コメントで情報をいただき、早速拾ってきました。回答してみましょうか。膨らむといいなー。BASARAしちゃったからなー。うふ、こじゅが素敵過ぎて悶えてます(聞いてません)強くてストイックとか最強じゃないですか。無駄口叩かなくて強いとかたまらん。聞いてませんかそうですか。今回も銀魂バトンを回答していきたいと思います。


◎貴女はお妙や阿音が勤めるキャバクラに勤めることになった新人キャバ嬢です◎


●今日はお妙や阿音はお休みです。なので人手が足りず、新人キャバ嬢の貴女も一人でテーブルにつかなければなりません。
そんな店へ珍しく、銀時、近藤、土方、沖田、桂(キャプテンカツーラの変装で)がやってきました。
貴女が隣に座る人物を選んでください。

①頭をぼりぼりかきながら、だるそうにしている相変わらずな銀さん。
②「お妙さぁぁぁん!! どこですかぁぁぁ!! 近藤勲が会いにやってきましたよぉおお」と叫びまくる近藤さん。
③女にゃ興味ねぇ、といわんばかりに、つまらなさそうにくわえタバコでフロアへの階段を下りる土方さん。
④そんなクールを装う土方さんに足をかけようとしているドSな沖田くん。
⑤変装中なので妙にハイテンションな桂さん。

⇒これは土方でお願いしたい所なんですが、きっと近藤さんのお目付け役とかであればいい。なので
「お妙さぁぁぁん!! どこですかぁぁぁ!! 近藤勲が会いにやってきましたよぉおお」
近藤さんは叫びながら店内をきょろきょろ見回している。だ、だめだ、この人にちゃんと説明しなければっ。
「あのっ、お客様っ」
「ん、ああ。君すまないけれどお妙さん呼んでくれない?愛しの近藤が会いに来たって」
「お妙さんは今日はいませんっ」
「・・・え、いないの?」
急におとなしくなる近藤さん。
「なんだーいないのかー。じゃあかえろっかなー」
それは困る。お妙さんに近藤さんには遊んでもらいじゃんじゃん注文してもらうようにと仰せつかっているのだ。その為に普段働いていない自分が化粧までしてヘルプで入ってるのだから。
新人もど新人の私がいるのはお妙さんの代役。だから少しでも売り上げを上げないとそれはそれで申し訳ない。そこいらのバイトとは違う高い時給をもらうのだから。

はっしと近藤さんの袖を掴んで必死に言う。

「あああのっ。それでお妙さんから近藤さんに手紙を預かってます」
「手紙?・・・・どれどれっ」
「こ、これです」
私が渡した手紙を奪うように受け取るとふむふむと読み進めていく。
読み終えた近藤さんはとてもやに下がった顔で
「そうか、お妙さんはそんなにこの俺の事を頼りにしてくれていたんだな」
「へ?」
「安心したまえ。お妙さんから今日は君を指名して相手するように書いてある。何でも注文するといいさー」
「は、はぁ。ありがとうございます」

それにしても近藤さんも副長もましてや沖田隊長も。

私が屯所の女中だという事に全く気づいていないらしい。
いや、朝もご挨拶したんですよー
名前くらいは覚えてもらってるんですよー。

普段しない化粧にウィッグ、この短い丈の着物ですっかり化けてる・・のかな?
土方さんは大喜びで盛り上がる近藤さんを横目にすたすたとつまらなさそうにくわえタバコでフロアへの階段を下りていく。

とにかくご案内しなくてはっ。

※普段は屯所勤めの女中さん。それなりに皆に可愛がられていますが、化粧とウィッグでばれてません。しかも着物も超ミニですからね。ま、ヒロインがこんなところにいるはずないと皆思ってるからばれてません。



●貴女は席につき、早速みんなのお酒を作り始めますが、不慣れなのでなかなかてきぱきできません。そんな様子をみてみんなが一言いいました。貴女が次に隣に座る人物を選んでください。

