花粉が憎い・・・
花粉症の薬ってよく効きますね。眠いです。すげ眠いです。毎朝出勤後に濃茶みたいなコーヒー入れて飲んでなんとかやりすごしております。お見合いはした事ないんですよ、ええ。高校から付き合ってそのまんま結婚しちまいましたから。なのであくまでも想像ですよ、ええ。
※自重しきれてなかったりします
観覧は自己責任で(^ω^)
\色々見てから決めたいあなたに!/
▽BSRの皆とお見合いするバトンです
▽謎の設定多々ありで身辺関係がごっちゃり
▽お見合い相手のキャラとは初対面設定
▽細かいことは気にしない!が合言葉さ!
イメージ崩壊の危険性たっぷり過ぎてすいません。
それでもOK!という方は、どうぞお楽しみいただければ幸いです!
おけ
1.お見合い話が舞い込みました
1.「情報は何にも勝る宝だ。会ってみるのも悪くないだろう」
ねえさまの紹介なら安心です!見合い写真を持ってきた意外と世話焼きな孫市ねえさま
2.「若造共め、片腹痛いわ」「嫌な男ならすぐに断りなさいね」
二人とも怖いです。釣書を読んで唸るような声を出す信長ぱぱと銃を手渡してくる濃姫まま
3.「卿には必要ないだろう。丁重に断っておくから安心したまえ」
え、あ、ちょ、…!にこやかに笑いながら見合い写真を爆破炎上させた久秀おじさま
⇒3のおじさまに断られてしまうと話が進まないので、ねえさまに世話していただきたい。
2.どうするべきかな…?
1.「絶対だめだ!どうすんだよ、見合い相手が変態だったら!」
心配してくれてるの?「あ、当たり前だろ!」抱きついて真っ赤な顔で見上げてくる蘭丸
2.『おい待てよ、俺を置いていくのか?この乾いた世界に…!』
独身=乾いた世界とかやめて。『まあいいさ…』電話先で絶望的な声を出す幼馴染みの晴久
3.「いい機会です!ザビー教を布教して信者を集めてきなさい!」
はい、そーりんさま!「巧くやったら幹部に昇進ですよ」思い出号の上から笑いかけてくる宗麟様
⇒蘭丸、可愛いよ、蘭丸。変態とか言って、それどこのみつひ・・・げふんげふんげふん。
あれ織田ファミリー結構素敵?
(お見合い当日)
3.ききき緊張する…!
1.「心配は無用です。これ以上ないほど素晴らしいお方ですから」
そ、そうですか。緩く微笑みながら部屋まで案内してくれる相手方の付添人・片倉さん
2.「君、笑顔が強張っているよ?ほら、自然に笑ってごらん」
ど、どうですか…ッ?相手を待つ間、緊張を解そうと話しかけてくれる仲人の付添人・竹中さん
3.「いいか、おかしな男だったら直ぐに呼べ。外で待っている」
うん、ありがとう!心配そうな顔をしながら部屋を後にする、付き添って来てくれたかすが
⇒1
すみません、付添い人の貴方に惚れてしまいそうなんですけれど、いえ一目ぼれです。小十郎さん。みたいな感じですすめてもいいですか?
「ききき緊張する…!」
私がそう呟くと相手方の付添い人片倉さんは言ってくれた。
「心配は無用です。これ以上ないほど素晴らしいお方ですから」
「そ、そうですか…」
そう返事をしながらも私の意識は前を歩く片倉さんに集中してしまっていた。
違う、違うんです。私はあなたに恋してしまったようなんです。そのゆるく微笑む姿もその広い肩も低い声も全て私のドストライクツボなんですってば。
あなたが一言喋るたびに緊張してしまって仕方ないんです。そう、告げられたらいいのに。
ぐるぐる頭の中が沸騰しそうだ。
「きゃっ」
「おっと」
ぼーっとしていたせいか着慣れない着物のせいか躓いてしまった。
「本当に大丈夫で…」
「すみませんすみませ…」
抱きとめてもらい、顔を上げればそこには片倉さんの顔が、近い。
ばくん
心臓が跳ね上る。
視線が合った瞬間。時が止まった気がした。
「・・・・・・」
「・・・・・あ」
見詰め合っていたのはほんの数秒だっただろう。でも私には永遠にも一瞬にも感じられた。どうdしよう。
「…怪我がなくて何よりです」
先に動いたのは片倉さんの方だった。すい、と視線をはずしそっと立たせてくれた。
「ありがとうございました」
「いえ」
その後の沈黙に何だか胸がとても痛かった。
※2人とも実は一目ぼれの勢いだけれども、こじゅは筆頭の付添い人だから気持ちを押し殺す。ヒロインはそんなこじゅを態度で察するし、自分の立場も弁えているから辛いだけ。みたいな始まりでお願いしたい所。
4.何この人すてき
1.「よろしくな!…緊張してんのか?気楽にいこうぜ、な?」
わあ、優しい人…!ドキッと胸が高鳴るくらい魅力的な笑顔で笑いかけてくれる元親さん
2.「これも何かの縁だ。ワシはこの出会いを大切にしたい!」
わー爽やかー…。思わずポカンとしてしまう程に爽やかで明るい雰囲気を纏った家康さん
3.「Nice to meet you.俺と見合い出来て、あんたはluckyだ」
わあ、すて…き?謎の上から目線な物言いで第一印象を思い切り裏切ってくれた政宗さん
⇒やはりアニキは素敵だった。きっと元親は望んだ見合いじゃないからとりあえず、あっとけばいーんだろ的な感じでお見合いに臨んでいればいいと思う。
「はっ、初めまして。○○△△△と申します」
挨拶するのも緊張する。お見合いなんて始めてなんだもの。するとお見合い相手の元親さんは
「よろしくな!…緊張してんのか?気楽にいこうぜ、な?」
そう言って笑いかけてくれた。
-わあ、優しい人だなあ-
第一印象は優しい人、だった。
アニキはきっととにかくこの時間をやりすごしたい、と思っていればいい。当人に結婚する気はないとみたっ。(憶測の上に妄想です)
5.何この人ふしぎ
1.「われの趣味は…そうよなあ、種を蒔くことよ。楽しかろ?」
花の種…ですか?「さあなぁ?知らぬが仏よ」飄々とした物言いで掴み所のない吉継さん
2.「俺様の仕事?あー悪いけど企業秘密なんだよねー、ごめんね」
あ、いえいえ…。「他に聞きたいことは?」何を聞いてもへらりとはぐらかしてしまう佐助さん
3.「………」
何を話せば良いのだろうか…!姿勢正しく正座してじっと此方を見つめてくる小太郎さん
⇒こたがいれば有無を言わず3。しかし他の人も回答はしてみたい所であって。
「俺様の仕事?あー悪いけど企業秘密なんだよねー、ごめんね」
佐助さんと名乗ったその人は何を質問しても、へらり、はぐらかしてしまう。
「あ、いえいえ」
「他に聞きたいことは?」
「あ、じゃあ・・・」
それからいくつかの質問を佐助さんにしてみたけれど、
「うん、まぁそんな感じ・・かな」
「いや、ごめんね。あまり言いたくないかなー」
そんな言葉の繰り返し。そのたびに私は
「そう・・・ですか」と返すだけ。
そのくせ他に聞きたい事は?と促す。
付添い人の人の事、友人のことなんかは少しだけ教えてくれる。でも佐助さん個人に関する事は
どんな質問をしても答えてくれる事はなかった。
-この人私に興味なんてないんだ。きっと嫌々来てるんだろうな-
にこにこと笑顔だけれど、その瞳に隙は全くと言って良いほどない。
段々悲しくなり、自分が俯いてきてしまっている事がわかる。
ぎゅっと膝の上の両手を握り締めてしまう。
私はそれなりに楽しみにしていた。別に結婚とか考えなくても、知らない人に出会い、話を聞くのはとても楽しい。だけど-
-この人はそうじゃないんだろうな-
つきん、と胸が痛んだ。自分とこの人との温度差に悲しくなった。でも、この人を早く解放してあげなくては。
「他に何かき「もう、大丈夫です」・・・え?」
深々と頭を下げる。
「せっかくのお休みの日にきていただいてありがとうございました」
「え?あれ?でも見合いだし…あれ、○○ちゃん俺の事気に入ってない?」
慌てる様子の佐助さん。ああ、こんなに早く帰ったら付添い人の人に怒られちゃうのかな?
