すいません、何か本当に時間がなくて、数はこなせないので、一つ一つの回答を無駄に長いドリ風にしてみました。
銀魂は久しぶりかな。ううむ。とりあえず出てくる人皆幼馴染って素敵。それ魅力。
取り立ててこれはさっきの続きと書かない限りは選択肢の彼は、別設定になりますので。
★学校に行きましょう
1.「ほら、急がないと遅刻するよ」 いつも家の前で待っててくれる鴨太郎
2.「あ、おはよう。…ってオイ。何でいつも僕じゃなくて眼鏡に挨拶してんのォォォ!?本体眼鏡じゃないからねェェェ!」 毎朝お決まりのやり取り。新八
3.「おんしゃ、何で起こしてくれなかったがー」 何度も電話したよ!相変わらずの寝坊助。辰馬
⇒この三人の中なら鴨太郎さん。ちょっと面倒見がいい御兄さん的な感じで。たまに口やかましいけれどヒロインちゃんの事ちゃんと大事にしてくれていればいいと思う。
★一緒に帰りましょう
1.「夜道の一人歩きはやめろ。お前はもう少し危機感を持ってだな…」 ハイハイ、小言はもういいです。桂
2.「隣にいるのがアンタとは…色気のねェ」 悪かったな。憎まれ口を叩く沖田
3.「バンドメンバーが中々集まらなくてな…」 世間話をしながら。万斉
⇒総悟でひとつ。
昇降口で総悟に会った。
「あ」
「あ」
間抜けなリアクションだが仕方ない。幼馴染なんだから。
何となく二人で帰ることに。
「隣にいるのがアンタとは…色気のねェ」
「悪かったわね」
「俺だって好きで一緒帰ってるんじゃねーや。方向がたまたま一緒なだけでぃ」
「・・・・・」
いつもならぽんぽんと軽口が飛び出してケンカのような会話が生まれてくるんだけれど・・今日はそんな気分じゃない。
「ねぇ、総ちゃん」
「んー」
「やっぱり女の子は色気がある方がいいんだろうね」
「・・・なんでぃ、しおらしくて気持ち悪い」
「・・うん」
私は数時間前に見た光景を思い出していた。予感はしていた。彼が彼女を見る視線があまりにも優しかったから。彼女は私とは全く違うタイプで。美人だし、優しいし、性格もいい。色気もあるか?と問われればあるのだろう。
「・・・お前に色気とかあったら気持ちわりぃや」
「・・はは、そっか。気持ち悪いんだ」
自分の声のトーンの低さに自分で驚いた。
「あ、いや・・そんなのお前じゃないってゆーか」
「・・・・」
珍しく総悟が焦っている。
沈黙が二人を包む。何も言わずにただ家に向かい歩く。
その沈黙を破ったのは総悟だった。
小さな、だけどとても真剣な声で。
「・・・だったら」
「?」
「そんなに辛いんなら、さっさとやめちまえばいーんでぃ」
がつん、と頭を殴られたような衝撃を受けた。え、総悟、何言ってるの?横にいる総悟の顔をみれば至極真面目な顔をしていて。
「な、に・・言って」
「はなからお前に勝ち目はねぇって言ってるんでさぁ」
わかってるもん、わかってるもん。そんな事わかってるもん。彼が優しいのはきっと彼女のおかげ。彼女が側で笑っているから彼も優しくいられるのだ。
「・・ってるもん」
「え」
「そんなの解ってるもん。だけど仕方ないじゃない」
「お前」
私の剣幕に総悟が驚いている。いや、剣幕にかな?それともぼろぼろ泣いている私にかな。
ああ、言葉が止まらない。
「気づいたら好きだったんだからっ。はい、そうですかって諦められるなら最初から好きになったりしてないもん。何にもわかってないくせに勝手な事言わないでよっ」
総ちゃんの馬鹿ーっと叫んで走り出した。もう一緒になんて帰りたくない。
泣きながら帰るあいつを呆然と見送った。
そんなにあいつの事が好きなのかぃ。
-そんなの解ってるもん。だけど仕方ないじゃない。気づいたら好きだったんだからっ。はい、そうですかって諦められるなら最初から好きになったりしてないもん-
「・・・んなこたぁ、俺が一番知ってるってんだよ・・・」
呟きは夕闇に溶けて消えた。
うふふふふー総悟はヒロインちゃんの事好きであればいいよ。
★失恋しました
1.「わしなんかおりょうちゃんに何度もフラれちゅうよー。アッハッハッハッ!」笑って頭を撫でてくれました。辰馬
2.「あのっ…コレ!キミの好きなもの作ったから、よかったら食べてね!」 精一杯元気付けようとしてくれてます。新八
3.「アンタが落ち込んでるの、気持ち悪いんだけど」 彼なりに慰めてます。神威
⇒これは先程の設定で4番のぎゅうっと抱きしめながら「だから言ったろうが。さっさとやめて俺にしちまえばよかったんでぃ。」とても切なそうに呟かれました、総悟でお願いいたします。