①「あぁあぁ、しょうがねぇな~、見てられねぇよ。銀さんがお手本見せてやっからよく見てなさい」…と手とり足とり張り切って指導を始める銀さん。
②「君新人かい? いいよいいよ、ゆっくりで」…といいながら、さりげなくボディタッチしてくる近藤さん。
③「しかたねぇな」…と、黙ってお酒づくりを手伝ってくれ、ついでに貴女のお酒もつくってくれる土方さん。
④「しょーがねぇなぁ、じゃあこのドンペリ一本一気してくだせぇ。それで勘弁してあげまさぁ(ニヤリ)」…とドSぶりを発揮する沖田くん。
⑤「おなごはただ笑って座ってくれていればよい。酒なら俺がつくろう」…とニッコリ微笑む桂さん。

⇒テーブルについたらお酒を作らなくては。水割りだよね?
「いらっしゃいませ」
開店前に作り方を習ったとは言え、そんなすぐに手際よく作れる訳がない。もたもたとしているとまず近藤さんが
「君新人かい?」
「は、はい。今日からです・・・というか今日だけ、というか
「いいよいいよ、ゆっくりで」
そう言いながら近藤さんは安心させるかのように肩を触ってくる。
ガシャッ
「あ、すみませんすみません」
謝りながらまた作りなおす。
いきなり肩を触られたので驚いてしまった。何か普段と違って触り方が・・・やらしかったんだもの。あ、ここはそういうお店か。
「しょーがねぇなぁ、じゃあこのドンペリ一本一気してくだせぇ。それで勘弁してあげまさぁ(ニヤリ)」
今まで黙っていた沖田隊長がいつの間にか注文していたのか、ドンペリの瓶を私に手渡そうとする。

いやいやいやいや。無理です。お酒は苦手なんですから。おまけに沖田隊長の顔、とても悪い顔になってます。普段私に悪戯する時とは比べ物にならないくらい凶悪な顔ですっ

「一気はちょっと・・・」
「そうだぞーこの子・・・ええと、君名前は?」
「☆☆です」
とりあえず源氏名を名乗る。本名とは似ても似つかない源氏名だ。
「お妙さんから☆☆ちゃんはお酒に弱いから無理強いするなと手紙で頼まれてしまってるんだからな。意地悪をするんじゃないぞー」
「…へーい」
渋々沖田隊長が引き下がる。た、助かった。
横からすっと手が伸びてきた。
「しかたねぇな」
「あ」
副長がてきぱきと皆の分の水割りを作ってくれた。しかも私の分まで。
「すみません、ありがとうございます」
「いや・・・お前にまかせてるといつまでたっても飲めそうにねぇからな」
「それではかんぱーい」
近藤さんの音頭に合わせて乾杯する。

-あれ?-

-このお酒…ウーロン茶だ-

ちらり、と横で静かに飲む副長を見る。そ知らぬ顔をして飲んでいる。

「ありがとうございます」
小さくお礼を言っておいた。
「いや」

そんな私達を沖田隊長がじっと見つめている事にまだ気づけないでいた。

※とりあえず無意識にヒロインが気になってしまえばいい。



●みんなお酒も入りいい気分になってきました。さぁ、次に隣に座る人物を選んでください。

①「銀さんさぁ、こう見えても淋しがりなわけ、だからよぅ、この後一緒に飲みにいこうぜ」…肩にさりげなく腕をまわしてくる銀さん。
②「お妙さんがさぁ、こんなにもお妙さんのことを思ってる僕のことをさぁぁぁ」…とグチに入る近藤さん。
③「そんな若いみそらでキャバ嬢やってるなんて、なんか理由ありかい?何か困ってることがあるんなら相談に乗るぜ」…と目の据わったまなざし(かつ瞳孔開き気味)を向けてくる土方さん。
④「これ飲んでくだせぃ」…焼酎7:水3で作ったお酒を渡してくれる、そんなに酔わせてどうするつもり沖田くん。
⑤「少し飲みすぎたようだ、、厠(かわや)へ案内してくれぬか」…カツーラ変装のためか強引に貴女の手を握り、厠へつれこもうとするキャラがいつもと違う桂さん。


