米国市場でNYダウが286ドル高と急反発し先週末の下落幅を1日で埋める急伸となったものの東京株式市場は寄り付きこそ堅調な動きとなりましたが、先物の買い戻しが中心で実需買いが乏しく終日上値の重い展開となりました。商いも盛り上がらず売買代金はやっと3兆円にのせる低調な商いに留まりました。
寄り付き前の外国人投資家が連日大幅売り越しとなっていることに加え、個人投資家の信用取引の預託状況が悪化(松井証券の信用取引の評価損率は13%まで悪化)しており買い手不在の状況が続いている感じです。
本日引け後に8月3日申込現在の3市場信用取引現在高が発表されましたが、金額ベースで
売り残 1兆3830億2700万円(前週比509億600万円減)
買い残 4兆3805億3800万円(前週比493億2900万円増)
貸借倍率は3.09倍と前週から悪化しています。
3市場の信用取引残高をみると先週の下落局面で買い残が増加、売り残が減少しておりあまりよい状況とはいえない感じです。
下落局面で短期資金が早めに見切売りをすることによって、買い残が減少すると信用取引の買い方の整理が早くつくことで株式相場の反転も早いのですが今回は、買い方が保有したままの状況で、戻りが悪いともう一段売ってくる可能性もありそうです。
信用取引の買い方の動きには注意しておきたいところです。
(日々の状況は日証金が発表していますので、ご参考まで)