★家に呼び出されました
1.「いや、別に、テレビつけたらホラー映画やってて一人でいるのが怖いとかじゃねーから。マジで」 だったらこの手、離して下さい。銀時
2.「ん。明日提出の課題。やっとけ」 自分でやって下さい。高杉
3.「おばさん達いないでしょ?母さんが食べていけってさ」 夕飯をご馳走になりましょう。山崎
⇒銀さんで。御風呂に入ってる時もずーっと大きい声で鼻歌歌っていればいいよ。
「ご機嫌だったねぇ」
御風呂上りの銀さんに話しかける。ただし視線はテレビを見たまま、今リングのクライマックス。いい所なのだ。
「はぁ?、ま、まーな。別に1人で御風呂が怖かったから歌ってた訳じゃないよー。俺全然怖いものなんてないしー」
「・・・・(怖かったのね)そーですかー」
ちらり、と銀さんに視線を向ける。何故だかテレビの画面を見ないように、必死に私の顔を見つめてる。
「何、その馬鹿にしたような目は。あれだよ。本当だし全然問題ないしー。ば、ばっかじゃねーの、変な勘ぐりしちゃってさー」
「・・帰ろうかな」
「嘘ですごめんなさいすいませんっしたー。側にいてください」
土下座した銀さんについ笑ってしまう。からかうのはここまでにしておこう(後が怖いし)
★友達に彼女?と聞かれました
1.「なっ…!そんなんじゃねェ!!ただの幼なじみだ!」 真っ赤になって否定。土方
2.「幼なじみだよ。…いずれは彼女になるけど」 最後の方は小声でぼそり。鴨太郎
3.「そうだヨ。うらやましい?」 嘘をつかないで下さい。神威
⇒土方さんでこじれてしまえばいいと思う。うけけ。
以下妄想
日曜日、二人で買い物に出かけた。何でもおばさんに頼まれた買い物がよくわからなかったらしい。
-まぁ、確かにキッチン用品だから無理か-
「悪かったな」
「ううん、いいよー。特に予定もなかったし。しろちゃんは?」
「俺は部活が休みだったから、特には。まぁ、そうしたらおふくろにとっつかまった訳だが」
苦虫を噛み潰した顔のしろちゃんがおかしくてつい笑ってしまう。
「なぁに笑ってんだよ」
「しろちゃんは何だかんだ言っても優しいもんね」
「なっ。お前な・・・」
顔が赤くなったしろちゃんが可愛くてくすくす笑う。
「笑うなって」
「うん、ごめんごめん」
「それと、その呼び方」
「え?」
「その・・・しろちゃんってのいい加減やめろ」
「どうして?しろちゃんはしろちゃんじゃない」
幼い頃から呼んでいた「しろちゃん」て呼び名。確かに彼は十四郎だから正しくはないけれど。
「学校では呼ばないようにしてるし・・・」
ちらり、と顔をあげると何だか困ったような顔のしろちゃんが。
「わかった、やめるよ」
「そうか、助かる」
「?(何で助かるんだろ)」
「テスト勉強は進んだか?」
「うん、後は世界史だけなんだれど・・・しろちゃんわかる?」
「まぁ、ただ俺のクラスとお前のクラス世界史担当違うだろ?」
「そっか、かやなさんと牧さんじゃ全然問題違うか・・・」
「諦めて自分で頑張んな」
「うん、クラス違うと不便だなぁ」
なんて話しながら歩いていると
「土方~」
手を振って数人の男子がこちらに歩いてきた。・・・多分、剣道部の人達かな?見知った顔も何人かいた。
「・・あぁ」
しろちゃ・・・彼の声が低くなった。
「あれ誰、この子。うちの学校の子だよね」
「あ、こんにちは」
慌てて頭を下げる。
「こんちわー」
「こんにちはー」
「あ、よく学校で土方と一緒にいる・・・そうかぁ。やっぱりな」
「何、土方。彼女?」
え、そういう風に見えてるのか。ちょっと嬉しいな、そんな事を思った瞬間。
「なっ…!そんなんじゃねェ!!ただの幼なじみだ!」
顔を真っ赤にしながら叫ぶように言い切る彼の姿が。
「またまたー誤魔化そうとしてるんでしょ」
「ばっ、ちげぇよ。こいつは本当にただの幼馴染だ」
「でも仲良さげでいいねー」
「るせーよ。いい加減黙れ」
しろちゃんはとても嫌そうな顔をしている。
ずきん と胸が痛くなった。
そっか、そうか。私がまとわりついていたから、迷惑してたんだ。
何だ、早く言ってくれれば良かったのに。
「えー本当?」
私の顔を覗き込んできた部活友達の彼に、視線を合わせにっこりと笑う。
「はい、そうです。今日も偶然そこで会っただけですから」
「そうなの?」
「はい」
私の言葉に慌てたのはしろちゃんだ。
「お前、何言って」
「土方君」
「お、おう」
「おばさんの買い物のお手伝いも終わったし、私はここで別れるよ。お友達と遊びに行ったら?」
荷物なら持ってかえってあげますから。