でも、この空間にいる事はとても悲しい。せめて最後位は笑顔で挨拶しよう。
「私、帰ります。佐助さんは適当にこのお部屋で時間つぶしていてください。その方が叱られないですよね?ごめんなさい、今日、お休みだったんでしょう?」
「へ?ああ、でもこれも仕事っちゃしご・・・・」
その後しまった、という顔をする佐助さん。
「大丈夫です、そちらから『気に入らなかった』と断ってくださって構いませんから。本当に今日はありがとうございました」
「ちょっ、待って」
部屋から出ようとする私の手を佐助さんがとっさに掴む。
びっくりして振り返ると、佐助さんは私より驚いた顔をしていた。
何でこんな事するのかな?佐助さんが怒られるような告げ口なんてしないのに。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
私がじっと佐助さんの顔を見つめていると、佐助さんは
「・・・ごめん」それだけ呟いた。
私はまた悲しくなってしまった。
※佐助は結婚する気なんてなし。仕事の一環として信玄公のセッティングした見合いに来た。だからはならかヒロインに興味はなく、聞かれても何も答えようとしない。人当たりがいい事を自負しているからこれでやりすごそうとしていたけれど、聡いヒロインはわかっちゃって泣いてしまう。腕を掴んだ時に振り返ったヒロインは泣いております。それで泣いているヒロインを見て、ようやく佐助は自分がひどい態度だったと気づけばいい。
6.何この人かわいい
1.「よ、よい天気でございますな!…そなたは団子はお好きか!?」
好きですよ!あたふたと目を泳がせながら突拍子もない質問をしてくる頬が真っ赤な幸村さん
2.「俺の友達を紹介するよ!夢吉!可愛いお嬢さんにご挨拶ー!」
何この子かわいい…!きゅうっと腕にしがみ付いてくる夢吉とその様子を見て人懐こく笑う慶次
3.「なんてこった…小生にも遂に!遂に女神が舞い降りたか…ッ!」
すごく…かわいそう。苦労話に正直な感想を溢したら何故か感極まって泣き出した官兵衛さん
⇒1のゆっきーかなぁ。きっと幸村は真面目だから嫁に娶る位の心意気で臨んでいればいい。だけど日々鍛錬とかしか頭にないから共通の話題が見つからず、困っていた時に、お茶うけのお菓子を食べるヒロインを見てこれだーと質問してみればいいと思う。
7.何この人こわい
1.「私は秀吉様のお顔を立てるために来た。貴様に興味などない」
…お引き取「貴様はただ黙っていろ」周りに聞こえないよう小声で抑圧してくる猫被りな三成さん
2.「初めに言っておく。我は子が成せれば誰であろうと構わぬ」
そ、そうですか…。「毛利家安泰には不可欠ぞ」涼しい顔してサラッと言い放つ元就さん
3.「私の事が知りたいのでしょう?何でも聞いてください…!」
…あなた、光秀さ「私はただの怪僧ですよ!」口を手で塞いで言葉を被せてくる天海さん
⇒なりーは多分速攻帰ると思う。どんなに顔が好みでも無理。なりーで
「初めに言っておく。我は子が成せれば誰であろうと構わぬ」
「そ、そうですか…」
この人正直にも程がある。正直は美徳と言うけれどこの人の場合はただの礼儀知らずだ。
「毛利家安泰には不可欠ぞ」
涼しい顔でなおも続けるこの人は何を一体考えているのだろう。こんな人と結婚したら絶対にもの扱いされそうだわ。無理、確定。
「でしょうねぇ。では私はこれで」
すっと立ち上がると部屋を退出しようとする。
「貴様、どこに行くつもりだ」
不思議そうに聞いてくるこの人の横っ面をひっぱたかないだけ私、自分の事えらいと思う。
「どこって・・・帰るんです」
「帰るだと?何を言っておる」
「子がうめれば誰でもいいんですよね?だったら他あたってください。私は逆で誰でも良いわけではありません。ってか少なくとも貴方はないです。無理です。さようなら」
そう言い放ち部屋を出てきてしまった。
帰宅してから叱られかなあと思ったけれど、言われた言葉をそのまま伝えたら「よくぞ言った」と褒められたからよし、としておこう。勿論お断りの連絡もいれた。しかし不思議なのはあんな断り方したのになんだかんだと連絡がある事だ。まったくもって何を考えているのかわからない人だ。
※なりーは今までおしとやかさんばかりしか相手にしていなかったので、がっつり自分の意思を表明したヒロインにちょっと興味を持っていればいいと思う。ただしこの段階でもあくまでもモノ扱いではありますが。
8.仲人さん何処行くの!?
