冥途の三途の川のほとりに 賽の河原と呼ばれる場所があった。

 

 幼き子が父母の供養のために

 石を積んでも積んでも壊して、徒労に終わる・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 というのは昔の話。

 

 今は幼き子は様々な工夫で賽の河原を快適な場所にして、

父母がやってくるのを楽しみに待っていた。

 

 コレはそんな賽の河原での出来事の話である。 つづく。