そう言いながら荷物をさっさと奪う。
「じゃあ、私はこれで失礼します。皆さん、どうぞ彼連れてっちゃってください」
「そう、悪いねぇ」
「いいえ。お気になさらず」
「ちょっと待て」
しろちゃんが何かを言いかけたのに気づかないふりをして
「あ、バス来たので。土方君。じゃあ、さよなら」
バスに飛び乗る。にこにことお友達に手を振り、やりすごした。
「・・・・はぁ」
バスが出発してしばらくしてから、ようやくため息をついた。
私はちゃんとうまく笑えていただろうか。
「何だあ、そんなに嫌だったのなら、さっさと言ってくれれば良かったのに・・・」
ああ、そうか。しろちゃんは優しいから言えなかったのか。
私が子供の頃のまんまでまとわりついていたから、言えなかったのか。
「私のせいか」
帰宅して、隣に行き、おばさんに荷物を渡す。顔色が悪いと心配されたが、大丈夫だと笑顔で誤魔化した。
家に戻り、お母さんに調子が悪いので晩御飯はいらない、と告げベッドに倒れこむ。
「あー。ばかだなぁ。私」
明日からはもうやめよう。幼馴染でいる事も。私から話しかけなければ会話なんて発生しない。うん、それだけのことだ。しろちゃんに彼女が出来ても、仲の良い物分りのいい幼馴染になんてなれない。
あいつが逃げるようにバスに飛び乗るのをただ呆然と見送った。
「ありゃあ、帰っちゃったね」
「あれ、なんか俺達、悪い事しちゃったか?」
「とりあえず死ね、土方」
「・・・・・・・・・」
「土方?」
「・・・いや、何でもねぇ」
多分、呼び方を変えてくれ、と頼んだから慣れなくて帰ったのだろう、とタカをくくっていた。
その後友人達と誘われるままにカラオケ、ゲーセンと時間をつぶし帰宅する。
「お帰りー。十四郎。買い物ありがとうね。でも、どうして○○ちゃんと一緒じゃなかったの?」
「ああ、部活の友達に会ってそこで別れた」
「そうなの?何だか○○ちゃん、顔色悪かったから心配なんだけれど、十四郎、お前と一緒の時は大丈夫だった?」
「いや・・・特には」
「そう。じゃあ疲れちゃったのかしらね」
おふくろの言葉が気になり、二件隣のあいつの家へ。
「ごめんなさいね、○○調子が悪いって、晩御飯もいらないからってもう寝ちゃったの」
「そうですか・・・」
それでも俺は何故だかまだ軽く見ていた。明日学校に行けばいつも通りの日常が待っていると。
※ところがどっこい、彼女は翌日からちっとも十四郎君に近づきません。自分のせいで土方君が嫌な思いをしていたんだ、と信じて込んでしまっている訳です。たまに話しても土方君、と余所余所しく他人行儀。そしてそそくさと逃げ出してしまいます。そしてヒロインちゃんをずっと好きだったぶきっちょ土方君は、幼馴染という関係を壊してカレカノに一歩でも近づきたくて「しろちゃんて呼ぶな」と提案したのに逆効果だって事にようやく気づいたわけです。が後の祭状態が二週間ほど続いた頃。
「すいやせん、土方さん」
呼ばれて振り返ると総悟が立っていた。
「・・なんだ?」
こいつが俺の事を呼ぶ時なんてぇのはろくな事じゃない。
「○○のメルアドと携帯番号教えてくだせぇ」
「ああ、メルアドとけい・・ってなっ?」
「あいつに直接聞こうとしたんですけれど、どうやらあんたが最近避けられてるとばっちりで俺も避けられてるんでさぁ。前はあんなにあんたと一緒にいたのに」
あんた、一体何やらかしたんでぃ。
無表情の総悟が俺を攻め立てる。でも何か違う。いつもと。
「俺は・・特に何も」
「・・まだ気づいてなかったのかい、やっぱ死ね土方」
「んだとコラァ」
「死ね、死んで俺に○○譲ってくだせぇ」
その言葉にかっとなり、総悟の胸倉につかみかかる。
「誰が譲るかっ」
「どうしてでさぁ?この前『ただの幼馴染だっ』て皆の前であんなにはっきり言ったじゃないですかぃ」
「・・・あ。あ、あれは、その、つまり」
「○○をあれだけはっきり拒絶しておいてよく言いやがる」
「なっ」
「・・・○○を泣かせておいて、いい気なもんでぃ」
胸倉ををつかんでいた腕を逆に掴まれる。どこにそんな力があるんだ、と言う位の強い力でぎりぎりと。
睨んでくる総悟の視線はどこまでも冷たい・・・・が、ふっと視線をそらした。
「○○は最近笑わなくなりやした」
「・・・・」
「昼食もほとんど食べないから以前より痩せやした」
「・・・・っ」
「昨日は体育の授業中、倒れやしたぜ」
「そんな事が」
「あったんだよ、馬鹿土方」
ぎり、とまた力をこめられる。
「つっ」
そうだ、いつもと違う理由がわかった。こいつは真剣に怒っている。
