●停滞する本日の株式相場は、主要株価指数の下落こそ小幅に留まったものの、ソフトバンクの値下がりが中小型株全般に波及し、大幅安となる銘柄が続出しました。なかでも、ソフトバンクとの連動性が強いといわれる新興市場(特に、マザーズとヘラクレス)の銘柄に後場になり急落するモノが多くみられました。
●今回のソフトバンクの急落は、メリルリンチ日本証券が投資判断を引き下げたことがきっかけとなりました。下記のチャートを見ていただくとわかりますが、ソフトバンクは今年の2月に13週移動平均線を下回ってから同ラインを上値抵抗線とした下降トレンドが続いています。さらに、6月2日の急落で52週移動平均線をも割り込み、ここのところ上値の重い動きが続いていました。今週に入り一時は13週移動平均線奪回の動きを見せましたが抜けきれず反落、そして本日の急落に連鎖した感じです。
●このブログでも、5月末に2500円近辺でソフトバンクについてコメントしました。あれから1ヵ月近く経過し、今回再びチャートでチェックしてみました。週足で見てみると、株価は52週移動平均を下回り、現在までココを上回れない状況です。と言う事は、大きな材料が出ない限り、当面、この水準でのボックスの動きが続くと思われます。またこのことは、先月以来2500円水準で商いが多く、滞留出来高が膨らんでおり、その水準を本日下回ったことでも戻りに時間がかかる事を感じさせます。
●当面、下記のチャートレンジである2200円から2700円の間の持ち合いとなることが想定されます。しかし本日の急落で更に信用取引の買残が減少していると思われ、今後需給関係は徐々に好転し、このボックスを下に大きく突き抜けることはなさそうです。
●ちなみに、このブログでは52週移動平均(7日×52=364日 1年間の移動平均)のことをよく書きますが、今の相場状況下では、中期的トレンドをみるのに最適なチャートなのです。
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