1.「青春じゃのー!あとは若いもん同士で語り合ってくれい!」
語り合えない!「………」いつまでも無言の小太郎さんを残して笑いながら出ていく北条さん
2.「我は力の為に愛を捨てた。間違えたとは思っておらぬが…」
え、泣いてます…?「どうしたんだい秀吉!?」目元を押さえて出ていく豊臣さんと追う竹中さん
3.「おぬしには誠意が足りぬわァァア!!心の壁を打ち破れい!!」
わわわ…ッ!「俺様殴り合いは無理だってー!」佐助さんを引き摺って表に出ていく武田さん
⇒こたが喋らなくてもいいのっ。私がにこにことお話を続ければいいだけの話でしょ(いたい子がいますよー)語り合わなくてもにこにこと他愛のない話を続けるヒロインを、こたは好ましく思っていればいいと思う。それでもって、最後の方で
「・・・ふっ」
「あ、今風魔さん笑いました?」
「・・・・・」
小太郎さんは話すのが苦手そうなので、私がただ話し続けていた。話していた内容は、お天気がよいとお洗濯物が乾くから好きだ、とか昨日の晩御飯の肉じゃがは上手に作れた、とか近所で飼っている犬がとてもなついてくれるのだけれど、脱走してきては私に散歩をせがむ等々。
小太郎さんはただ、黙って聞いてくれていた。こちらに意識を向けてくれているのは解ったから返事がなくても気にしないことにした。
そんな中、小太郎さんが笑ってくれたのだ。
私が笑いました?と尋ねるとまた無言になってしまったけれど、まとう空気はとても柔らかいと思う。
うん、嫌いじゃないかも。
※ヒロイン別に沈黙が怖いタイプではありません。ただ、黙っているのもあれかな、と日常の話をしていただけです。こたはこたで会話の内容でヒロインの性格がわかるようで嬉しかったりすればいいと思う。
そして佐助は先ほどの続きで
2人の間に重い沈黙が流れたその時
「おぬしには誠意が足りぬわァァア!!心の壁を打ち破れい!!」
「わわわ…ッ!」
それまで席を外していた仲人の武田さんが、そう叫びながら部屋に入ってきた。私は驚いてしまって動けない。
「俺様殴り合いは無理だってー!」
武田さんはの首根っこを掴んで佐助さんを引き摺って表に出ていってしまった。そして去り際に
「お嬢さん、すまぬ事をした。今日はこれでお開きという事で構わぬか」
「・・・・は、はい」
それは元から私が望んでいた事。
「それから今日の返事についてはまた後日知らせるということでよいかな」
「は、はい」
多分ないと思うけれど。
そのまま2人は濡れ縁から庭園に行ってしまった・・・・。
のろのろと立ち上がる。
帰ろう。
※そして後日信玄公の方から「また会ってくれないか」と申し出があるけれど、ヒロインは佐助が仕事の一環として来ていた事を知っているからお断りします。でも実はお見合いの時佐助はヒロインに惚れてしまえばいいと思う。でも自分の真実を知られたら嫌われるに違いない。なのではなから断られようとするのだけれど、最後にヒロインの腕をとった時にヒロインが泣いてるのを見て気になって仕方なくなっていればいい。なので後日会いたい、というのは佐助たっての希望。ヒロインに断られヒロインに直接会いにきてしまえばよいと思う。
「よっ」
「…どうして貴方がここに?」
実家の母に呼び出され、帰宅してみればリビングには見知った顔がくつろいでいてた。
佐助さんだ。一月ほど前のお見合いの相手。
何故だか母とも仲が良いらしい。あ、おかあさんすいません、なんてお茶を受け取っている。
私がお見合いから帰宅した日は、あんなに両親とも怒ってたのに。何だか2人は仲が良さそうだ。
早く貴方もすわりなさい、なんて母に促され佐助さんの向かいに座る。
「・・・・・」
状況が把握できないまま黙っていると、佐助さんが話し始めた。
「いやあ、あの後○○ちゃんに会ってもらえないから」
「お見合いの件ならお断りした筈じゃあ・・・」
今思い出しても胸が痛くなる。あんなにあからさまに拒絶されたのは初めてだ。でも、仕方ない、彼には彼の都合があったのだろう。最近漸くそう気持ちが切り替えられるようになってきていたのに。
「いや、それ以前にちゃんと謝ろうと思って」
「へ?」
「あのお見合いの時何だかばたばたしたまま帰っちゃったからさ。本当に申し訳なかった」
佐助さんは両手をついて頭を下げてくる。
「いえ・・そんな気にしないでください。佐助さんには佐助さんの都合があったと思いますし」
「いやあ、でも本当にごめん」
「もう、こうしてわざわざ謝罪に来てくださったからいいですよ」
「ほんと?」
「はい。わざわざこの為に来ていただいてすみませんでした」
私も頭を下げる。すると
「・・・きかないの?」
静かな声で佐助さんが尋ねてきた。
「何がですか?」
「俺様がここにいる理由」
「だからわざわざ謝罪の為に来てくださったんですよね?」
「それは、半分正解」
「?」
訳がわからない。あの何だかなしくずし的に終わってしまったお見合いに関して謝罪に来てくれた、彼はそう言ったのに。
大体-
「佐助さんに質問しても、何も答えてもらえませんし・・・・」
気づいた時には言葉がぽろっとこぼれていた。
「あ」
佐助さんになんとも言えない表情が浮かぶ。
「あ、ごめんなさい。嫌味じゃないです。すみません」
「いや、いいんだ。その通りだったからさ」
つきん また胸が痛くなる。
「ちょっと散歩に付き合ってくれる?」
「へ?」
「すみません、お嬢さんちょっとお借りします」
どうぞーなんて呑気の母の返事にも訳がわからないまま外に連れ出される。
特に会話もなく近所の公園にやってきた。ベンチに促され座る。人一人分の距離をあけて佐助さんが座る。目の前には遊具で遊んでいる子供達が数人。
「何か飲む?」
「いえ、大丈夫です」
「そう?」
そのまま何となく子供達が遊ぶ様子を見つめる。
沈黙が重い。ここにいる理由は何なんだろう?
-帰ってもいいですか?-そう聞こうと思った時
「この前は本当にごめん」
佐助さんが前を向いたまま言った。
「いえ、本当にもう気にしてませんから」
「でも泣かせちゃったし」
「…気にしないでください。泣いたのは私の勝手ですから」
「そか」
「・・・・・・・あの私そろそろ」
「俺さ、あの見合いの後おやかた・・・仲人にものすごく叱られた。」
「あ、殴り合いとかなんとか・・・」
大丈夫でした?と尋ねると
「ああまぁ。2.3発くらっただけだから」
「ええっ、殴られたんですか?」
私が慌てると
「あはは、いつもの事だから気にしないで。それに自業自得ってやつ?」
「じご・・・」
「『誠意を見せないにも程がある。自ら心の壁を張り巡らしおって』ってね」
結局君も傷つけた、だからごめん。
佐助さんは少し寂しそうにそう言った。
「君が普段見合いなんて受けないのに、こちらからたっての希望で受けてくれたって。すごく楽しみにしてくれてたって後から聞いた。俺様仕事の一環と思って見合いしていたから、最初君に興味なんてなかったし」ごめんね、と謝る佐助さん。
首を振って構わないと答えると、佐助さんは困ったように笑った。
「君は優しいね」
「そんな…事ないです」
「見合いの日、君が一生懸命俺の事を知ろうとしてくれたのがわかった。でも俺が適当な態度ではぐらかすたびに寂しそうな顔をするのも解ってた。俺様さ・・」
「はい」
「基本的に人を余り信じられない性格なの。性悪説の人間なんだわ」
「・・・・」
「仕事柄もあるんだけれど、人を信用してない。普段は嫌な奴の中で生きてるからね。でも・・・見合いの時、君の会話の端々から感じられる君の性格の良さはとても心地よかった。」
「・・・・」
「でもあんな事になっちゃって。帰ってから君の事何も知らないな、って気づいた。もう一度君に会って話したいと思った」
「え」
「でも、断られてしまったから親御さんの所に謝りに言った」
「両親に・・ですか?」
私がびっくりして佐助さんの顔を見つめると彼は少し照れくさそうに
「最初は相手にもしてもらえなかったけれど、最近はお茶をいただけるようにもなったし」
「佐助さん、家にそんなに来てたんですか?」
「あーまぁ。三日に一度位のペースで通いつめたかな」
「そんなに・・・すみません。私、両親から何も聞いてなくて」
「いいのいいの。言わないでくれって言った俺だし。まずはちゃんとご両親に謝ろうと思ったからさ」
「そんな…」
正直佐助さんの言葉が信じられない。ううん、信じられないというか私の理解の範囲を超えてしまっている。佐助さんは今、どうして私をここに連れてきたんだろう?
「でね・・・・今更かもしれないんだけど聞いてくれる?」
「はい」
佐助さんは立ち上がるとペンチに座っている私の前に片膝をついた。そっと私の手を取ると
「俺様の第一印象は最悪だと思う。でも、これからは○○ちゃんに嘘はつかない、俺様のことちゃんと教えるよ。だから」
-もう一回俺様と見合いしてくれませんか?-
「…はい」
私はそう答えるしか出来なかった。
※なげーよ。子安さんの声で再生してくださると嬉しい。
9.…お散歩でもしますか?