⇒最初は和やかにお酒を飲んでいた・・・のだけれど。私がちょっと他のヘルプに入り戻ってみると皆さん既に酔っ払っていたようで。
近藤さんが私を呼ぶ。近藤さんと副長の間に座らせられる。
「お妙さんがさぁ、こんなにもお妙さんのことを思ってる僕のことをさぁぁぁ」
どうやらお妙さんをいかに愛しているか、から今まで受けている仕打ちに対する愚痴に切り替わってきたようだ。
はいはい、と返事をしながら驚く。お妙さん、結構えげつないです。確かに近藤さんはストーカーですけれど、そんなにひどい人ではないと思う。・・うん。宴会の時にすぐに裸になってしまうけれど(その度に真っ赤になってしまうから勘弁してほしい)仕事そっちのけでお妙さんの所に通い詰めているけれど(あれ?)
「☆☆ちゃんはさぁ、いい子だよねー」
「え、ありがとうございます。きっと近藤さんの気持ちが伝わる日もきますよ」
「ほんとに?ほんとにそう思う?」
「はい。だってお妙さん。あの性格ですもの。本当に嫌だったらもっとひどい事されてますよ」
「・・・・あはははは、まだましって?」
「ええ、多分」
そうかーと浮上してきた近藤さんを見て安心していると、とんとんと肩を叩かれる。
副長だ。
「はい」
「そんな若いみそらでキャバ嬢やってるなんて、なんか理由ありかい?何か困ってることがあるんなら相談に乗るぜ」
「ええまぁ・・・」
今日だけなんです、とは言いづらい。次に来てくださいね、と言えとは店長のお達しなのだ。それでも副長は心配してくださっている。
「心配してくださってありがとうございます」
目を見てそういえば
「ならいいが。本当に何かあるのなら、俺でなくてもいい。相談しろよ」
「はい」
する今度は近藤さんの隣にいる沖田隊長が。
「これ飲んでくだせぃ」
グラスを手渡してくれる。
「あ、ありがとうございます」
受け取って一口口にすると
「~っ」
濃い、濃いよ。このお酒。
びっくりして沖田隊長を見ると
「あんた、さっきから土方コノヤロー作った酒ばかり飲んでやがる。俺様の作った酒は飲めねぇって事ですかぃ?」
「い、いえ、そんな事は」
「じゃあ、ぐぐいっと言ってくだせぇ」
にやにやしている沖田隊長。
目の前にはやたら濃いお酒。
仕方ない、ままよ。
一気にぐーっと飲み干す。
「ぷはぁ」
「お、いい飲みっぷりでさぁ。次これな」
「えー」
かけつけ三杯飲まされた。駄目だ、気持ち悪い。ぐるんぐるんしてる。
「なんでぇ、だらしのない」
「…苦手だっていったらないれすかぁ。おきたたいちょー」
「だーれが隊長で・・・・お前」
「いつもそうれす。わかっててやるんですもん。意地悪れすー」
「・・・・・」
じーっと私の顔を見つめる沖田隊長。
「?私の顔に何かついてまふか?」
「いや・・・こいつぁ驚いた」
心底驚いた顔をしている。どうしたのだろう?

※たいちょーの呼び方でばれてしまいましたよ。総悟だけに



●さぁ、宴もたけなわ。貴女は慣れないお酒に足元もおぼつかないかんじに。次に隣に座る人物を選んでください。

①「おまえ大丈夫か? 家どこ? しかたねーから今日は銀さんが家のふとんまで送ってってやるよ」…ふとんまでって何するつもり銀さん。
②「今日は慣れないのに一生懸命接客してくれてありがとう。その、よかったらまた日を改めて会っていただけないでしょうか」…少し顔を赤らめ真剣に告白してくる近藤さん。
③「そんなフラフラじゃ帰れねぇだろ、、屯所が近くだから俺の部屋で休憩してくか?」とタバコを吸いながら目をあわそうとせずつぶやく照れ屋な土方さん。
④「俺の部屋で飲みなおしやせんか?」…頬にキスせんばかりに接近して耳元でささやいてくる沖田くん。
⑤「おぬしが嫌なら仕方ないんだが、会ってもらいたい人がいる」…とエリザベスと会わせようとする、もう身内に紹介ですか桂さん。


