いよいよ6月23日は、英国で、欧州連合(EU)から離脱するかどうかを問う国民投票です。
新聞、ニュースで話題になっている割には、あまり会話に出てこないのは、いまいち何をやっているかわかりにくいからかもしれませんね。
ヨーロッパの国ってそれぞれが自分の国が一番だ!と、言ってはいるのですが、ヨーロッパの一部であるという事に文句を言ったりはしないんです。
でもイギリス人は自分たちはヨーロッパの一部ではなく、「英国」だと言い張るんですよね。確かにヨーロッパ大陸からは海で隔たれてますがEUの一員だし、ヨーロッパですよねって私なんかは思ってしまうのですが、未だにユーロは使わず「Queen」が表に描かれているpoundsを使って、「英国」をアピールしてますよね。
私個人は英国はEUから離脱しないほうがいいと思いますし、私のイギリス人の友人などは「離脱してしまったらどうしよう!」と悩んでいます。
アメリカの大統領がトランプになったらカナダに移住しようとしている人がたくさんいるように、英国でもEUから離脱したら英国には帰りたくないいう声も多々聞きます。
結局、離脱でのメリットてそんなにないんですよ(私が思うにはね)。結局移民問題ですよね。
私が学生時代に英国に言ってた頃、、毎回、税関でいやーな感じの質問をされ、その度に「あなた達は英国が世界で一番素晴らしい国で、みんなが移住したいと思ってるかもしれないけど、こんな暗くてジメジメした国、だれも好き好んで来ませんから!」って思ってました。なんか偉そうで本当に嫌でした...
確かに英国は植民地から移住してきた移民がとても多い のです。
私がかつてお世話になったホストファミリーはいつもインド人が私たちの仕事を奪っていく、と文句を言っていました。
でも、「私はあそこのインドカレーやのインド人と話すのよぉ~~(差別するような人間ではないのよぉ~)」という事もよく言っていました。
長年、移民に対して嫌悪感を抱いていてさらに、移民が増えている状況で、EUを脱退すれば今の状態が改善させると信じているのでしょう。
実際、もしも英国がEUから脱退することになった場合、離脱を支持している人たちが本当に求めている生活が手に入るのかというと…期待外れに終わるきがしてなりません。
今後、英国がどのように変化していくか、遠い国から興味深く見守っていきたいと思っています。
とりとめもない文章ですみませんでした。
読んでくれた方、ありがとうございます!