1.「散歩ついでに外でお茶でもどうだい?天気も良いしさ!」
わあ、いいですね!「新しい茶屋を見付けたんだよ」行こ!と笑顔で手を差し出してくる慶次さん
2.「ありきたりな…どうしてもと言うのなら付き合ってやろうぞ」
お願いしますッ。「日輪が輝いておるな…心地好い」手を翳して眩しそうに目を細める元就さん
3.「われはここでぬしと話していたい。ぬしはそれを望まぬか?」
あ、いえ!「戻って来やれ、日の元は好かぬ」おいでおいでして外に出ていくのを制する吉継さん
⇒3
何この吉継かわいい
10.気に入られたようです
1.「お前に心奪われたよ。…今日会ったばかりだと言うのにな!」
ええと…恥ずかしい!「また会ってくれるか?」照れ笑いしながら聞いてくる家康さん
2.「そ、その…某とお付き合いを前提に結婚してくだされ…ッ!」
お付き合いを前提に?「間違えたでござるぁぁあ!!」頭を抱えて膝から崩れ落ちる幸村さん
3.「あんたとならまた会ってやってもいいぜ?じゃあな、honey」
誰がハニーだ。「恥ずかしがらなくても良いんだぜ」馴れ馴れしく肩に手を置いてくる政宗さん
⇒2のゆっきーで。いきなりプロポーズとか大胆すぎるwww
【おまけ/その後の話】
1.「見合い話、受けて正解だったと思ってるぜ。…あんたは?」
もちろん正解!肩に頭を預けると撫でてくれる、今ではすっかり打ち解けて恋仲な元親さん
2.「ザビー様!小生も安らぎがほしいんだよ!結婚の許可をくれ!」
敬虔な信者ですね!愛の力に身を任せ、ザビー教にうっかり入信してくれた官兵衛さん
3.「貴様のことが頭から離れない…!この胸の痛みは何だ…!」
いや知りませんよ…!熱に浮かされたような顔をして突然訪ねて来た挙動不審過ぎる三成さん
⇒やっぱりねー。アニキは絶対一番幸せになれると思うんですよ、間違いなく。ただ、出かけてばかりで寂しいけれどね(実際は嫌だ)しかし、みちゅはヤンデレにも程があるだろwww
お見合いから数日後、彼が家をいきなり訪ねてきた。
ピンポーン
「はーい・・・ってあ」
「・・・・・・・」
「石田さん・・でしたっけ?」
いきなり人の家に押しかけてきてどうしたのかしら?
「ちょっと話がある。少し付き合えるか?」
「え?あ、はい。まぁ・・・」
近くのスタバに行くことにした。後ろめたさもあって。お財布と携帯を握り締め家を出る。
先を歩く彼の背中を見つめながら考える。
でも本当にどうしたんだろう。あの日、私は彼のあまりの猫かぶりっぷりに腹を立て
付添い人の竹中さんと豊臣さんが席についた途端
「あの~」
「ん、どうしたんだい?」
「私、帰ってもいいですか?」
竹中さんは瞬間驚いた顔をしたようだけど、綺麗な眉を片方だけ少しあげて面白そうに聞いてくれた。
「一体何故?何かうちのが失礼な事をしたかな?」
「言ってもいいですか?」
慌て出す石田さん。
「貴様だまってい「うるさいです」な」
ぴしゃり、と言うと顔が赤くなってた。あ、怒ってるんだ。
「先ほど、お2人が席を外した瞬間、彼は私にこう言いました。『貴様に興味などない』」
「おや」
「む」
2人は驚いた顔をしている。石田さんの顔は真っ赤だ。
「興味がないのは構いません。どうやら義理立てで来ただけみたいですし。後で断ればいいだけですから。でもね彼はこうも言いました。『貴様は黙っていろ』気に入らないのはこの方の勝手ですが、黙っていろとか指図されるいわれも覚えもありません。これからの数時間一緒に過ごしてもお互いに時間の無駄だと思うので帰っていいですか?」
にっこりと一息で告げる。
「本当かい?三成」
「半兵衛さまっ、それは」
「三成・・・」
「秀吉様、お聞きください」
「じゃ、私はそういう事で。断りの連絡はいりません。」
すたすたと部屋を出て行こうとすると
「貴様っ」
ぷるぷると震えていた石田さんが立ち上がり追いかけ私の腕を掴んだ。
「痛っ」
やばい、きれそう。これでも我慢してるんですけど。
「…何するんですか?」
「貴様余計な事をべらべらと…」
「言われて困る事するからいけないんです。何様のつもりですか?手、離してください」
「まだ俺の話は終わってな」
面倒くさくて、ついつかまれていた腕を抜きつつ、倒してまった。
ズバーン 見事に転がる石田さん。
きっとそんな事されると思っていなかった石田さんは呆気にとられた顔をしていた。
竹中さんはにやにやしていて、豊臣さんはしかめっつらだ。
「・・・・・・・」
「だから指図される覚えはないっての。失礼します」
そんなこんながあったから間違いなく嫌われているはずなのに。
でもまあ、投げたことに後悔はしていない・・・・と思いたい。
後で半兵衛さんには一応謝りの電話を入れたのだけれど、彼は笑ってくれていたし。
ファミレスに入り、オーダーを済ませる。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
尋ねてきた彼は何だか挙動不審だ。ちょっと顔も赤いし、目もとろんとしている。
「答えろ、女」
「は?」
「貴様のことが頭から離れない…!この胸の痛みは何だ…!」
「知りませんよ・・・って、そんなに私の事恨めしく思っていたんですか?」
「恨めしい・・・?」
「私の事が頭から離れない位、付添い人さんの前で恫喝してた事ばらされ、あまつさえ女に投げ飛ばされた事を根に持ってて、そのストレスで胸が痛いんじゃないんですか?」
「・・・そう、なのか?」
「え、違うんですか?だって怒ってるんでしょう?」
「貴様をか?」
「はい」
私がそういうと石田さんは、私の顔をじっと見つめたまま
「怒ってなどいない。私はそんな矮小な人間ではない」
「そうですか」
じゃあ、何で
「とるにたらぬ貴様に何をされようと、大した問題ではないっ」
ばんっ とテーブルを叩く石田さん。
いや、そこもかなり失礼ですよあなた。
全く持って訳がわからない。
「じゃあなんで私の家まで来たんですか?」
「・・・・だからこの胸の痛みの原因をだな」
「私はあなたではないからわかりません。それこそ半兵衛さんとかに聞けばいいじゃないですか」
「半兵衛様に?」
「私なんかよりちゃんと答えを出してくれると思いますけど」
「しかし、こんな瑣末な事で半兵衛様の時間を取らせる訳には…」
だから、失礼ですよ、あなた(にっこり)
「申し訳ありませんけど、私もそんな暇ではないのでご自身で答え出されたら如何です?」
伝票を見て、自分のコーヒー代だけテーブルに置く。
それじゃ、と出ようとすると「ま「何です?また投げられたいんですか?」」
「・・・・」
「方法を間違えると結局、他人に迷惑がかかります。自覚してください。さよなら」
※結局、はんべに相談して「それは三成。彼女が気になって仕方ない。恋したって事じゃないのかい?」とかからかわれてしまえばいい。みちゅはなんだかんだと聡いヒロインが気になってしまえばいいと思う。
------------------
エムブロ!バトン倉庫
http://mblg.tv/btn/view?id=52550
------------------
花粉症の薬ってよく効きますね。眠いです。すげ眠いです。毎朝出勤後に濃茶みたいなコーヒー入れて飲んでなんとかやりすごしております。お見合いはした事ないんですよ、ええ。高校から付き合ってそのまんま結婚しちまいましたから。なのであくまでも想像ですよ、ええ。
※自重しきれてなかったりします
観覧は自己責任で(^ω^)
\色々見てから決めたいあなたに!/
▽BSRの皆とお見合いするバトンです
▽謎の設定多々ありで身辺関係がごっちゃり
▽お見合い相手のキャラとは初対面設定
▽細かいことは気にしない!が合言葉さ!