「結構ひどい貧血と睡眠不足だったそうで。4時限目にぶっ倒れてから午後の授業が終わるまで目覚めなかった。ああ、そうそう。帰りは俺が家まで送りましたのでご心配なく」
俺は何も聞いてない
「今までならあんたに連絡が行ってたろ?それを○○が必死で止めたんでぃ。『土方君に迷惑をかけるから言わないでくれ』ってな」
「俺は迷惑だなんて思った事は・・・」
「あろうがなかろうが知ったこっちゃねーや。あの日○○を拒絶した、だから○○は今まで迷惑をかけてたんだ、と信じてる。それが事実でさぁ」
尚も総悟は続ける。
「何かあったらあんたに連絡が行く位周囲に認知されてて、あいつとずっと一緒にいながらあんた、一体○○の何を見てたんでぃっ」
どん、と体を押される。俺は背後の壁にぶつかり、そのままずるずると座り込んだ。
「何より腹が立つのは・・・・○○が・・・それでもあんたの事を好きでい続ける事でさぁ」
「総悟、お前・・・」
「いい加減なんとかしやがれ。それが出来ないのなら本気で死ね、土方」
「・・・誰が死ぬかよ」
よろけながらも立ち上がる。
「あいつは俺のもんだ」
「・・・そうですかぃ。なら早く迎えに行きやがれ。今日も階段から落ちかけたのを銀八さんに見つかり保健室に連行されてやしたぜ」
※長いのでここいらで、総悟はヒロインちゃんの事好きでしたが、土方の事を好きなヒロインちゃんを思い、このまま幸せそうなら身を引こうと思ってました。が、↑みたいな事があり、色々気にかけてあげてます。っつーか別人?ww いやいや、好きな子は大事にしすぎちゃんだよ、うん。
★泊まりに行きました
1.「…ったく、隣なんだしわざわざ泊まりに来なくてもよォ」 ぶつぶつ言ってるけど嬉しそう。銀時
2.「庭とベランダ、どっちで寝るのがいいですかィ?」 何その選択肢!沖田
3.「構わねェだろ。ガキの頃はよく一緒に入ってたじゃねェか」 構いますから。浴室に侵入してくる高杉
⇒総悟。今回はいい目見させてあげないとね。設定は一緒に帰った総悟です。
以下妄想。
「泊まるのはかまわねぇけど、庭とベランダ、どっちで寝るのがいいですかィ?」
「・・・お布団は敷かせてくれるの?」
失恋が確定した日。総ちゃんの家に無理矢理上がりこんでずっと総ちゃんの部屋に居座った。特に何をするでもなく、彼が自分の用事で外出しても漫画を読んでだらだらと過ごし。いても気にせずDSのソフトを延々やり続けた。総ちゃんは総ちゃんで、私のそんな様子に何を言うでもなく、何やら怪しげな本を読んだり、昼寝をしたり昼寝をしたり、昼寝をしたりしていた。
夜になり、夕食を一緒にとり(総ちゃんの家も私の家も両親達が旅行ですってよ)そのまま総ちゃんの家に居座り続けたのだ。とにかく1人になりたくなかった。
1
「・・・夏なんだからいらねーだろぃ」
「掛け布団・・・せめてタオルケット」
思い切り小首をかしげておねだりポーズ。通用するとは思えないけれど、とりあえず1人にはなりたくないのだ。すると驚いた事に総ちゃんは譲歩してくれた。
「・・仕方ねえなあ。タオルケットは許してやらあ」
で、どっで寝るつもりでぃ?と言うので
「じゃあ、ベランダで」
庭は蚊にくわれそうだから、と答えると総ちゃんは心底驚いたと言うような表情をしていた。
「・・・お前、本気か?」
「うん、ベランダでいいよ。あ、下には新聞位敷きたいな」
新聞とってくるね、と部屋を出ようとした私の腕を総ちゃんがつかんだ。
「総ちゃん?」
「・・・あいつにふられたんだろ?」
「~っ」
びくり、と自分でも肩が跳ねたのがわかる。
「平気な顔してねぇで、泣けばいいんでさぁ」
ふるふると首をふる事で返事をするが、総ちゃんの口調が、声が、とてつもなく優しい。
「お前はよく頑張った。だからもう我慢しなくていいんだ」
頭を撫でられて気持ちが決壊してしまった。
「そ、総ちゃん~」
私は総ちゃんに抱きついてわんわんと泣いた。総ちゃんは髪の毛をよしよしとなで続けてくれた。
私が落ち着いてきた頃-ぎゅうっと抱きしめられた
「総ちゃん?」
「だから言ったろうが。さっさとやめて俺にしちまえばよかったんでぃ。」
総ちゃんの苦しげな呟きに、どう返事をすればいいのか解らなかった。
ずっと好きだったのに、他所の男に惚れやがって。お前の事好きになる奇特なやつなんて俺位でさぁ。
そんな事も言われた・・ような気がする。頭が真っ白になって余り覚えてない。ただ、覚えている事は総ちゃんに抱きしめられても嫌じゃなかったって事だ。
これから恋になればいいよ、うんうん。
