今回は短め妄想で頑張ろう、おう。長けりゃいいってもんじゃないし。


1、目が覚めると、そこは見知らぬ船の甲板。
  一番最初に出会ったのは誰?

 ・「今日は・・・やたらにでっけぇ月が出てやがる・・・。」突然すぐ後ろから声がする。高杉
 ・「此処に何のようっすか?」取りあえず拳銃を降ろしてください。また子
 ・「見知らぬ顔でござるな・・・。」目線を合わせるようにしゃがむ万斎。

⇒トリップものですねー。とりあえずボスに出会っちゃった方が楽、だと思うので高杉で。
風が顔に当たる気配がした。冷たくはない。がなんでこんなにびゅうびゅう当たるんだろ。
窓を閉めるの忘れてたかな?先程ベッドに横になった時は閉めていたような気がしたが。
それにしても、背中が痛い。手で感じている感触もおかしい、冷たいし、ごつごつとしてる、ってか布団じゃなくね?
ゆっくり瞼を開けてみると、空が見えた。
「そ、空?」
ゆっくりと起き上がる。どうやら船の甲板のようだ。
「あれぇ・・・」
どうしてここにいるんだ、私は。月明かりで甲板の上はそこそこ明るいが見覚えのある景色ではない、全くない。
「船・・・って事はル○ィかジャ○ク○パロウでもいるのかな」
眠る直前に見たDVDを思い返しながら1人ごちる。何だか現実逃避入ってるなあ、私。
「ここは一体どこなんだ」
ろう、と言う前に背後から声が聞こえてきた。
「今日は・・・やたらにでっけぇ、月が出てやがる・・・。」
「へ?」
おそるおそる振り返ると、派手目な着物(女物かな?)を着て、片目に包帯を巻き、煙管をくゆらせている男の人が立っていた。視線はどこまでも冷たく、その薄い笑顔は何を考えてるのかわからない。
でも、きっとこの船の人である事には違いない。私がまぎれこんだに違いない。
仕方がないので
「こんばんは」
「・・・・・」
「あのぉすいません、ここはどこなんでしょうか?」聞いてみた。

あっれー高杉の口調がよくわからなーい。





2、事情を説明したらあっさりここに住まわせてもらうことに。
  理由を聞いたらあの人の反応は?

 ・「どうせ行く所無いんだろ?」意外と優しい声。高杉。
 ・「アンタなら平気だと思ったっす。」ここ女の子居ないしね。また子。
 ・「お主のビートが気に入ったからでござるよ。」優しく微笑んでくれえる。万斎。

⇒高杉でひとつ。
「どうして・・・私ここにいてもいいんですか?」
私は高杉さんに尋ねてみた。高杉さんの客人、という扱いなのでこの船にいる限り誰かにどうこうされる事はないだろう。勝手に船の中をうろつくな、と言われはしたが。方向音痴の私は、そんな事おそろしくて出来やしない。
「何だなにか不満か?」
「いいえ、でも何でかなーって」
「・・・おめぇは空から降ってきた」
「降って・・ってええっ」
「うるせぇ」
ちらり、と横目でにらまれる。
「あ、ごめんなさい」
「俺の船で拾ったんだ、猫みてぇなもんだ」
「猫・・・ですか」
「ここにいるにあたっての条件は二つ」
「はい」
「一つ、勝手に船内をうろつくな」
「はい」
「もう一つは俺が望んだ時にお前は俺の相手をしろ」
「相手・・・ですか?」
「お前に拒否権はねぇ。真夜中だろうが真昼間だろうが早朝だろうが俺が呼んだらこい」
「はぁ、頑張ります」
真夜中に呼ばれて起きられるかなあ、とそんな事を考えながら返事をした。
私の返事を聞くと高杉さんは何故だかくくっと面白そうに笑った。
「お前・・・意味わかって言ってるのか?」
「へ?意味ですか?」
「男と女が二人きりだったらするこたぁ、一つだろうよ」
顎をくい、と持ち上げられながらそう囁かれ、ようやく言葉の真意を理解する。
「な、ななななななななっ。えーっ」
顔がぼんっ、と真っ赤になった。
「いやいやいやいやいやいや高杉さんそれは」
「お前に拒否権はねえ、って言ったな」
「はい・・言いました・・・けどっ」
「けど、何だ?」
「私猫みたいなもんですよね?野良猫ですよね?変なび、びょーきになっちゃうかもしれませんよっ」
「なんだ、おめえ病気持ちか?」
「いえ、そんな事は」
ああ、正直な自分が恨めしい。
今度は高杉さんは爆笑し始めた。後からまた子さんに聞いた所によるとものすごく珍しい事らしい。
そんなレアな高杉さんを見せ付けられていても、気にならない程その時の私は本当に必死だったのだ。
「猫って認めやがったな」
「う、ううう」
まぁ、それでも船の上から捨てられるよりはましだろう。不満は残るがこの際気にしない事にする。
「どうせ行く所無いんだろ?」
思いの他、優しい声がした。高杉さんから。気まぐれでもいいや、とりあえず衣食住は確保してもらえたんだ。ここで帰れるまで生きなくては。私はそう思った。



3、お風呂に入ることになった貴女。
  あの人はなんと言った? 