イメージ崩壊の危険性たっぷり過ぎてすいません。
それでもOK!という方は、どうぞお楽しみいただければ幸いです!
おけ
1.お見合い話が舞い込みました
1.「情報は何にも勝る宝だ。会ってみるのも悪くないだろう」
ねえさまの紹介なら安心です!見合い写真を持ってきた意外と世話焼きな孫市ねえさま
2.「若造共め、片腹痛いわ」「嫌な男ならすぐに断りなさいね」
二人とも怖いです。釣書を読んで唸るような声を出す信長ぱぱと銃を手渡してくる濃姫まま
3.「卿には必要ないだろう。丁重に断っておくから安心したまえ」
え、あ、ちょ、…!にこやかに笑いながら見合い写真を爆破炎上させた久秀おじさま
⇒3のおじさまに断られてしまうと話が進まないので、ねえさまに世話していただきたい。
2.どうするべきかな…?
1.「絶対だめだ!どうすんだよ、見合い相手が変態だったら!」
心配してくれてるの?「あ、当たり前だろ!」抱きついて真っ赤な顔で見上げてくる蘭丸
2.『おい待てよ、俺を置いていくのか?この乾いた世界に…!』
独身=乾いた世界とかやめて。『まあいいさ…』電話先で絶望的な声を出す幼馴染みの晴久
3.「いい機会です!ザビー教を布教して信者を集めてきなさい!」
はい、そーりんさま!「巧くやったら幹部に昇進ですよ」思い出号の上から笑いかけてくる宗麟様
⇒蘭丸、可愛いよ、蘭丸。変態とか言って、それどこのみつひ・・・げふんげふんげふん。
あれ織田ファミリー結構素敵?
(お見合い当日)
3.ききき緊張する…!
1.「心配は無用です。これ以上ないほど素晴らしいお方ですから」
そ、そうですか。緩く微笑みながら部屋まで案内してくれる相手方の付添人・片倉さん
2.「君、笑顔が強張っているよ?ほら、自然に笑ってごらん」
ど、どうですか…ッ?相手を待つ間、緊張を解そうと話しかけてくれる仲人の付添人・竹中さん
3.「いいか、おかしな男だったら直ぐに呼べ。外で待っている」
うん、ありがとう!心配そうな顔をしながら部屋を後にする、付き添って来てくれたかすが
⇒1
すみません、付添い人の貴方に惚れてしまいそうなんですけれど、いえ一目ぼれです。小十郎さん。みたいな感じですすめてもいいですか?
「ききき緊張する…!」
私がそう呟くと相手方の付添い人片倉さんは言ってくれた。
「心配は無用です。これ以上ないほど素晴らしいお方ですから」
「そ、そうですか…」
そう返事をしながらも私の意識は前を歩く片倉さんに集中してしまっていた。
違う、違うんです。私はあなたに恋してしまったようなんです。そのゆるく微笑む姿もその広い肩も低い声も全て私のドストライクツボなんですってば。
あなたが一言喋るたびに緊張してしまって仕方ないんです。そう、告げられたらいいのに。
ぐるぐる頭の中が沸騰しそうだ。
「きゃっ」
「おっと」
ぼーっとしていたせいか着慣れない着物のせいか躓いてしまった。
「本当に大丈夫で…」
「すみませんすみませ…」
抱きとめてもらい、顔を上げればそこには片倉さんの顔が、近い。
ばくん
心臓が跳ね上る。
視線が合った瞬間。時が止まった気がした。
「・・・・・・」
「・・・・・あ」
見詰め合っていたのはほんの数秒だっただろう。でも私には永遠にも一瞬にも感じられた。どうdしよう。
「…怪我がなくて何よりです」
先に動いたのは片倉さんの方だった。すい、と視線をはずしそっと立たせてくれた。
「ありがとうございました」
「いえ」
その後の沈黙に何だか胸がとても痛かった。
※2人とも実は一目ぼれの勢いだけれども、こじゅは筆頭の付添い人だから気持ちを押し殺す。ヒロインはそんなこじゅを態度で察するし、自分の立場も弁えているから辛いだけ。みたいな始まりでお願いしたい所。
4.何この人すてき
1.「よろしくな!…緊張してんのか?気楽にいこうぜ、な?」
わあ、優しい人…!ドキッと胸が高鳴るくらい魅力的な笑顔で笑いかけてくれる元親さん
2.「これも何かの縁だ。ワシはこの出会いを大切にしたい!」
わー爽やかー…。思わずポカンとしてしまう程に爽やかで明るい雰囲気を纏った家康さん
3.「Nice to meet you.俺と見合い出来て、あんたはluckyだ」
わあ、すて…き?謎の上から目線な物言いで第一印象を思い切り裏切ってくれた政宗さん
⇒やはりアニキは素敵だった。きっと元親は望んだ見合いじゃないからとりあえず、あっとけばいーんだろ的な感じでお見合いに臨んでいればいいと思う。
「はっ、初めまして。○○△△△と申します」
挨拶するのも緊張する。お見合いなんて始めてなんだもの。するとお見合い相手の元親さんは
「よろしくな!…緊張してんのか?気楽にいこうぜ、な?」
そう言って笑いかけてくれた。
-わあ、優しい人だなあ-
第一印象は優しい人、だった。
アニキはきっととにかくこの時間をやりすごしたい、と思っていればいい。当人に結婚する気はないとみたっ。(憶測の上に妄想です)
5.何この人ふしぎ
1.「われの趣味は…そうよなあ、種を蒔くことよ。楽しかろ?」
花の種…ですか?「さあなぁ?知らぬが仏よ」飄々とした物言いで掴み所のない吉継さん
2.「俺様の仕事?あー悪いけど企業秘密なんだよねー、ごめんね」
あ、いえいえ…。「他に聞きたいことは?」何を聞いてもへらりとはぐらかしてしまう佐助さん
3.「………」
何を話せば良いのだろうか…!姿勢正しく正座してじっと此方を見つめてくる小太郎さん
⇒こたがいれば有無を言わず3。しかし他の人も回答はしてみたい所であって。
「俺様の仕事?あー悪いけど企業秘密なんだよねー、ごめんね」
佐助さんと名乗ったその人は何を質問しても、へらり、はぐらかしてしまう。
「あ、いえいえ」
「他に聞きたいことは?」
「あ、じゃあ・・・」
それからいくつかの質問を佐助さんにしてみたけれど、
「うん、まぁそんな感じ・・かな」
「いや、ごめんね。あまり言いたくないかなー」
そんな言葉の繰り返し。そのたびに私は
「そう・・・ですか」と返すだけ。
そのくせ他に聞きたい事は?と促す。
付添い人の人の事、友人のことなんかは少しだけ教えてくれる。でも佐助さん個人に関する事は
どんな質問をしても答えてくれる事はなかった。
-この人私に興味なんてないんだ。きっと嫌々来てるんだろうな-
にこにこと笑顔だけれど、その瞳に隙は全くと言って良いほどない。
段々悲しくなり、自分が俯いてきてしまっている事がわかる。
ぎゅっと膝の上の両手を握り締めてしまう。
私はそれなりに楽しみにしていた。別に結婚とか考えなくても、知らない人に出会い、話を聞くのはとても楽しい。だけど-
-この人はそうじゃないんだろうな-
つきん、と胸が痛んだ。自分とこの人との温度差に悲しくなった。でも、この人を早く解放してあげなくては。
「他に何かき「もう、大丈夫です」・・・え?」
深々と頭を下げる。
「せっかくのお休みの日にきていただいてありがとうございました」
「え?あれ?でも見合いだし…あれ、○○ちゃん俺の事気に入ってない?」
慌てる様子の佐助さん。ああ、こんなに早く帰ったら付添い人の人に怒られちゃうのかな?