お疲れ様でした。次に回す人をどうぞ。
⇒フリーで。
銀魂は久しぶりかな。ううむ。とりあえず出てくる人皆幼馴染って素敵。それ魅力。
取り立ててこれはさっきの続きと書かない限りは選択肢の彼は、別設定になりますので。
★学校に行きましょう
1.「ほら、急がないと遅刻するよ」 いつも家の前で待っててくれる鴨太郎
2.「あ、おはよう。…ってオイ。何でいつも僕じゃなくて眼鏡に挨拶してんのォォォ!?本体眼鏡じゃないからねェェェ!」 毎朝お決まりのやり取り。新八
3.「おんしゃ、何で起こしてくれなかったがー」 何度も電話したよ!相変わらずの寝坊助。辰馬
⇒この三人の中なら鴨太郎さん。ちょっと面倒見がいい御兄さん的な感じで。たまに口やかましいけれどヒロインちゃんの事ちゃんと大事にしてくれていればいいと思う。
★一緒に帰りましょう
1.「夜道の一人歩きはやめろ。お前はもう少し危機感を持ってだな…」 ハイハイ、小言はもういいです。桂
2.「隣にいるのがアンタとは…色気のねェ」 悪かったな。憎まれ口を叩く沖田
3.「バンドメンバーが中々集まらなくてな…」 世間話をしながら。万斉
⇒総悟でひとつ。
昇降口で総悟に会った。
「あ」
「あ」
間抜けなリアクションだが仕方ない。幼馴染なんだから。
何となく二人で帰ることに。
「隣にいるのがアンタとは…色気のねェ」
「悪かったわね」
「俺だって好きで一緒帰ってるんじゃねーや。方向がたまたま一緒なだけでぃ」
「・・・・・」
いつもならぽんぽんと軽口が飛び出してケンカのような会話が生まれてくるんだけれど・・今日はそんな気分じゃない。
「ねぇ、総ちゃん」
「んー」
「やっぱり女の子は色気がある方がいいんだろうね」
「・・・なんでぃ、しおらしくて気持ち悪い」
「・・うん」
私は数時間前に見た光景を思い出していた。予感はしていた。彼が彼女を見る視線があまりにも優しかったから。彼女は私とは全く違うタイプで。美人だし、優しいし、性格もいい。色気もあるか?と問われればあるのだろう。
「・・・お前に色気とかあったら気持ちわりぃや」
「・・はは、そっか。気持ち悪いんだ」
自分の声のトーンの低さに自分で驚いた。
「あ、いや・・そんなのお前じゃないってゆーか」
「・・・・」
珍しく総悟が焦っている。
沈黙が二人を包む。何も言わずにただ家に向かい歩く。
その沈黙を破ったのは総悟だった。
小さな、だけどとても真剣な声で。
「・・・だったら」
「?」
「そんなに辛いんなら、さっさとやめちまえばいーんでぃ」
がつん、と頭を殴られたような衝撃を受けた。え、総悟、何言ってるの?横にいる総悟の顔をみれば至極真面目な顔をしていて。
「な、に・・言って」
「はなからお前に勝ち目はねぇって言ってるんでさぁ」
わかってるもん、わかってるもん。そんな事わかってるもん。彼が優しいのはきっと彼女のおかげ。彼女が側で笑っているから彼も優しくいられるのだ。
「・・ってるもん」
「え」
「そんなの解ってるもん。だけど仕方ないじゃない」
「お前」
私の剣幕に総悟が驚いている。いや、剣幕にかな?それともぼろぼろ泣いている私にかな。
ああ、言葉が止まらない。
「気づいたら好きだったんだからっ。はい、そうですかって諦められるなら最初から好きになったりしてないもん。何にもわかってないくせに勝手な事言わないでよっ」
総ちゃんの馬鹿ーっと叫んで走り出した。もう一緒になんて帰りたくない。
泣きながら帰るあいつを呆然と見送った。
そんなにあいつの事が好きなのかぃ。
-そんなの解ってるもん。だけど仕方ないじゃない。気づいたら好きだったんだからっ。はい、そうですかって諦められるなら最初から好きになったりしてないもん-
「・・・んなこたぁ、俺が一番知ってるってんだよ・・・」
呟きは夕闇に溶けて消えた。
うふふふふー総悟はヒロインちゃんの事好きであればいいよ。
★失恋しました
1.「わしなんかおりょうちゃんに何度もフラれちゅうよー。アッハッハッハッ!」笑って頭を撫でてくれました。辰馬
2.「あのっ…コレ!キミの好きなもの作ったから、よかったら食べてね!」 精一杯元気付けようとしてくれてます。新八
3.「アンタが落ち込んでるの、気持ち悪いんだけど」 彼なりに慰めてます。神威
⇒これは先程の設定で4番のぎゅうっと抱きしめながら「だから言ったろうが。さっさとやめて俺にしちまえばよかったんでぃ。」とても切なそうに呟かれました、総悟でお願いいたします。
★家に呼び出されました