 ・「なっ//////」風呂場でばったり。赤面高杉。
 ・「一緒に入るっす。」笑顔が可愛いまた子。
 ・「これから風呂でござるか?」何故か一緒についてくる万斎。

⇒また子さんときゃいきゃい入ります。


4、今日は宴会だとか・・・。
  話しかけてきた人は?

 ・「今度は二人きりで、月見酒とでも行こうや。」ロマンチックなお誘いです。高杉。
 ・「歳の近い女の子とお酒飲むのなんて初めてっす//」ちょっとテレながら言うまた子。
 ・「こっちの方が飲みやすいでござるよ?」のみ安いアルコールの低いお酒を勧めて来る万斎。

⇒万斎ですかね。

5、寄って少し気分が悪くなってしまった貴女。
  心配して来てくれたのは誰?

 ・「もう、酔ったのか?」座り込んでいる貴女の頭にポンと手をのせる高杉。
 ・「はい、お水っす。」とっても気が利くまた子。
 ・「夜は冷えるでござるよ。」そう言って肩に羽織をかぶせてくれる万斎。

⇒高杉で。
「もう、酔ったのか?」
ぽん、と手をのせられた感覚にゆるゆると視線をあげると高杉さんだった。
「ごめんなさい・・・お酒余り強くなくて」
「そうか」
「はい、お水っす。」
また子ちゃんがお水を持ってきてくれた。
「ありがとう・・ございます」
「すまねぇな」
「晋助様・・・そんな言葉とんでもないっす。自分はただちょっと気づいただけっす」
また子ちゃんが何やら嬉しそうだ。目もきらきらしているし頬は先程より紅潮している。
「あんまり・・・無理するな」
「はい」
ぽふぽふと頭を撫でると高杉さんは自分の席に戻っていった。
「晋助様が・・・」
また子さんが驚いた顔をしている。
「ど、どうしたの、また子さん」
「あんた一体、晋助様に何をしたっすか?」
「へ?」
がくがくと肩をつかまれゆすぶられる。き、気持ち悪い~
「あんな優しい晋助さま見たことないっす。おかしいっす」
「ま、また子さん、ごめっ・・どんどんきぼぢわるく・・・」
顔色がどんどん悪くなる私を見て
「あっ・・悪い」
ぱっ、とまた子さんが手を離してくれた。ちょっとバツが悪そうに謝ってくれる。可愛いなあ、もう。
気持ち悪さがおさまるのを待ち、私はゆっくりと話し出す。
「私は拾った猫みたいなもんですから」
「猫・・・っすか?」
「はい」とにっこり笑う。
「船で拾った猫みてぇなもんだ。って言われましたから。気まぐれに猫可愛がりしてるだけですよ」
「・・・・」
「高杉さんに会ったの10日ぶり位ですし」
「まじっすか?」
「はい、普段はほとんど見かける事すらないですよ」
望んだ品物はすぐに届けられる。最初に呼んだら相手をしろ、なんて言ってはいたけれど、高杉さんが実際(そういう用件で)私を呼ぶことはなかった。たまに食事中にふらり、と現れては一言、二言話してまた去っていく。



6、宴会の途中で眠っちゃったみたい。
  部屋にはあの人と二人っきり。

 ・「ん・・・なんだ?もぅ朝か?」貴女の肩を借りて寝ていた高杉。
 ・「すー・・・すー・・・。」貴女の膝の上で規則正しい寝息を立てているまた子。
 ・「よく眠れたでござるか?」肩を借りていたみたい。隣で微笑む万斎。

⇒高杉でときめいて・・みよう・・・出来るか、ううむ。

「何でこんな状況になってるんだろう」
私の呟きは畳みに落ちて消えた。
宴会は既に終了した。皆、それぞれ自分にあてがわれた部屋に戻っている。
私も戻りたいんですけどっ。戻れていない、その理由は・・・・
私の肩を借りて寝ている高杉さんにある。怖くて起こせない~。
どうしよう、朝までこの体勢・・・・とは思えないけれど高杉さんがおきてくれない事には私からどうする事も出来ない。
「どうすればいいかなあ」
そう呟くと高杉さんが身じろぎした。
「ん・・・なんだ?もぅ朝か?」
「違いますよ、まだまだ夜です。高杉さん、ご自分の部屋に帰ってください」
「・・・面倒くせぇ。ここで・・・いい」
視界がぐるん、と回ったあれ、あれれれれ。
どうやら高杉さんは私を抱き枕にして眠り始めた。

夜明けまで寝てしまえばいいよ。そして先に起きた高杉がヒロインちゃんを布団まで連れて行ってやればいいよ。