⇒何故だかあの後沖田隊長がお酒を無理矢理飲ませる事はなかった。でもさっきのはきつすぎだ。ぐらんぐらんしているし口調もおぼつかないのもわかっている。
「☆☆ちゃん」
「はい?あ、おかわりれすかー?」
水割りを作ろうとする手をそっと止められる。
「今日は慣れないのに一生懸命接客してくれてありがとう。その、よかったらまた日を改めて会っていただけないでしょうか」
近藤さん、顔が赤い。酔っ払ってるのかな?また会うって毎日会っているのに。近藤さんに会うなんてちっとも構わない。お話を聞くくらいしますよ。お役にたつのなら。
「はい」
「いいんですか?ありがとうっ」
がっと両手を握られる。
「???」
「よし今日は気分良く帰れそうだっ。トシ、総悟、帰るぞっ」
お見送りに行かなくては。立ち上がると眩暈が止まらずふらふらとしてしまう。
ふらついて副長にもたれかかってしまった。
「あ、もうしわけ・・・」
「そんなフラフラじゃ帰れねぇだろ、、屯所が近くだから俺の部屋で休憩してくか?」
副長はこちらを見ない。そんなにみっともないかな、やっぱり。そうだよね、お酒に飲まれてるもんね。
私だって屯所に住み込みなんだから帰るところは一緒なんだけれどなぁ。あ、でも副業でバイトは禁止のはずだからばれたらまずい。やはり休憩させてもらった方がいいのかな。
「じゃあ・・・お願いします」
「!・・・ああ」
近藤さん、副長が歩いてくいと今度は沖田隊長が追い抜きざまに
「俺の部屋で飲みなおしやせんか?〇〇」
「えーたいちょーは意地悪ばかりするからやですー。もうさっきから頭痛くてたまらないんです。もう寝たいです」
「~今度は屯所で飲みに付き合えよ」
「えー」
「いいのか?副業は禁止だろ?☆☆ちゃん」
「あ」
少しだけ頭が冷えた。今、隊長は本名で呼んだ。私普通に返事して会話しちゃった。今更しらばっくれる事は出来ない・・・。
「楽しみでさぁ、一晩中飲ませてやる」
「ひぃぃぃぃ」
あの時の沖田隊長の顔はかなり悪かった。・・・あれ、でも最初のドンペリの時より怖く感じなかったのは何でだろ?

※それはね、ヒロインにひどすぎる事は出来ないんだよ。ヒロインMでないのでひどい事されたら離れていってしまう事を自覚してるんだ、うん。



●楽しい時間はたちまち過ぎ閉店時間です。アフターに一緒に行く人物を選んでください。

①「銀さんが送ってってやるからよぉぉぉ、今から甘味処いかねぇぇぇ?」…と言いながら自分がふらふらで道路にひっくりかえる銀さん。
②「足元に気をつけて、、ここからはタクシーで行きましょう」…ときびきびと車を止め、とても遠い貴女の自宅まで送ってくれようとする意外に高給取り且つ紳士な近藤さん。
③いきなり貴女をお姫様だっこして自分のパトカーの助手席に放り込むちょっと強引な土方さん。
④「今から一緒に呪いの儀式に参加しやせんかぃ?その後は二人で朝まで(ニヤリ)」…その後の展開のほうが気になるんだけど沖田くん。
⑤「拙者は実は警察に追われている身、、しかしこうやってそなたに会えたのも運命。俺に付いて来てくれぬか?日本の夜明けまで」…ほとんどもうプロポーズだよ桂さん。

⇒お妙さんがお店に近藤さんが帰ったらあがり、という風に話をつけていてくれたのでそのまま帰宅する事にする。衣装とかウィッグとかはもういいや。明日返しにこよう。お見送りしたら少し時間をつぶして帰宅しよう。
そう思っていると近藤さんがタクシーを止めて送ってくれようとする。あ、確かに家の話をした時実家の方を言ったんだっけ。
「あ、大丈夫です大丈夫です。この後まだ仕事がありますので」
「そうか?じゃあ、俺はこのままお妙さんに愛を伝えに行くかな」
「はい、行ってらっしゃい~」
私が手を振りそう言うと瞬間、近藤さんは奇妙な顔をしたけれどそのまま行ってしまった。
「今から一緒に呪いの儀式に参加しやせんかぃ?その後は二人で朝まで(ニヤリ)」
「ひいっ」
背後にいつの間に立っていたのか沖田隊長が。
「頂戴なく遠慮します」
「・・・つまらねぇ」
「隊長のせいで気持ち悪くて仕方ないです」
「それがおめぇの仕事だろうが」
「・・う、まぁ」
歩こうとするとまたふらついてしまう。
ぎゅっと隊長の袖を掴んでしまった。
「すすすすみません」
「・・・ふん、普段もこれ位可愛げがありゃあ楽しいのに」
「へ?・・・・きゃぁっ」
今度は横からいきなり持ち上げられる。
「・・・あ、あの」
私はどうやらお姫様抱っこというものをされているらしい。そしてそれをしているのは
「ひ・・じかたさん?」
「・・・・・」
沖田隊長を無視してすたすたとパトカーへ。
「うひゃっ」助手席に放り込まれる。
「総悟・・・てめぇは歩いて帰って来い」
「何言ってやがる。死ね土方」
「じゃあな」
パトカーをスタートさせてしまった。
「あ、あの」
「休憩してくんだろ?」
「はい」

