売られ過ぎの新興市場の小型株が急反発、●エヌピーシー(6255)などストップ高の銘柄が
散見されました。新興市場もやっと売られ過ぎ銘柄を物色しようとする資金が流れてきた感じ
です。
そこで本日は、先週取材した●エヌ・ピー・シー(東証マザーズ6255)についてコメントしたい
と思います。
19日に本社に訪問し、先方隣社長、佐藤取締役太陽電池事業本部副本部長に
約1時間いただき説明をお聞きしました。
●エヌピーシーは今月株式を公開したばかりですが、その会社内容には目を見張るものが
ありました。同社は太陽電池製造装置の製造販売を手がけていますが、太陽電池の製造
過程にはシリコンウェハーから光を受けて発光するセルという素材を製造するセル工程と、
そのセルをソーラーパネルとしてモジュール化するモジュール工程に分けられますが、
同社はモジュール工程における各種製造装置、および一貫製造ラインを提供しています
。その技術は世界各国で認められ、世界の市場シェアの約4割を握っています。
その真空包装機の製造から培った技術力の高さはさることながら、同社の社長を
中心とした経営陣の考え方に大きく感銘を受けました。
それは、彼らの「われわれがいなかったら太陽電池は存在していなかった」
という言葉に表現されています。今ではクリーンエネルギーという大きな題材を
背景に、急成長を続ける太陽電池市場ではあるが、彼らはそれが製品として流通する
前から研究を重ね製品化に成功していたのであります。
現在、世界で約190社ある太陽電池製造業者のうち140社が取引先であるその実績と
信頼性は同社の歴史からうなづけます。
それよりも、多くの経営者が自社の技術や利益率、市場戦略をアピールするケースは
多いものの、目を輝かせ自社にこれほどの自信を持つ社長は珍しく、非常に好感が
持てました。かねてから株価が上昇する条件として、市場の成長性とシェア・利益率の
確保が必要であると説いてきましたが、同社はその条件を十分兼ね備えていると思います
。このような会社に出会うと地道な企業訪問にも自信がわき、明日へのエネルギーを
もらうことが出来たような気がします。
来週以降、太陽電池関連の●アルバック(6728)にも取材したいと思っています。