でも、この空間にいる事はとても悲しい。せめて最後位は笑顔で挨拶しよう。
「私、帰ります。佐助さんは適当にこのお部屋で時間つぶしていてください。その方が叱られないですよね?ごめんなさい、今日、お休みだったんでしょう?」
「へ?ああ、でもこれも仕事っちゃしご・・・・」
その後しまった、という顔をする佐助さん。
「大丈夫です、そちらから『気に入らなかった』と断ってくださって構いませんから。本当に今日はありがとうございました」
「ちょっ、待って」
部屋から出ようとする私の手を佐助さんがとっさに掴む。
びっくりして振り返ると、佐助さんは私より驚いた顔をしていた。
何でこんな事するのかな?佐助さんが怒られるような告げ口なんてしないのに。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
私がじっと佐助さんの顔を見つめていると、佐助さんは
「・・・ごめん」それだけ呟いた。
私はまた悲しくなってしまった。
※佐助は結婚する気なんてなし。仕事の一環として信玄公のセッティングした見合いに来た。だからはならかヒロインに興味はなく、聞かれても何も答えようとしない。人当たりがいい事を自負しているからこれでやりすごそうとしていたけれど、聡いヒロインはわかっちゃって泣いてしまう。腕を掴んだ時に振り返ったヒロインは泣いております。それで泣いているヒロインを見て、ようやく佐助は自分がひどい態度だったと気づけばいい。
6.何この人かわいい
1.「よ、よい天気でございますな!…そなたは団子はお好きか!?」
好きですよ!あたふたと目を泳がせながら突拍子もない質問をしてくる頬が真っ赤な幸村さん
2.「俺の友達を紹介するよ!夢吉!可愛いお嬢さんにご挨拶ー!」
何この子かわいい…!きゅうっと腕にしがみ付いてくる夢吉とその様子を見て人懐こく笑う慶次
3.「なんてこった…小生にも遂に!遂に女神が舞い降りたか…ッ!」
すごく…かわいそう。苦労話に正直な感想を溢したら何故か感極まって泣き出した官兵衛さん
⇒1のゆっきーかなぁ。きっと幸村は真面目だから嫁に娶る位の心意気で臨んでいればいい。だけど日々鍛錬とかしか頭にないから共通の話題が見つからず、困っていた時に、お茶うけのお菓子を食べるヒロインを見てこれだーと質問してみればいいと思う。
7.何この人こわい
1.「私は秀吉様のお顔を立てるために来た。貴様に興味などない」
…お引き取「貴様はただ黙っていろ」周りに聞こえないよう小声で抑圧してくる猫被りな三成さん
2.「初めに言っておく。我は子が成せれば誰であろうと構わぬ」
そ、そうですか…。「毛利家安泰には不可欠ぞ」涼しい顔してサラッと言い放つ元就さん
3.「私の事が知りたいのでしょう?何でも聞いてください…!」
…あなた、光秀さ「私はただの怪僧ですよ!」口を手で塞いで言葉を被せてくる天海さん
⇒なりーは多分速攻帰ると思う。どんなに顔が好みでも無理。なりーで
「初めに言っておく。我は子が成せれば誰であろうと構わぬ」
「そ、そうですか…」
この人正直にも程がある。正直は美徳と言うけれどこの人の場合はただの礼儀知らずだ。
「毛利家安泰には不可欠ぞ」
涼しい顔でなおも続けるこの人は何を一体考えているのだろう。こんな人と結婚したら絶対にもの扱いされそうだわ。無理、確定。
「でしょうねぇ。では私はこれで」
すっと立ち上がると部屋を退出しようとする。
「貴様、どこに行くつもりだ」
不思議そうに聞いてくるこの人の横っ面をひっぱたかないだけ私、自分の事えらいと思う。
「どこって・・・帰るんです」
「帰るだと?何を言っておる」
「子がうめれば誰でもいいんですよね?だったら他あたってください。私は逆で誰でも良いわけではありません。ってか少なくとも貴方はないです。無理です。さようなら」
そう言い放ち部屋を出てきてしまった。
帰宅してから叱られかなあと思ったけれど、言われた言葉をそのまま伝えたら「よくぞ言った」と褒められたからよし、としておこう。勿論お断りの連絡もいれた。しかし不思議なのはあんな断り方したのになんだかんだと連絡がある事だ。まったくもって何を考えているのかわからない人だ。
※なりーは今までおしとやかさんばかりしか相手にしていなかったので、がっつり自分の意思を表明したヒロインにちょっと興味を持っていればいいと思う。ただしこの段階でもあくまでもモノ扱いではありますが。
8.仲人さん何処行くの!?
