小さい会社のIT化。よくある話・・・ | ◆日本の根底を支える50人以下の企業に最良の経営とITを届ける男

小さい会社のIT化。よくある話・・・

みなさん、こんにちは。First IT Producerの川端です。べーっだ!


今日は、今年の年明けに伺った、あるクライアントの話です。


このクライアントは新規に事業を立ち上げるということで、某メーカー出身の社長や首脳陣の方々も大手企業を抜けて残りの人生を新規事業に掛ける意気込みでした。


話を聞くと、ITの導入が必要で早急に立ち上げなければならないということでした。投資家への実態報告や資金調達などの関係からも4月には形が出来ていないとまずいということ(ーー;)


早速、IT化の目的やその為に何をどの様にしなければならないのか?4月時点のIT化の姿は?など、いくつかの質問を投げたのですが・・・・


「とにかく!今、実現しなければならないのは4月に事業が稼動していることを見せなければならない」


「現状の出来る範囲でなんとかシステム化して稼動させたい」


思いが先行していて、現段階になるまで準備が不十分であり現実的でない状況です。


このパターンって良くあるのです。


IT化のことは良く分からないが、専門家に頼めばなんとかなるだろうと勝手に思い込んでいる。これは危険な発想です。本来、IT化の前提として業務プロセスが存在しているはずなのです。今回の様に新規に事業を立ち上げるような場合は、ビジネスモデルとこれを実現するための業務プロセスが準備され検証されていなければなりません。


経営目的(目標)があって、我が社は何を誰にどの様に売るのかという大前提の考え方の上に、この達成のために必要であるIT化を推進していかなければなりません。よく考えれば当り前のことですね。


現在の状況を世界的な視野から見てもIT化は単なるPCの使用(企業内部の給与計算や売上管理などの事務処理の電算化)から、戦略的にWEBを活用したりICチップを活用したりして企業収益を上げ、利益をもたらすための道具として活用される段階に来ています。


町の小さな蕎麦屋が海外を相手に蕎麦の通販で年商数億を稼ぎ出す時代なんです。小さな町工場の誰も見向きもしなかった技術がITを利用して世界に認められるケースもあります。


日本も一部ではこんな事例を聞く段階になってきましたが世界では、こんなことは当り前で別に珍しいことでは無いのです。我が国、日本は遅れている・・・・・

ということは、競争力において世界的に劣ってきているということなんです。競争力を磨かないと勝負にならない!こういう危機感は皆さん持っているのでしょうか?


少し、熱くなってきましたが・・・話を基に戻すと・・


このクライアントには、この考え方と何が必要なのか、目前の見せ掛けのIT化は手作業で解決するか一時的なツールで対応して、本来のIT化を行う必要があることを告げて、そのベースを作っていくことのお手伝いか、ベースが出来た後のIT化のお手伝いならば喜んで協力することを約束して、その場を後にしたのでした。


現在、4月が過ぎ去り、このクライアントがどのような局面を迎えているのかは分かりません・・・

この話から、何かを感じて頂いた経営者の方がいれば嬉しい限りです。





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