企業経営で継続的に利益を確保していくためにはどうすればいいのか
今日も見て頂いて、ありがとうございます。
FIRSTITPRO代表の川端です。
昨日から続いていた喉の痛みも、段々と良くなってきました。明日には完全回復することでしょう。今朝はいつもの癖でランニングに出ようか迷いましたがまたぶり返すと嫌なのでやめました。
一昨日のブログから「リストラ」というテーマで綴っております。
▼前回のお話を整理すると
「リストラ」とは「人員削減」のことではなく「事業の再構築」のこと。
「リストラ」が必要な理由は、経営環境の変化により今までの企業収益が確保できないまたは成長できなくなるためで利益を確保して企業経営を存続させる必要があるから。
では、企業経営で継続的に利益を確保していくためにはどうすればいいのか。
というようなお話をさせて頂きました。
▼企業経営で継続的に利益を確保していくためにはどうすればいいのか
さて、最後に課題となった「企業経営で継続的に利益を確保していくためにはどうすればいいのか」ということですが、これは様々な角度から考えられることで今回の話からその答えを模索していくと、「企業の陳腐化防止」というテーマが浮かび上がります。陳腐化を防止するには、既存事業の撤退・縮小と新規事業による新陳代謝の継続が必要でしょう。
既存事業の撤退・縮小によって捻出した経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)は、将来性がある既存事業、ないし新規事業開発に重点投資し、将来の成長基盤を強化していくことが必要です。
こういう本来の根っこの部分から見つめて「リストラ」を捉えると、3つのリストラがあると言われているんです。
それは
【事業のリストラ】
不採算事業の縮小や撤退など
【資産のリストラ】
遊休資産の売却、遊休土地の再開発による遊休資産の活用など
【人件費のリストラ】
人員削減のほか、正社員の仕事を派遣社員やパートタイマーに
置き換えることで人件費を削減
▼今回はこの中の【事業のリストラ】についてちょっとお話します。
みなさんが現在運営されていて収益が確保されている事業の市場規模が永遠に拡大するのであれば、リストラは必要ないかもしれませんね。
ですが、限られた市場の奪い合いや値下げ要求の激化などで、「もうかる事業」と「もうからない事業」の明暗が分かれてしまいます。また、アジア諸国の台頭により、国内生産では採算が合わない事業も増えてきました。
このような状況では、今後も赤字脱却が困難な事業があれば、時には完全撤退の意思決定が必要な場合がありますし、撤退をしない場合でも、大幅な規模の拡大により、徹底したコストダウンの推進が必要になる場合もあります。また、国内生産拠点を思いきって縮小して、新しい海外拠点にシフトすることも効果的かもしれません。
事業のリストラで撤退・縮小する場合、事業を売却するという選択肢もあります。
大きな話ではM&A(合併・買収)ということですが、皆さんが複数店舗を経営しているオーナー経営者なら不採算店舗を抱えて赤字を垂れ流すより、店舗を売却して売却資金を手に入れ、同時に身軽になるのも選択肢の1つですよね。
▼【事業のリストラ】は事業領域の再定義から
このような【事業のリストラ】を行うには事業領域の再定義からはじめる必要があります。そもそも当社のドメイン(事業領域)はどこなのかを、明確化する必要があるんです。
ドメインとは、企業がどこの事業で戦うのかという、事業領域に関わる重要な部分です。
中核事業(本業)は何か、そして本業の関連事業は何かを明確にし、本業を強化する戦略をとる方向に考えるのが我々コンサルタントの定石です。多角化も本業を中心に進めることで成功率が高まることも知っておいた方がいいでしょう。本業の強みを活かし、本業とシナジー(相乗効果)を引き出すことで他社に競争優位に立つことができる最短距離だという事も覚えておいた方がいいと思います。
現在の事業は将来性が無いから、ここは勝負で新規事業に進出するという言い方は立派でも、それが現状からの逃避であっては意味がないんですね。きちんとドメインを見つめ直しましょう。
事業を再構築する本来の目的は、「利益を確保して企業経営を存続させる」ことです。
▼今やるべきことを淡々と進めていく経営力が必要です
どうでしたでしょうか。3つのリストラのうち【事業のリストラ】についての考え方を整理してみましたが、重要なのは本来の目的や本質を見失わないことです。渦中の人は藁をも掴むという状況になる前に、今やるべきことを淡々と進めていく経営力が必要ですね。「今やるべきこと」が分かっていることと言った方がいいでしょうか。
▼次回のブログでは
さて、今回も長くなってしまいましたが、次回は引き続き、【資産のリストラ】について触れていきたいと思います。一口に「リストラ」といっても、その観点を変えれば様々な選択肢が見えてくるものです。
今、お悩みの経営者の方にこのような考え方が少しでも伝わって、考えの幅になって頂ければ幸いです。
では、また明日。
「今日のこの生きている瞬間が
素晴らしい明日へ繋がる時になりますように」
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FIRSTITPRO 代表 川端 俊之

