私たちの毎日の生活は、デスクワークで座りっぱなしだったり、軽作業において座ったり立ったりを繰り返したり、もしくはストレッチやランニングなどのスポーツを楽しんだり、様々な環境で「運動」を行っています。

身体に疲労を感じた後、その状態から身体を回復させるために何か実践されていることはありますか?

・一日中ひたすら寝る
・ランニングやヨガなどで身体を軽く動かす
・マッサージやストレッチなどを受けに行く

といったように、人によって様々な方法が考えられます。

疲労は2種類に大別され、それぞれの特性に応じた方法を行うことで疲労回復を促すことができます。
また、その方法を習慣化することで疲れにくい体を手に入れ、毎日を快適に過ごせるようになります。

では、その疲労の種類についてご案内いたしましょう。

1つ目は「抹消性疲労」
主に、運動やトレーニングをした後に起こる疲労や、血行不良・栄養不足によって引き起こされる疲労のことを指します。
この「抹消性疲労」に対しての解消方法は、以下の3点です。

①お風呂につかり、身体を温め血行を改善する。
②バランスの良い食事で筋肉に栄養を行き渡らせる。
②しっかりと睡眠をとる。

「食事」「運動」「睡眠」この3つを「フィットネストライアングル」と呼び、健康的な生活を送る上で重要な要素であると考えられています。
まずは1つを習慣化して行うだけで身体に感じる疲労感は軽減するとされています。

2つ目は「中枢性疲労」
主に、デスクワークや長い時間の運転などで、視神経や脳が緊張した状態が続くことによって引き起こされる疲労です。
また、人間関係や悩み事などに起因するストレス増加により感じる疲労も、ここに分類されます。

解消法で最も効果的だとされていることは身体を動かすこと

このような方法を「アクティブレスト(積極的休養)」と呼びます。

「アクティブレスト(積極的休養)」は、疲れている時にあえて軽い運動をすることで、血行を改善し、疲労物質の排泄を促します。
また、セロトニンという脳内ホルモンの分泌を促し、自律神経のバランスを整えます。セロトニンは別名「しあわせホルモン」とも呼ばれておりメンタルの安定にも作用します。

ポイントは「軽い負荷で運動をする」

具体的にはウォーキングやヨガ・ストレッチなどです。

アスリートも「アクティブレスト(積極的休養)」取り入れて身体の疲労回復を促し、パフォーマンス維持・向上に努めています。
ハードな試合の次の日を完全OFFにするのではなく、軽いランニングとトレーナーによるマッサージで疲労回復に努めていることが多くあります。

皆さんは、末梢性疲労・中枢性疲労のどちらにあてはまりますか?
どちらか1つというよりは、それぞれの比率に個人差がありますので、自分に合った方法を実践することが大切ですね。

そして、身体的・精神的にリラックスを促す方法が「マッサージ」や「ストレッチ」です。
さらにストレッチで関節の可動域を広げることは、ケガの予防や柔軟性の向上につながります。

疲労を感じた場合、自分に合った方法で回復を促すことが大切ですが、まずは疲れにくい身体を作ることが最も大切だと考えます。
適度に身体を動かす習慣を取り入れることが疲れにくい身体を作るためには最も大切です。

まずは体験レッスンで皆さまの身体に対するお悩みをカウンセリングさせていただき、最適な運動プログラムをご案内させていただきます。

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