1.「いや、別に、テレビつけたらホラー映画やってて一人でいるのが怖いとかじゃねーから。マジで」 だったらこの手、離して下さい。銀時
2.「ん。明日提出の課題。やっとけ」 自分でやって下さい。高杉
3.「おばさん達いないでしょ?母さんが食べていけってさ」 夕飯をご馳走になりましょう。山崎
⇒銀さんで。御風呂に入ってる時もずーっと大きい声で鼻歌歌っていればいいよ。
「ご機嫌だったねぇ」
御風呂上りの銀さんに話しかける。ただし視線はテレビを見たまま、今リングのクライマックス。いい所なのだ。
「はぁ?、ま、まーな。別に1人で御風呂が怖かったから歌ってた訳じゃないよー。俺全然怖いものなんてないしー」
「・・・・(怖かったのね)そーですかー」
ちらり、と銀さんに視線を向ける。何故だかテレビの画面を見ないように、必死に私の顔を見つめてる。
「何、その馬鹿にしたような目は。あれだよ。本当だし全然問題ないしー。ば、ばっかじゃねーの、変な勘ぐりしちゃってさー」
「・・帰ろうかな」
「嘘ですごめんなさいすいませんっしたー。側にいてください」
土下座した銀さんについ笑ってしまう。からかうのはここまでにしておこう(後が怖いし)
★友達に彼女?と聞かれました
1.「なっ…!そんなんじゃねェ!!ただの幼なじみだ!」 真っ赤になって否定。土方
2.「幼なじみだよ。…いずれは彼女になるけど」 最後の方は小声でぼそり。鴨太郎
3.「そうだヨ。うらやましい?」 嘘をつかないで下さい。神威
⇒土方さんでこじれてしまえばいいと思う。うけけ。
以下妄想
日曜日、二人で買い物に出かけた。何でもおばさんに頼まれた買い物がよくわからなかったらしい。
-まぁ、確かにキッチン用品だから無理か-
「悪かったな」
「ううん、いいよー。特に予定もなかったし。しろちゃんは?」
「俺は部活が休みだったから、特には。まぁ、そうしたらおふくろにとっつかまった訳だが」
苦虫を噛み潰した顔のしろちゃんがおかしくてつい笑ってしまう。
「なぁに笑ってんだよ」
「しろちゃんは何だかんだ言っても優しいもんね」
「なっ。お前な・・・」
顔が赤くなったしろちゃんが可愛くてくすくす笑う。
「笑うなって」
「うん、ごめんごめん」
「それと、その呼び方」
「え?」
「その・・・しろちゃんってのいい加減やめろ」
「どうして?しろちゃんはしろちゃんじゃない」
幼い頃から呼んでいた「しろちゃん」て呼び名。確かに彼は十四郎だから正しくはないけれど。
「学校では呼ばないようにしてるし・・・」
ちらり、と顔をあげると何だか困ったような顔のしろちゃんが。
「わかった、やめるよ」
「そうか、助かる」
「?(何で助かるんだろ)」
「テスト勉強は進んだか?」
「うん、後は世界史だけなんだれど・・・しろちゃんわかる?」
「まぁ、ただ俺のクラスとお前のクラス世界史担当違うだろ?」
「そっか、かやなさんと牧さんじゃ全然問題違うか・・・」
「諦めて自分で頑張んな」
「うん、クラス違うと不便だなぁ」
なんて話しながら歩いていると
「土方~」
手を振って数人の男子がこちらに歩いてきた。・・・多分、剣道部の人達かな?見知った顔も何人かいた。
「・・あぁ」
しろちゃ・・・彼の声が低くなった。
「あれ誰、この子。うちの学校の子だよね」
「あ、こんにちは」
慌てて頭を下げる。
「こんちわー」
「こんにちはー」
「あ、よく学校で土方と一緒にいる・・・そうかぁ。やっぱりな」
「何、土方。彼女?」
え、そういう風に見えてるのか。ちょっと嬉しいな、そんな事を思った瞬間。
「なっ…!そんなんじゃねェ!!ただの幼なじみだ!」
顔を真っ赤にしながら叫ぶように言い切る彼の姿が。
「またまたー誤魔化そうとしてるんでしょ」
「ばっ、ちげぇよ。こいつは本当にただの幼馴染だ」
「でも仲良さげでいいねー」
「るせーよ。いい加減黙れ」
しろちゃんはとても嫌そうな顔をしている。
ずきん と胸が痛くなった。
そっか、そうか。私がまとわりついていたから、迷惑してたんだ。
何だ、早く言ってくれれば良かったのに。
「えー本当?」
私の顔を覗き込んできた部活友達の彼に、視線を合わせにっこりと笑う。
「はい、そうです。今日も偶然そこで会っただけですから」
「そうなの?」
「はい」
私の言葉に慌てたのはしろちゃんだ。
「お前、何言って」
「土方君」
「お、おう」
「おばさんの買い物のお手伝いも終わったし、私はここで別れるよ。お友達と遊びに行ったら?」
荷物なら持ってかえってあげますから。
そう言いながら荷物をさっさと奪う。
