また嫌なムードが漂ってきました。アジア株式市場全般が軟調な展開となったことや、福井日銀総裁の村上ファンドへの出資問題を嫌気する動きが重なり、売りが加速する格好となり、全体に様子見ムードが強まりました。


そこから、この悪材を背景に売り仕掛け的な動きが強まったことも下げを加速させ、そのためお得意の「負の連鎖」で信用取引の損失確定が投げを呼び、想定以上の下げ幅に繋がりました。


相場は昨日の動きから、先週のSQ値(14454円)が下値になるのでは?っと見られていただけに、割り込んだことで下げが一段と加速、引け値は14218円。なんとSQ値を200円近く下回ってしまいました。


いったい「どこまで下げるか!?」、ということについては、株式評論家も見えなくなっている場面なので、本日は思考を変えて「どこまで戻るのか!?」ということを価格帯留出来高からみてみましょう。


SQの9日には、4兆円を超す売買代金となりましたが、今月は2兆円そこそこの低調な商いが続いていたため15000円半ばまでは滞留出来高が少なく、戻し出すとすれば「25日移動平均線(15750円)」の水準までは戻りそうです。ただ、同水準からは戻り売り圧力が強いと思われ、当面戻りの目処としては15500円と見ています。


活況な商いが戻り3兆円を超す売買代金が恒常化すれば意外に早く同水準を突破することも考えられますが、外国人投資家の昨年までのような買いは期待できず、個人投資家も今回の下落で信用取引など大きい痛手を負っており、すぐに市場参加者が増えてくることは考えづらく日柄の整理はけっこう長く必要と思われます。


半面、主力株に先駆けて底打ちした新興市場は、時価総額が少なくわずかなエネルギーでも大きく上昇する可能性が高いので早戻りが期待できそうです。なかでもマザーズ指数は、1月16日高値(2800ポイント)から6月2日安値(1188ポイント)までの下げ幅の半値戻しの水準である2000ポイントまでは滞留出来高が少なく中期的に見れば2000ポイントの水準までは意外に早く戻るのではないか!?、と思われます。


短期的に見ても、13週移動平均線(1647ポイント)までは滞留出来高が少なく戻りが期待できそうです。日柄で見ても日経平均は4月高値からの下落で調整は3ヵ月ですが、マザーズは5ヵ月調整しており調整完了し出直ってくるのは早そうな感じです。


また体感的なことですが、日経平均が大きく下げると、同時期に新興市場もそれ以上に大きく下げる動きが通例でしたが、ココに来て新興市場には、●レディ薬局(3027)●トリドール(3397)がストップ高買い気配、●SBIフューチャーズ(8735)が1万株以上の出来高を伴い、292000円△18000円(△6.57%)など、今までの動きとは違った動きが出てきました。


日経平均が下げ止まれば、運用資金が縮小しているなか、今後は小資金で効率よく利益の上げられる新興市場に資金が集まってくると予想しています。


見込み銘柄としては、新興3市場で25日移動平均を先駆けて抜けてきている銘柄が、●ダイナシティ(8901)●テレウェイヴ(2759)●インテリW(4847)などなど…。実は他にもあり、全部で58銘柄ほどありますが、この58銘柄は要注意でしょう。 


kakaku

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