米国市場が落ち着きを取り戻してきたことから東京株式市場も買い先行の始まりとなり日経平均は一時52週移動平均線(17043円)を奪回し17100円台まで買われましたが、引けは4円安と、押し戻されて取引を終えました。名実伴に8月相場入りとなってから3兆円台後半まで回復していた売買代金は再び3兆1000億円台まで落ち込みました。主要企業の四半期決算の発表もピークを超えた感じですが、なかなか商いが盛り上がらず上値の重い展開が続いています。
中国の好景気を背景にした素材株・建機株や、商品市況の高騰を背景とした非鉄・商社株など、ここから日経平均が20000円を超え上値を追っていくとすれば、上昇相場を牽引する銘柄として引き続き脚光を浴びる可能性はありそうですが、ここまで一本調子の上昇が続いていただけに、値幅・日柄とも多少調整が必要な感じがします。
上記のような銘柄が調整局面入りするなか、新興市場の小型株にも資金が向ってきそうです。
マザーズで売買代金トップの●DeNA(2432)の動きを見ると、ここまで相場を引っ張ってきた大型鉄鋼株などの動きを見ているようです。連日高値を更新しテクニカルに過熱感が出てきているにもかかわれずそれを無視して上昇しています。主力株が調整するとすれば第2、第3の●DeNA(2432)が新興市場に登場してくるのではないでしょうか。
物色に手ずまり感が出てきているだけに、新たなテーマ株・材料株が欲しいところです。