昨夜の米国株安を受け、本日の東京株式市場、日経平均は小幅ながら3営業日ぶりに反落したものの、新興3市場はジャスダックが4営業日ぶりに反発し、マザーズは2日続伸、ヘラクレスは3日続伸と堅調な展開となりました。


徐々に下値が堅くなってきたことから不安心理が後退している感じがします。なかでも新興市場は、7月27日の安値から8月3日の高値までの上げ幅の3分の1押しをして、すかさず切り返し強い動きとなっています。8月3日は25日移動平均線に上値を押さえられ反落しましたが、今回再度同ラインを奪回に向けた動きとなっています。


そこで今日はこの移動平均のことについて書きたいと思います。

移動平均には、5日移動平均、25日移動平均、75日移動平均などあります。


移動平均とは、毎日の株価が出てくるとその期間で単純に期間で割った単純平均を出したものです。 この単純に割った過去の株価のデータと現在の株価を比較することが、意味のあることかというとそれはわかりません。


しかしながら多くの投資家が指標にしているためにこの移動平均の上に株価があるのかないのかということを意識しています。


下の図で簡単な5日移動平均を作っています。ピンク色はその日の終値が5日移動平均を上回ったケース、水色は逆に下回ったケースです。


5日間の平均値を株価が上回っているという場合、評価益となる日が多くなります。当然、単純平均とは言え、その期間の半数の人は利益になってきていることを意味します。当然、評価益が出ているわけですから利益確定の売りも出てきます。したがって移動平均を越えてくると出来高が膨らみます。=需給が改善されます。またその売りをこなしながら、株価が平均値の上にあるわけですから買いの需要が相当強いということもいえます。



その日を含めて過去5日間の株価を5で割る。

     
         
月日 株価 5日移動平均      
8月7日 100        
8月8日 99        
8月9日 104        
8月10日 103     その日を含めた過去5日間の評価  
8月11日 105 102.2 平均を上回る 評価益 8/7 8 9 10 8/7-8/11
8月14日 108 103.8 平均を上回る 評価益 8/8 9 10 11 8/8-8/14
8月15日 103 104.6 平均を下回る 評価益 なし 8/9-8/15
8月16日 105 104.8 平均を下回る 評価益 8/10 15 8/10-8/16
8月17日 108 105.8 平均を上回る 評価益 8/11 15 16 8/11-8/17


現在のように多くの移動平均線の下に株価がある場合、

5日移動平均→25日移動平均→75日移動平均と期間が長い移動平均を上回るほど=多くの投資家の損失が消えることを意味し、また移動平均が維持される=買いのニーズが多くなったことを意味します。


個人的にはトレンド系チャートでは、25日移動平均が基本線と考えています。

したがって株価が、この25日移動平均の上にあるのか下にあるのかは大きなポイントであると考えています。


新興3市場の中で特にヘラクレスが強く昨日25日移動平均線を奪回、本日は同ラインをサポートに18ポイント高と際立った動きとなってます。マザーズ、ジャスダックはまだ25日移動平均を抜けきれていませんが、新興市場のひとつでもこのラインを抜けてきていることは、やはり明るさが増してきていると考えています。


ヘラクレス


主な移動平均

短期

(日足)
5日移動平均  25日移動平均  

中期

(日足)

75日移動平均  100日移動平均

(週足)

13週移動平均(91日)

長期    

(日足)
200日移動平均


(週足)

26週移動平均(182日)
52週移動平均(364日)  


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