明日のオプションSQを控え、東京株式市場は前場先物に仕掛け的な売り買いが入いりました。日経平均は急落からの急反発、また後場は30年国債の入札が好調だったことから債券先物買い株式先物売りの裁定取引でさらに一転、急落するなど先物に振り回された1日でした。
落ち着かない相場に痺れを切らした個人投資家などが、後場投げ売りし年初来安値を更新した●ソフトバンク(9984)の動きが現在の相場展開を象徴しています。
●ソフトバンクについては、フシメの2160円を割ったことで、下値が出てきたと考えています。直近高値である
◇2004/4/5 5760円(分割後1920円)
◇2004/10/12 5430円(分割後 1810円)
◇2005/1/17 5140円(分割後 1713円)
辺りが下値のフシとなってくるのではないかと思います。というのもこのボックス相場の上限を抜けてから今回の相場が示現しています。下値のフシを割ってきたことで以前のボックスラインの上限が下値のめどになってくるのではないかと予想しています。
先述したように戻らない相場に嫌気がさしている個人投資家が、日に日に増えているような気がしています。そのため相場の戻りも若干時間を要するかも・・・と少し弱気の気分になっているのは事実です。
このところテクニカルからみて売られ過ぎと思われる水準からもう一段売られたり、オシレーター系の指標でも異常値が続いたりとテクニカル指標が当たらなくなってきています。換言すれば市場参加者が減ってきていることを意味しています。
マザーズ指数など新興市場のチャートをみると、一目均衡表の雲にきっちり上値を押さえられ反落しています。1ヵ月前にも最近あまり参考にされなくなった一目均衡表という風に書きましたが、これだけテクニカルが当らないと一目均衡表も一度見直す必要があるかなと思っています。
マザーズ指数のチャートで見ると今月前半の同雲の薄い水準を抜けずに反落したため本日まで7営業日続落となった感じです。この雲を抜くチャンスと思われた今月前半抜けなかったため約200ポイントの厚い雲が来月前半まで上値を覆う格好となっており、現状のエネルギーではこの雲を抜くのは難しそうです。来月前半まで上値の重い展開が続くことも覚悟しておいたほうがよさそうです。
半面、本日反発した●SUMCO(3436)は、雲がクロスするところでいっきに雲を抜いて上昇しており、まさに一目均衡表の通りに動いている感じです。
一目均衡表を改めてみてみると、今後の相場が見えてきそうです。
余談ですが、●アドウェイズ(2489)で誤発注を行ったT証券の買戻しは、すべて買い戻しが完了したという話が入ってきました。今後は自然体で動くでしょう。
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- 【参考図書】
上記の通り、低位に停滞する銘柄が後「どれくらいの時間で戻り始める」のかを、かなりの確率で示すのが「一目均衡表」と「遅行線」の関係です。株式チャートを読み解く上で、重要な基礎知識です。
- 佐々木英信
- 一目均衡表の研究
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