きから日本株のポジションを減らしているとの見方が出ていました。
確かに本日の個別銘柄の動きを見ると、売りポジションの解消、買いポジションの解消で大口の売り買いが出ていたのでは思われる銘柄が散見されました。
●小森コーポ(6349)寄付き2645円、10:04に安値2330円(前日比360円安)まで売られ引けは2675円(前日比15円安)まで戻しています。
●日立電線(5812)寄付き681円、10:00に安値610円(前日比81円安)まで売られ引けは665円(前日比26円安)まで戻しています。
逆の動きでは●キッセイ薬品(4547)寄付き2250円、10:02に高値2610円(前日比385円高)まで買われ引けは2270円(前日比45円高)まで売られて取引を終えています。
3銘柄ともザラ場に好悪材料が出たわけでもなく、ここまで大きく売られたり、買われたりする要因はなさそうですが大きく上下にフレています。
これは、大量の買いポジションを売ったり、売りポジションを買い戻したり下のではないかと推測されます。需給関係が崩れた寄付き後急落し大口の売り注文がなくなった後は本来の株価に戻ったものと考えられます。
今回、米サブプライム住宅ローンでも多額の損失をかかえたヘッジファンドがあるといわれており、本日のような波乱相場が起こる可能性はまだ残っている感じがします。
このフレをうまく利用して収益をえていくのはひとつの投資戦術と思われますが、この荒いに動きに翻弄されて安値を売り高値を買うことのないように注意したいところです。