「じゃあ、私はこれで失礼します。皆さん、どうぞ彼連れてっちゃってください」
「そう、悪いねぇ」
「いいえ。お気になさらず」
「ちょっと待て」
しろちゃんが何かを言いかけたのに気づかないふりをして
「あ、バス来たので。土方君。じゃあ、さよなら」
バスに飛び乗る。にこにことお友達に手を振り、やりすごした。
「・・・・はぁ」
バスが出発してしばらくしてから、ようやくため息をついた。
私はちゃんとうまく笑えていただろうか。
「何だあ、そんなに嫌だったのなら、さっさと言ってくれれば良かったのに・・・」
ああ、そうか。しろちゃんは優しいから言えなかったのか。
私が子供の頃のまんまでまとわりついていたから、言えなかったのか。
「私のせいか」
帰宅して、隣に行き、おばさんに荷物を渡す。顔色が悪いと心配されたが、大丈夫だと笑顔で誤魔化した。
家に戻り、お母さんに調子が悪いので晩御飯はいらない、と告げベッドに倒れこむ。
「あー。ばかだなぁ。私」
明日からはもうやめよう。幼馴染でいる事も。私から話しかけなければ会話なんて発生しない。うん、それだけのことだ。しろちゃんに彼女が出来ても、仲の良い物分りのいい幼馴染になんてなれない。
あいつが逃げるようにバスに飛び乗るのをただ呆然と見送った。
「ありゃあ、帰っちゃったね」
「あれ、なんか俺達、悪い事しちゃったか?」
「とりあえず死ね、土方」
「・・・・・・・・・」
「土方?」
「・・・いや、何でもねぇ」
多分、呼び方を変えてくれ、と頼んだから慣れなくて帰ったのだろう、とタカをくくっていた。
その後友人達と誘われるままにカラオケ、ゲーセンと時間をつぶし帰宅する。
「お帰りー。十四郎。買い物ありがとうね。でも、どうして○○ちゃんと一緒じゃなかったの?」
「ああ、部活の友達に会ってそこで別れた」
「そうなの?何だか○○ちゃん、顔色悪かったから心配なんだけれど、十四郎、お前と一緒の時は大丈夫だった?」
「いや・・・特には」
「そう。じゃあ疲れちゃったのかしらね」
おふくろの言葉が気になり、二件隣のあいつの家へ。
「ごめんなさいね、○○調子が悪いって、晩御飯もいらないからってもう寝ちゃったの」
「そうですか・・・」
それでも俺は何故だかまだ軽く見ていた。明日学校に行けばいつも通りの日常が待っていると。
※ところがどっこい、彼女は翌日からちっとも十四郎君に近づきません。自分のせいで土方君が嫌な思いをしていたんだ、と信じて込んでしまっている訳です。たまに話しても土方君、と余所余所しく他人行儀。そしてそそくさと逃げ出してしまいます。そしてヒロインちゃんをずっと好きだったぶきっちょ土方君は、幼馴染という関係を壊してカレカノに一歩でも近づきたくて「しろちゃんて呼ぶな」と提案したのに逆効果だって事にようやく気づいたわけです。が後の祭状態が二週間ほど続いた頃。
「すいやせん、土方さん」
呼ばれて振り返ると総悟が立っていた。
「・・なんだ?」
こいつが俺の事を呼ぶ時なんてぇのはろくな事じゃない。
「○○のメルアドと携帯番号教えてくだせぇ」
「ああ、メルアドとけい・・ってなっ?」
「あいつに直接聞こうとしたんですけれど、どうやらあんたが最近避けられてるとばっちりで俺も避けられてるんでさぁ。前はあんなにあんたと一緒にいたのに」
あんた、一体何やらかしたんでぃ。
無表情の総悟が俺を攻め立てる。でも何か違う。いつもと。
「俺は・・特に何も」
「・・まだ気づいてなかったのかい、やっぱ死ね土方」
「んだとコラァ」
「死ね、死んで俺に○○譲ってくだせぇ」
その言葉にかっとなり、総悟の胸倉につかみかかる。
「誰が譲るかっ」
「どうしてでさぁ?この前『ただの幼馴染だっ』て皆の前であんなにはっきり言ったじゃないですかぃ」
「・・・あ。あ、あれは、その、つまり」
「○○をあれだけはっきり拒絶しておいてよく言いやがる」
「なっ」
「・・・○○を泣かせておいて、いい気なもんでぃ」
胸倉ををつかんでいた腕を逆に掴まれる。どこにそんな力があるんだ、と言う位の強い力でぎりぎりと。
睨んでくる総悟の視線はどこまでも冷たい・・・・が、ふっと視線をそらした。
「○○は最近笑わなくなりやした」
「・・・・」
「昼食もほとんど食べないから以前より痩せやした」
「・・・・っ」
「昨日は体育の授業中、倒れやしたぜ」
「そんな事が」
「あったんだよ、馬鹿土方」
ぎり、とまた力をこめられる。
「つっ」
そうだ、いつもと違う理由がわかった。こいつは真剣に怒っている。