あれ、私浚われてる?

※住まいは一緒ですけれどねwwwってか、飲酒運転ダメダーメ


●気がつけばもう夜が明けています。貴女は昨日のことをまったく覚えていません。
貴女は誰の隣で目を覚ましたでしょう?

①「おぅ、起きるのはえぇな、、まだ新八が来るまで時間はたっぷりあらぁ、、もう一回、、」…もう一回って何をもう一回なの銀さん。
②「もう起きられましたか?? 朝食を運んできましょう、待っててください」…晴れやかな笑顔で、男らしくふんどし姿で布団からでていく近藤さん。
③目を閉じてシーツに横たわる貴女を、くわえタバコでじっと見つめる上半身裸の土方さん。
④「起きたんですかぃ?まだ寝てていいですぜぃ、、昨日多少やりすぎやした、、勘弁してくだせぇ」…ってやりすぎたって一体何を??沖田くん。
⑤「もうおぬしを一生離さん、、、大切にする」…とぎゅっと貴女を抱きしめる桂さん。


⇒ちゅんちゅん・・・

スズメの鳴き声で意識が浮上した。何だか頭が痛くて、見覚えがあるようなないような部屋で寝ている私。

確か昨日はお妙さんに頼まれて「すまいる」に一日だけヘルプで入って、近藤さん達がやってきて最初は飲まなくて済んだのに、沖田隊長にばれちゃってお酒たくさん飲まされて、それからそれから・・・あ、そうそう。近藤さんをタクシーで送ってその後確か・・・副長が送ってくれるとかなんとか・・

「起きたか?」
振り返れば上半身裸の副長が煙草をくゆらしながらこちらを見つめていた。

って、不意打ちで裸は恥ずかしいんですけどっ。そら別に初心な娘な訳でもないから普段ちゃんと気合いれていればそんなに恥ずかしくはない。例えば朝稽古の時上半身裸とか。
それでもやはり好きな人の裸は気になるし恥ずかしいってもんでしょう~。
私のそんな心の葛藤を気にする事なく声をかけてくる副長。あれ、でも機嫌・・悪い?

何か探るような顔つきでこちらを見ていたような。

「あ、はい、おはようございます副長。今何時ですか?」
「6時を少し前だ」
「そうなんですか・・・すいません、お布団借りちゃって」
「お前、今日仕事は?」
「今日は有給を頂いているのでお休みです」
「そうか、じゃあ昨日頼んだ繕い物は明日か?」
「そうですね、多分明日のお昼までには・・・・・」

ここまで言いかけてはた、と気づく。あれ?私確か昨日の格好のまんまじゃ・・・

さーっと血の気がひいていくのがわかる。あれあれあれあれあれあれあれあれれれ。

「ああああああのっ」
「風呂・・・入って来い」
「へ?」
「幹部用の風呂だ。俺もさっき入ってきた。今なら誰も入ってこねぇ。さっさと行って来い」
「は、はい」
部屋を出ようとするとまた声を掛けられる。
「それと、お前には色々聞かなくちゃならねぇ事があるからな。風呂でたら戻って来い」
「・・・はい」


お風呂から出ていつもの格好に戻る。うん、やっぱりこっちの方が気楽でいいや。
そんな暢気な気分も副長の部屋の前に来たら吹っ飛んだ。

やばいよね、副業だもんね。首かな?

