日本が打ち出しているIT戦略って知ってますか? | ◆日本の根底を支える50人以下の企業に最良の経営とITを届ける男

日本が打ち出しているIT戦略って知ってますか?

こんにちは。今日もお会い出来ましたね。


FirstITProducerの川端です。ニコニコ


今日は3連休後の1週間の始りですね。また週末も飛び石連休になります。あなたの会社の連休戦略の結果はどうでしょうか?関東は台風の影響はこれからなので今週末の戦略には修正が必要になるかも知れませんね。備えましょう。



さて、今日はITの話をお伝えします。経営やマーケティングの話ばかりになっていますが、私はFirstITProducerですので。



みなさん、我が国、日本が打ち出しているIT戦略って知ってますか?



知らないですよね・・・・



我が国のIT戦略は2000年11月に制定された「IT基本法」を基軸にして展開されています。



2001年~2005年 e-Japan戦略


「我が国は、すべての国民が情報通信技術(IT)を積極的に活用し、その恩恵を最大限に享受できる知識創発型社会の実現に向け、早急に革命的かつ現実的な対応を行わなければならない。市場原理に基づき民間が最大限に活力を発揮できる環境を整備し、5年以内に世界最先端のIT国家となることを目指す。」


これがe-Japan戦略の基本理念で具体的には、全国に高速インターネット網を構築し、高度IT化社会を実現することを国家目標として添加ししてきたのです。



この政策展開によってブロードバンドの全国普及はほぼ目標を実現しました。2005年には世界のトップの高速インターネット網を安く利用することが可能になったのです。


当時の森総理の時代から火種が付いて2005年までの間に大きな環境変化が起こったのは皆さんも実感できると思います。


しかし・・・・


実はITの「基盤」は出来上がったのですが「活用」に関してはまだ十分ではなく、特に中小企業については企業間取引についてのブロードバンドネットワークの活用がほとんど進んでいない現状がありました。


そこで政府は一層のI活用を図るためにe-Japan戦略の後継として「IT新改革戦略」を公表しました。この戦略は国のIT政策の基軸をIT基盤整備からIT活用による構造改革と生産性向上に移したものです。




2006年~2010年 IT新改革戦略


この戦略がまさに現在進行形の国家戦略です。IT新改革戦略は今後のIT戦略の重点として「ITの構造改革力の追求」を掲げ、ビジネスの世界での重点政策は「IT経営の確立による企業の競争力強化」となっています。


この政策課題を実現するための具体的な目標として「中小企業のIT活用」と「企業間商取引の普及」が取り上げられ、世界最高水準の競争力を装備することを目指しています。


実際に公表された「IT経営の確立による企業の競争力強化」に記されている目標と実現に向けた政策は次のようになっています。




目標-------------------------------------


1.2010 年度までに、企業の部門間・企業間の壁を越えて企業経営をITによって最適化する企業の割合を大企業・中小企業ともに世界トップクラスの水準に引き上げる。


2.2010 年度までに、基幹業務にITを活用する中規模中小企業(年間売上高5億~20 億円を想定)の割合を60%以上とする。


3.企業が電子商取引に共通して利用できる国際的にも調和した汎用的な共通基盤(例えばEDIプラットフォーム)を構築し、2010 年度までに、電子商取引を実施する企業のうち汎用的な共通基盤を利用する企業の割合を60%以上とする。


4.2010 年度までに、中小企業の取引先のうち電子商取引を実施する企業の割合を50%以上とする。



実現に向けた方策---------------------------


1.企業において、ITを活用した業務統合、製造管理、供給連鎖等による生産性や顧客満足度等の向上のための戦略的投資を促進するため、2006 年度までに「ITの戦略的導入のための行動指針(仮称)」を策定し、その普及を図る。


2.2010 年度までに大企業及び公開企業を中心に、CIO の設置を促進する。


3.企業におけるIT利用・活用能力を強化するため、2006 年度までにITを利用・活用する企業のスキル標準を作成するとともに、社員に対するIT教育実施プログラムの導入を促進する。


4.経営者を中心にIT化の有用性についての理解を促進するため、2010 年度までに、企業経営におけるIT利用・活用の成功事例を1,000 件以上公表する。

5.電子商取引に利用できる業界共通・横断ソフトやパッケージソフトの開発・カスタマイズ・普及に対する支援のほか、EDI プラットフォームや電子タグの利用、デジタルコンテンツ事業等を実施する中小企業に対する支援を行う。


6.企業において技能データベース化を行うためのメカニズムを2008 年度までに構築し、その普及を図ることなどにより、ものづくりを行う企業の優れた技能等を確実に継承できるようにする。


7.ITの活用により経営能力を強化し、中小企業が自ら有する技術を有効に活用できるようにするため、中小企業大学校及び民間機関の活用等によって、中小企業経営者が日常的に学習できる環境を2007 年度までに整備し、普及を図る。


8ITによる中小企業の経営革新を促進するため、経営に役立つIT投資について知見を有するITコーディネータ等の外部専門家の活用や、異なる分野の経営資源を有する中小企業がIT等を活用して行う連携を支援する。


こんな経緯で我が国のIT化が国家戦略の中で推進されていっていること、経営者であるあなたは、本来は知らなかったでは済まされないことかも知れませんよ。


経営には常に変化がつきまといます。現代の経営に関する3大変化ってのがあります。肝に銘じてください。



1 業界内での通常の変化


2 社会環境・国際環境変化


3 IT業界が絡んでの変化



変化による脅威とチャンスを見逃して、それに対応できないと生き残れない可能性があります。