連休明け9日の株式市場は、ソニーの急騰で幕が明けました。

ゴールドマンサックス証券が「追加構造改革への期待に加え、ゲーム事業に対する過度な悲観が遠のけば、株価バリュエーション面での割安感が再認識可能。」とし投資判断を引き上げたことや、有機ELの大画面液晶の開発に成功したとの報道や北米で「PS3」の出荷台数が昨年11月の発売から12月末で100万台に達したとの報道など久し振りに好材料が重なり、株価も低い位置であったことから国内外からの注文を集め、賑わっていました。


ソニーについては、昨年から注目している銘柄ですが、昨秋から「PS3」の出荷で十分な台数が間に合わないことやリチウム電池の回収問題など嫌気される材料が続出、週足チャートでは100週移動平均(2年間の株価平均値・下図ではピンクの線)の屈辱的な位置まで2度も売り込まれ、Wボトムを形成した後、やっと年明けに52週移動平均(1年間の株価平均値・青色の線)を回復、ここに来て上に放れてきた形となっています。先週の●日立(6501)同様に悪材料続出の企業も株価は、2008年/3期の決算を睨んだ動きが出てきた模様です。


今後の動きについては、価格別滞留出来高をみると、5500円を超えてくると厚みもやや薄い位置となりますが、ボリンジャバンド+3σが5734円、25日移動平均かい離率が12.54、RSIが80.85など株価水準は過熱してきており、下落はしないと思われるものの、目先この水準での日柄調整が欲しい場面と思われます。

その後、昨年4月の6200円の高値奪回も十分期待ができるのではないかと予想しています。


【ソニー週足チャート】


ソニー