「〇〇です、戻りました」
「・・・入れ」

向かい合わせで座る。副長は黙って何も言わない。ただ、煙草を吸っているだけだ。
「・・で、何であそこにいた?」
「あの、それは…」
「翌日に有給を取ってまであそこで働かなくちゃならねぇ理由ってのは何だ?」
私は仕方なく事の顛末を副長に話した。

「・・・と言う訳なんです。」
私が話している間中黙って聞いていた副長は
「するとこういう事か?お前が昨夜働いていたのは本当に偶々で、昨夜限りの事だ。今後あそこで働くつもりはない。また近藤さんの相手をしていてくれればいいと聞いていた・・・そういう事だな?」
「はい、そうです」
副長はがりがりと頭をかいた後
「本来ならば屯所の女中は副業は認められてねぇ。スパイになる事があるからだ。だけど今回は近藤さんのテーブルについていただけだし、その後は俺と帰ってきたからな。不問にしてやる」
「あ、ありがとうございます」
三つ指ついて深々と頭を下げる。
「二度とあんな真似するんじゃねえぞ」
「はい、もうこりごりです。お酒苦手だって言ったのに沖田隊長にひどく飲まされましたし」
ばらされたくなかったら飲め、ってひどいですよね。おかげで今日も頭痛いです、私が笑いながらそう言っても副長はむっつりと黙ったままだ。
「副長?」
「あいつは・・・総悟は気づいてやがったのか?」
「え、はい。」
「いつからだ?」
「そうですね…私がヘルプから帰ってきた後・・位かなあ」
「あいつは何で気づいた?」
「わかりません・・」
大きくため息をついた副長。あれ、煙草の本数増えてる?
部屋が煙草の煙ですごい事になり始めた。
「ふ、副長、障子少し開けてもいいですか?」
「…俺はお前だって事最後までわからなかった」
「え?」
立ち上がりかけた膝をまたおろして話を聞く。副長は何だかとても辛そうだ。
「手際は悪いけれど、他の女達と違って近藤さんの話を一生懸命聞いていた姿が印象に残った。一々俺達に媚を売るような態度をとらなかった事も新鮮だった」
「・・・・」
「店にいた時は普通にお持ち帰りしてやろう、って思った」
「へ?」
何言ってるんですか?この人?
「だが、酒に弱くて酔っ払って、足元も覚束ないお前を見て『休ませてやらなくては』と思った。何でか知らねぇがそうしてやりたくなった。普段のお前を思い出していたのかもしれねぇ」
そらそうだよな、お前だもんな。そう自嘲気味に笑う副長は何故だか寂しそうで。
「ふくちょ・・・」
抱きしめられた。
「連れて帰ってくるまでに眠っちまったお前が唸っていたから、帯を少し緩めてやった。それまでは下心がなかったと言えば嘘になる。でも緩めた時に傷が見えた」
「あ」
「お前だって解った。最初は混乱したが連れ帰ったのが俺でよかった、とも思った。他のヤローだったら何されていたかわからねぇ…」
ぎゅう、と抱きしめる力が強くなる。
「副業は禁止だ」
「はい」
「二度とあんな真似はするな」
「はい」
「お前にもしもの事があったら・・俺は」
「ごめんなさい、副長」
最後の声が震えていた事には気づかないふりをしておこう。

※この二人恋人同士ではありません。土方はヒロインの事大好きですが、ヒロインは全く気づいていません。そして傷というのは攘夷志士との戦いに巻き込まれた時、ヒロインが土方を庇って切られた刀傷。肩から胸に袈裟懸けに切られているのでお嫁に行ける体ではありません。ヒロインはこの傷の事に責任を感じて色々してくれてるんだ、と思っています。また自分みたいなのが恋人になるなんておこがましいとも思っているので、はなから恋愛感情など持たないようにしてるのです。いやあ、少しこじれさせてみたよ。にぶちんの土方はメイクとウィッグで化けたヒロインに全く気づいてませんが、所作から何となく重ねてみていて庇護欲にかられまくっていた・・というオチです。





●今後の展開は、続編バトンをご参照ください!! このバトンの感想を一言どうぞ☆

楽しみましたー