11日の東京市場は、続落。
昨年10月30日以来、25日移動平均線(16869円)を2ヶ月半ぶりに割り込み、さらに調整色が強まっています。
日経平均が下げている理由として11月の安値から1700円と10%近く上昇し、上昇が止まったことでの利益確定の売りや明日のオプションSQや17日~18日銀金融政策決定会合を見極めたいと見送り気分が強まっていることなど、いろいろ取り沙汰されていますが、もうひとつ米国の暖冬で原油先物(WTI)が昨年11月の55.81ドルを昨日割り込み、54.02ドルと2004年10月高値55.17ドルを下回り急落しています。(下図参照)
昨年12月20日63.72ドルの高値を付けて年末年始を挟んで、155近い急落でヘッジファンドの損失も出ているはずで、このことも懸念した売りや損失補填の売却も入っていることも下げ要因と思われます。
日経平均も25日移動平均を割り込んできたことで目先、上値の重い展開となりそうです。
そのなか個別銘柄では、全体が軟調のなか●任天堂(7974)の賑わいが目立ちました。昨日、決算発表でニンテンドーDS、WIIの本体&ソフトが好調なことや輸出比率が高い銘柄で為替が10月13日以来の安値119円87銭と同水準まで円安が進んだことを材料に賑わっていました。
任天堂も中長期ではまだ上値余地はあるのでしょうが、ここから付くには、為替も2005年12月安値が121円と接近しており、買うなら押し目を待ちたい場面です。
また新興市場についても昨日の●アセットマネージャー(2337)の好決算を受け、久し振りに主力の不動産関連に買いが入っていましたが、買いが続かず一巡後は伸び悩む銘柄が続出、マザーズ指数は12/21から下値を切り下げ続けています。水準もタイミングも反転してもおかしくないのですが、コアとなる銘柄がなかなか出てきません。辛抱の場面が続きます。
【WTI 日足チャート】
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