1.「青春じゃのー!あとは若いもん同士で語り合ってくれい!」
語り合えない!「………」いつまでも無言の小太郎さんを残して笑いながら出ていく北条さん
2.「我は力の為に愛を捨てた。間違えたとは思っておらぬが…」
え、泣いてます…?「どうしたんだい秀吉!?」目元を押さえて出ていく豊臣さんと追う竹中さん
3.「おぬしには誠意が足りぬわァァア!!心の壁を打ち破れい!!」
わわわ…ッ!「俺様殴り合いは無理だってー!」佐助さんを引き摺って表に出ていく武田さん
⇒こたが喋らなくてもいいのっ。私がにこにことお話を続ければいいだけの話でしょ(いたい子がいますよー)語り合わなくてもにこにこと他愛のない話を続けるヒロインを、こたは好ましく思っていればいいと思う。それでもって、最後の方で
「・・・ふっ」
「あ、今風魔さん笑いました?」
「・・・・・」
小太郎さんは話すのが苦手そうなので、私がただ話し続けていた。話していた内容は、お天気がよいとお洗濯物が乾くから好きだ、とか昨日の晩御飯の肉じゃがは上手に作れた、とか近所で飼っている犬がとてもなついてくれるのだけれど、脱走してきては私に散歩をせがむ等々。
小太郎さんはただ、黙って聞いてくれていた。こちらに意識を向けてくれているのは解ったから返事がなくても気にしないことにした。
そんな中、小太郎さんが笑ってくれたのだ。
私が笑いました?と尋ねるとまた無言になってしまったけれど、まとう空気はとても柔らかいと思う。
うん、嫌いじゃないかも。
※ヒロイン別に沈黙が怖いタイプではありません。ただ、黙っているのもあれかな、と日常の話をしていただけです。こたはこたで会話の内容でヒロインの性格がわかるようで嬉しかったりすればいいと思う。
そして佐助は先ほどの続きで
2人の間に重い沈黙が流れたその時
「おぬしには誠意が足りぬわァァア!!心の壁を打ち破れい!!」
「わわわ…ッ!」
それまで席を外していた仲人の武田さんが、そう叫びながら部屋に入ってきた。私は驚いてしまって動けない。
「俺様殴り合いは無理だってー!」
武田さんはの首根っこを掴んで佐助さんを引き摺って表に出ていってしまった。そして去り際に
「お嬢さん、すまぬ事をした。今日はこれでお開きという事で構わぬか」
「・・・・は、はい」
それは元から私が望んでいた事。
「それから今日の返事についてはまた後日知らせるということでよいかな」
「は、はい」
多分ないと思うけれど。
そのまま2人は濡れ縁から庭園に行ってしまった・・・・。
のろのろと立ち上がる。
帰ろう。
※そして後日信玄公の方から「また会ってくれないか」と申し出があるけれど、ヒロインは佐助が仕事の一環として来ていた事を知っているからお断りします。でも実はお見合いの時佐助はヒロインに惚れてしまえばいいと思う。でも自分の真実を知られたら嫌われるに違いない。なのではなから断られようとするのだけれど、最後にヒロインの腕をとった時にヒロインが泣いてるのを見て気になって仕方なくなっていればいい。なので後日会いたい、というのは佐助たっての希望。ヒロインに断られヒロインに直接会いにきてしまえばよいと思う。
「よっ」
「…どうして貴方がここに?」
実家の母に呼び出され、帰宅してみればリビングには見知った顔がくつろいでいてた。
佐助さんだ。一月ほど前のお見合いの相手。
何故だか母とも仲が良いらしい。あ、おかあさんすいません、なんてお茶を受け取っている。
私がお見合いから帰宅した日は、あんなに両親とも怒ってたのに。何だか2人は仲が良さそうだ。
早く貴方もすわりなさい、なんて母に促され佐助さんの向かいに座る。
「・・・・・」
状況が把握できないまま黙っていると、佐助さんが話し始めた。
「いやあ、あの後○○ちゃんに会ってもらえないから」
「お見合いの件ならお断りした筈じゃあ・・・」
今思い出しても胸が痛くなる。あんなにあからさまに拒絶されたのは初めてだ。でも、仕方ない、彼には彼の都合があったのだろう。最近漸くそう気持ちが切り替えられるようになってきていたのに。
「いや、それ以前にちゃんと謝ろうと思って」
「へ?」
「あのお見合いの時何だかばたばたしたまま帰っちゃったからさ。本当に申し訳なかった」
佐助さんは両手をついて頭を下げてくる。
「いえ・・そんな気にしないでください。佐助さんには佐助さんの都合があったと思いますし」
「いやあ、でも本当にごめん」
「もう、こうしてわざわざ謝罪に来てくださったからいいですよ」
「ほんと?」
「はい。わざわざこの為に来ていただいてすみませんでした」
私も頭を下げる。すると
「・・・きかないの?」
静かな声で佐助さんが尋ねてきた。
「何がですか?」
「俺様がここにいる理由」
「だからわざわざ謝罪の為に来てくださったんですよね?」
「それは、半分正解」
「?」
訳がわからない。あの何だかなしくずし的に終わってしまったお見合いに関して謝罪に来てくれた、彼はそう言ったのに。
大体-
「佐助さんに質問しても、何も答えてもらえませんし・・・・」
気づいた時には言葉がぽろっとこぼれていた。
「あ」
佐助さんになんとも言えない表情が浮かぶ。
「あ、ごめんなさい。嫌味じゃないです。すみません」
「いや、いいんだ。その通りだったからさ」
つきん また胸が痛くなる。
「ちょっと散歩に付き合ってくれる?」
「へ?」
「すみません、お嬢さんちょっとお借りします」
どうぞーなんて呑気の母の返事にも訳がわからないまま外に連れ出される。
特に会話もなく近所の公園にやってきた。ベンチに促され座る。人一人分の距離をあけて佐助さんが座る。目の前には遊具で遊んでいる子供達が数人。
「何か飲む?」
「いえ、大丈夫です」
「そう?」
そのまま何となく子供達が遊ぶ様子を見つめる。
沈黙が重い。ここにいる理由は何なんだろう?
-帰ってもいいですか?-そう聞こうと思った時
「この前は本当にごめん」
佐助さんが前を向いたまま言った。
「いえ、本当にもう気にしてませんから」
「でも泣かせちゃったし」
「…気にしないでください。泣いたのは私の勝手ですから」
「そか」
「・・・・・・・あの私そろそろ」
「俺さ、あの見合いの後おやかた・・・仲人にものすごく叱られた。」
「あ、殴り合いとかなんとか・・・」
大丈夫でした?と尋ねると
「ああまぁ。2.3発くらっただけだから」
「ええっ、殴られたんですか?」
私が慌てると
「あはは、いつもの事だから気にしないで。それに自業自得ってやつ?」
「じご・・・」
「『誠意を見せないにも程がある。自ら心の壁を張り巡らしおって』ってね」
結局君も傷つけた、だからごめん。
佐助さんは少し寂しそうにそう言った。
「君が普段見合いなんて受けないのに、こちらからたっての希望で受けてくれたって。すごく楽しみにしてくれてたって後から聞いた。俺様仕事の一環と思って見合いしていたから、最初君に興味なんてなかったし」ごめんね、と謝る佐助さん。
首を振って構わないと答えると、佐助さんは困ったように笑った。
「君は優しいね」
「そんな…事ないです」
「見合いの日、君が一生懸命俺の事を知ろうとしてくれたのがわかった。でも俺が適当な態度ではぐらかすたびに寂しそうな顔をするのも解ってた。俺様さ・・」
「はい」
「基本的に人を余り信じられない性格なの。性悪説の人間なんだわ」
「・・・・」
「仕事柄もあるんだけれど、人を信用してない。普段は嫌な奴の中で生きてるからね。でも・・・見合いの時、君の会話の端々から感じられる君の性格の良さはとても心地よかった。」
「・・・・」
「でもあんな事になっちゃって。帰ってから君の事何も知らないな、って気づいた。もう一度君に会って話したいと思った」
「え」
「でも、断られてしまったから親御さんの所に謝りに言った」
「両親に・・ですか?」
私がびっくりして佐助さんの顔を見つめると彼は少し照れくさそうに
「最初は相手にもしてもらえなかったけれど、最近はお茶をいただけるようにもなったし」
「佐助さん、家にそんなに来てたんですか?」
「あーまぁ。三日に一度位のペースで通いつめたかな」
「そんなに・・・すみません。私、両親から何も聞いてなくて」
「いいのいいの。言わないでくれって言った俺だし。まずはちゃんとご両親に謝ろうと思ったからさ」
「そんな…」
正直佐助さんの言葉が信じられない。ううん、信じられないというか私の理解の範囲を超えてしまっている。佐助さんは今、どうして私をここに連れてきたんだろう?
「でね・・・・今更かもしれないんだけど聞いてくれる?」
「はい」
佐助さんは立ち上がるとペンチに座っている私の前に片膝をついた。そっと私の手を取ると
「俺様の第一印象は最悪だと思う。でも、これからは○○ちゃんに嘘はつかない、俺様のことちゃんと教えるよ。だから」
-もう一回俺様と見合いしてくれませんか?-
「…はい」
私はそう答えるしか出来なかった。
※なげーよ。子安さんの声で再生してくださると嬉しい。
9.…お散歩でもしますか?
