柳ですね。ただですね、あたくしすぐに確率確率いう柳はあたくしの柳ではないと、思っています。私の思う柳像がものっそちっさーいんで。どうでしょうか。


A寝起き

1「まだ寝ていたい……このままでいい………」
起こしたらそんな事を言われた
2「ほら、早く起きないと……そうだな、遅刻する確率100%だ」
遅刻ギリギリまで寝てた自分を起こす柳


→くはぁ。こんなん1に決まってる。少しかすれた声で言っちゃえばいいよ。それでぎゅーっと抱きこんでしまいえばいいよ。うはー。



B遠足

1「今日のおやつの値段の合計は299円か…あと1円分買えばよかったな」
何を買うつもりだったんだろう?
2「登山……弦一郎が張り切りそうなイベントだ。嫌な予感がする」
ちょっと嫌がっているみたいだ


→2ですかね。予感は的中しちゃうんだよ。何だかもう登山でも本格的なやつで。ヒロインなんてもうギリギリなんとか頑張ってるみたいな感じになればいい。そして皆に大顰蹙を買えばいいんだ、げんげん。可愛すぎる。



C図書館

1「何でもいいからお勧めを貸して下さい」
何でもいいから、と言うものの…求めるジャンルは恋愛モノ
2「お前にもこの本を読ませたい。読むか?分からない事があったら教えてやるから…」
漢字だらけの本を渡されてしまった


→えーっ。何だかなあ。とりあえず2かな。ヒロイン馬鹿みたいだもんな。これじゃあ。柳はきっと夏目漱石の何かをすすめてくると思うんだ。だから大して漢字だらけではないよ、うん。

「お前にもこの本を読ませたい。読むか?分からない事があったら教えてやるから…」
柳君が手渡してくれたのは夏目漱石の「こころ」だった。
「これ、前読んだ事あるよ」
「…そうか、お前はこれを読んでどう思った?」
「んーとそうだなあ・・・」
宙を見上げながら話を思い出す。夏目漱石のこころは私と先生の語りですすんでいく話だ。
先生は若い頃、友人と自分の好きな女性が同じと知り、友人の気持ちを知りつつも先んじて結婚してしまう。友人は結局自殺してしまい、その罪悪感にさいなまれ続けて・・・みたいな話だったと思う。
「Kに告白された時に先生もK言えば良かったのにって思った」
「そうか」
「何も告げずに先にプロポーズしちゃったからKは裏切られたと思って寂しくて自殺しちゃったんだと思う」
「…お前がもし」
「なぁに?」
「このお嬢さんの立場だったとして・・・」
「うん」
「後からその事実を知ったら…どう思う?」
「結婚した相手が、なくなった人の気持ちを知っていてプロポーズしてきたって事?」
「そうだ」
「そうだねぇ・・・・」
「・・・・・・」
柳君は私の答えを待っている。
「悲しくなる」
「悲しい?」
「うん、プロポーズを受けた段階で私はその先生が好きでしょう?こころのお嬢さんの時代は違ったかもしれないけれど。今の私はきっと自分で先生を選ぶと思うの。だからその事実を知ってもきっと怒れない。悲しくなるけれど。好きな人の為にエゴが働くのって多かれ少なかれあると思うんだ」

そうだ、好きな人の心を自分の物にする為に人はいくらでもエゴイストになれると思う。そんな嫌な面はきっと誰でも持っている。

「だから攻める事が出来ない。仕方ないともいえないんだけれど。きっと一緒にその辛さを背負おうと思う」

今の私の意見だからまた変わるかもしれないんだけれどね。そう言うと柳君は
「そうか」

と静かに返事をした。
「お前は・・・強いな」
「なぁに?」
「いや、何でもない」

柳はきっともてもてのヒロインとレギュラーでヒロインの事を好きなメンバーとか色々重ねたんだと思う。

そして帰り道。
「月が綺麗ですね」
「うん・・・って柳君どうしたの?」
「何がだ?」
「いや、綺麗ですね・・・って柳君の口調にしては珍しいなと思ったから」
「気にするな、そんな気分なだけだ」

※これは夏目漱石が昔「i love you」を日本語に訳した時に使った訳な訳です。ヒロインは気づきませんが、後でその話をきいた幸村や仁王あたりが「へぇ・・」とか「ほっほう」と闘志を燃やせば良いと思います。




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