「結構ひどい貧血と睡眠不足だったそうで。4時限目にぶっ倒れてから午後の授業が終わるまで目覚めなかった。ああ、そうそう。帰りは俺が家まで送りましたのでご心配なく」
俺は何も聞いてない
「今までならあんたに連絡が行ってたろ?それを○○が必死で止めたんでぃ。『土方君に迷惑をかけるから言わないでくれ』ってな」
「俺は迷惑だなんて思った事は・・・」
「あろうがなかろうが知ったこっちゃねーや。あの日○○を拒絶した、だから○○は今まで迷惑をかけてたんだ、と信じてる。それが事実でさぁ」
尚も総悟は続ける。
「何かあったらあんたに連絡が行く位周囲に認知されてて、あいつとずっと一緒にいながらあんた、一体○○の何を見てたんでぃっ」
どん、と体を押される。俺は背後の壁にぶつかり、そのままずるずると座り込んだ。
「何より腹が立つのは・・・・○○が・・・それでもあんたの事を好きでい続ける事でさぁ」
「総悟、お前・・・」
「いい加減なんとかしやがれ。それが出来ないのなら本気で死ね、土方」
「・・・誰が死ぬかよ」
よろけながらも立ち上がる。
「あいつは俺のもんだ」
「・・・そうですかぃ。なら早く迎えに行きやがれ。今日も階段から落ちかけたのを銀八さんに見つかり保健室に連行されてやしたぜ」
※長いのでここいらで、総悟はヒロインちゃんの事好きでしたが、土方の事を好きなヒロインちゃんを思い、このまま幸せそうなら身を引こうと思ってました。が、↑みたいな事があり、色々気にかけてあげてます。っつーか別人?ww いやいや、好きな子は大事にしすぎちゃんだよ、うん。
★泊まりに行きました
1.「…ったく、隣なんだしわざわざ泊まりに来なくてもよォ」 ぶつぶつ言ってるけど嬉しそう。銀時
2.「庭とベランダ、どっちで寝るのがいいですかィ?」 何その選択肢!沖田
3.「構わねェだろ。ガキの頃はよく一緒に入ってたじゃねェか」 構いますから。浴室に侵入してくる高杉
⇒総悟。今回はいい目見させてあげないとね。設定は一緒に帰った総悟です。
以下妄想。
「泊まるのはかまわねぇけど、庭とベランダ、どっちで寝るのがいいですかィ?」
「・・・お布団は敷かせてくれるの?」
失恋が確定した日。総ちゃんの家に無理矢理上がりこんでずっと総ちゃんの部屋に居座った。特に何をするでもなく、彼が自分の用事で外出しても漫画を読んでだらだらと過ごし。いても気にせずDSのソフトを延々やり続けた。総ちゃんは総ちゃんで、私のそんな様子に何を言うでもなく、何やら怪しげな本を読んだり、昼寝をしたり昼寝をしたり、昼寝をしたりしていた。
夜になり、夕食を一緒にとり(総ちゃんの家も私の家も両親達が旅行ですってよ)そのまま総ちゃんの家に居座り続けたのだ。とにかく1人になりたくなかった。
1
「・・・夏なんだからいらねーだろぃ」
「掛け布団・・・せめてタオルケット」
思い切り小首をかしげておねだりポーズ。通用するとは思えないけれど、とりあえず1人にはなりたくないのだ。すると驚いた事に総ちゃんは譲歩してくれた。
「・・仕方ねえなあ。タオルケットは許してやらあ」
で、どっで寝るつもりでぃ?と言うので
「じゃあ、ベランダで」
庭は蚊にくわれそうだから、と答えると総ちゃんは心底驚いたと言うような表情をしていた。
「・・・お前、本気か?」
「うん、ベランダでいいよ。あ、下には新聞位敷きたいな」
新聞とってくるね、と部屋を出ようとした私の腕を総ちゃんがつかんだ。
「総ちゃん?」
「・・・あいつにふられたんだろ?」
「~っ」
びくり、と自分でも肩が跳ねたのがわかる。
「平気な顔してねぇで、泣けばいいんでさぁ」
ふるふると首をふる事で返事をするが、総ちゃんの口調が、声が、とてつもなく優しい。
「お前はよく頑張った。だからもう我慢しなくていいんだ」
頭を撫でられて気持ちが決壊してしまった。
「そ、総ちゃん~」
私は総ちゃんに抱きついてわんわんと泣いた。総ちゃんは髪の毛をよしよしとなで続けてくれた。
私が落ち着いてきた頃-ぎゅうっと抱きしめられた
「総ちゃん?」
「だから言ったろうが。さっさとやめて俺にしちまえばよかったんでぃ。」
総ちゃんの苦しげな呟きに、どう返事をすればいいのか解らなかった。
ずっと好きだったのに、他所の男に惚れやがって。お前の事好きになる奇特なやつなんて俺位でさぁ。
そんな事も言われた・・ような気がする。頭が真っ白になって余り覚えてない。ただ、覚えている事は総ちゃんに抱きしめられても嫌じゃなかったって事だ。
これから恋になればいいよ、うんうん。
お疲れ様でした。次に回す人をどうぞ。
⇒フリーで。