1.「散歩ついでに外でお茶でもどうだい?天気も良いしさ!」
わあ、いいですね!「新しい茶屋を見付けたんだよ」行こ!と笑顔で手を差し出してくる慶次さん
2.「ありきたりな…どうしてもと言うのなら付き合ってやろうぞ」
お願いしますッ。「日輪が輝いておるな…心地好い」手を翳して眩しそうに目を細める元就さん
3.「われはここでぬしと話していたい。ぬしはそれを望まぬか?」
あ、いえ!「戻って来やれ、日の元は好かぬ」おいでおいでして外に出ていくのを制する吉継さん
⇒3
何この吉継かわいい
10.気に入られたようです
1.「お前に心奪われたよ。…今日会ったばかりだと言うのにな!」
ええと…恥ずかしい!「また会ってくれるか?」照れ笑いしながら聞いてくる家康さん
2.「そ、その…某とお付き合いを前提に結婚してくだされ…ッ!」
お付き合いを前提に?「間違えたでござるぁぁあ!!」頭を抱えて膝から崩れ落ちる幸村さん
3.「あんたとならまた会ってやってもいいぜ?じゃあな、honey」
誰がハニーだ。「恥ずかしがらなくても良いんだぜ」馴れ馴れしく肩に手を置いてくる政宗さん
⇒2のゆっきーで。いきなりプロポーズとか大胆すぎるwww
【おまけ/その後の話】
1.「見合い話、受けて正解だったと思ってるぜ。…あんたは?」
もちろん正解!肩に頭を預けると撫でてくれる、今ではすっかり打ち解けて恋仲な元親さん
2.「ザビー様!小生も安らぎがほしいんだよ!結婚の許可をくれ!」
敬虔な信者ですね!愛の力に身を任せ、ザビー教にうっかり入信してくれた官兵衛さん
3.「貴様のことが頭から離れない…!この胸の痛みは何だ…!」
いや知りませんよ…!熱に浮かされたような顔をして突然訪ねて来た挙動不審過ぎる三成さん
⇒やっぱりねー。アニキは絶対一番幸せになれると思うんですよ、間違いなく。ただ、出かけてばかりで寂しいけれどね(実際は嫌だ)しかし、みちゅはヤンデレにも程があるだろwww
お見合いから数日後、彼が家をいきなり訪ねてきた。
ピンポーン
「はーい・・・ってあ」
「・・・・・・・」
「石田さん・・でしたっけ?」
いきなり人の家に押しかけてきてどうしたのかしら?
「ちょっと話がある。少し付き合えるか?」
「え?あ、はい。まぁ・・・」
近くのスタバに行くことにした。後ろめたさもあって。お財布と携帯を握り締め家を出る。
先を歩く彼の背中を見つめながら考える。
でも本当にどうしたんだろう。あの日、私は彼のあまりの猫かぶりっぷりに腹を立て
付添い人の竹中さんと豊臣さんが席についた途端
「あの~」
「ん、どうしたんだい?」
「私、帰ってもいいですか?」
竹中さんは瞬間驚いた顔をしたようだけど、綺麗な眉を片方だけ少しあげて面白そうに聞いてくれた。
「一体何故?何かうちのが失礼な事をしたかな?」
「言ってもいいですか?」
慌て出す石田さん。
「貴様だまってい「うるさいです」な」
ぴしゃり、と言うと顔が赤くなってた。あ、怒ってるんだ。
「先ほど、お2人が席を外した瞬間、彼は私にこう言いました。『貴様に興味などない』」
「おや」
「む」
2人は驚いた顔をしている。石田さんの顔は真っ赤だ。
「興味がないのは構いません。どうやら義理立てで来ただけみたいですし。後で断ればいいだけですから。でもね彼はこうも言いました。『貴様は黙っていろ』気に入らないのはこの方の勝手ですが、黙っていろとか指図されるいわれも覚えもありません。これからの数時間一緒に過ごしてもお互いに時間の無駄だと思うので帰っていいですか?」
にっこりと一息で告げる。
「本当かい?三成」
「半兵衛さまっ、それは」
「三成・・・」
「秀吉様、お聞きください」
「じゃ、私はそういう事で。断りの連絡はいりません。」
すたすたと部屋を出て行こうとすると
「貴様っ」
ぷるぷると震えていた石田さんが立ち上がり追いかけ私の腕を掴んだ。
「痛っ」
やばい、きれそう。これでも我慢してるんですけど。
「…何するんですか?」
「貴様余計な事をべらべらと…」
「言われて困る事するからいけないんです。何様のつもりですか?手、離してください」
「まだ俺の話は終わってな」
面倒くさくて、ついつかまれていた腕を抜きつつ、倒してまった。
ズバーン 見事に転がる石田さん。
きっとそんな事されると思っていなかった石田さんは呆気にとられた顔をしていた。
竹中さんはにやにやしていて、豊臣さんはしかめっつらだ。
「・・・・・・・」
「だから指図される覚えはないっての。失礼します」
そんなこんながあったから間違いなく嫌われているはずなのに。
でもまあ、投げたことに後悔はしていない・・・・と思いたい。
後で半兵衛さんには一応謝りの電話を入れたのだけれど、彼は笑ってくれていたし。
ファミレスに入り、オーダーを済ませる。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
尋ねてきた彼は何だか挙動不審だ。ちょっと顔も赤いし、目もとろんとしている。
「答えろ、女」
「は?」
「貴様のことが頭から離れない…!この胸の痛みは何だ…!」
「知りませんよ・・・って、そんなに私の事恨めしく思っていたんですか?」
「恨めしい・・・?」
「私の事が頭から離れない位、付添い人さんの前で恫喝してた事ばらされ、あまつさえ女に投げ飛ばされた事を根に持ってて、そのストレスで胸が痛いんじゃないんですか?」
「・・・そう、なのか?」
「え、違うんですか?だって怒ってるんでしょう?」
「貴様をか?」
「はい」
私がそういうと石田さんは、私の顔をじっと見つめたまま
「怒ってなどいない。私はそんな矮小な人間ではない」
「そうですか」
じゃあ、何で
「とるにたらぬ貴様に何をされようと、大した問題ではないっ」
ばんっ とテーブルを叩く石田さん。
いや、そこもかなり失礼ですよあなた。
全く持って訳がわからない。
「じゃあなんで私の家まで来たんですか?」
「・・・・だからこの胸の痛みの原因をだな」
「私はあなたではないからわかりません。それこそ半兵衛さんとかに聞けばいいじゃないですか」
「半兵衛様に?」
「私なんかよりちゃんと答えを出してくれると思いますけど」
「しかし、こんな瑣末な事で半兵衛様の時間を取らせる訳には…」
だから、失礼ですよ、あなた(にっこり)
「申し訳ありませんけど、私もそんな暇ではないのでご自身で答え出されたら如何です?」
伝票を見て、自分のコーヒー代だけテーブルに置く。
それじゃ、と出ようとすると「ま「何です?また投げられたいんですか?」」
「・・・・」
「方法を間違えると結局、他人に迷惑がかかります。自覚してください。さよなら」
※結局、はんべに相談して「それは三成。彼女が気になって仕方ない。恋したって事じゃないのかい?」とかからかわれてしまえばいい。みちゅはなんだかんだと聡いヒロインが気になってしまえばいいと思う。
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