ファッション業界は新たな時代に移り変わろうとしています。
EC分野、特にキュレーション系が人気を博しているようです。
オシャレな人のコーディネートを参考にしたい。
オシャレな人は他者から認められたい、自分の創造性を発揮したい。
このような双方のニーズがマッチしているからかなと思います。
さて、最近いくつかのサービスがスタートしました。私のやりたい事と
9割以上かぶっているサービスもあり、そういう意味でタイトルは
時代は動き出しているとしました。
1つ目はシタテルです。
縫製工場の余剰を使って、小ロットで低価格でオリジナルの商品が作れる
というサービスです。
中抜きを最大限排除しているという意味でファクトリエと似ていすね。
ファクトリエに関してはモノそのものを販売していますが。
日本の縫製工場の危機的状況をどうにかしたいという点でとても魅力的なサービスです。
2つ目はairclosetです。
このサービスはノイエジークという会社がもうすぐ開始?するであろうサービスで
ファッションを月額6800円でレンタルし放題というものです。
スタイリストが自分にあった洋服を送ってくれて、気に入らなければ次の洋服を、
気に入れば購入も可能というサービスです。
実はこのサービスが私の考えているサービスと9割かぶっていて少々ショックが
大きかったのですが。
しかし、これからのサービスですので改善はしていくのでしょうが、サービスを
開始することとなった経緯がかかれていました(これが私と会計士が話していた内容とうり二つ。まぁそれくらい皆思っている事なのでしょう。)
が、ターゲットと価格がまだ釣り合っていないのかなと思います。
6800円×12=81,600円/年間
ターゲットとするであろう層が年に2,3回あるセールでしか購買をしない傾向にある
現在、この金額が本当に妥当なのか?という疑問は残っています。
恐らく、普段の洋服に困っている人達というのは同じ81600円を出すのであれば、
ユニクロやSCのセール品や、ネット上でのセール品を選ぶでしょうね。
単価1万円の洋服が半額になったとして5千円。
81,600円という価格で考えると16着は買えることになります。
恐らくSCを見ていると20着くらいはいけるのではと思うお店も多々あります。
そしてこのairclosetの価格破壊バージョンがリシェというサービス?お店?です。
月額500円でレンタルし放題です。価格破壊もいいところです。
しかし、現段階ではまずは東京のリアル店舗からと書いてあるので、ECではありません。
とはいえ、この価格をある程度維持してEC分野に入ってきたら結構な競合になりそうです。
月額3千円で10点まで借り放題(一週間まで)だったと思うので、これは中々いいサービス
のように思います。
しかしリアル店舗でどこまでの規模を考えているかわかりませんが、
在庫リスクをどう考えているのかが気になります。
100人が登録したとして、最低100点は常時品物が用意されていなくてはなりません。
更に、10%の人が3000円コースだとすると、
90人×500円+10人×3000円=75,000円の収入です。
そして確保すべき商品点数は90点+100点=190点です。
さらに新規客のことや、借り換える人の事も考えると何倍もの在庫を負う必要があります。
また、1週間までとなっているので、1週間後にはまた新たに10点違うものを借りる可能性も
あると考えると…。
とても月500円では賄えないのではないかと思うのです。
出来るとすれば、店舗の中でレンタル品と販売品を同時に取り扱っているのか、
もしくは年会費をとるとか、
レンタル以外のところで帳尻を合わせている可能性でしょうか。
レンタル品のクリーニングコストとかもありますから。
月500円で収益が見込めるとなると私の中ではマネタイズを是非知りたいところです。
と書いていてマネタイズを思いつきました(笑)
もし、リシェ側がこれを知らなかったらあれなので、書きませんが(苦笑)
なるほど。
今の事務所のお客様(スーパー)の社長さんの話がリンクしました。
なんのこっちゃと思われるでしょうから、まぁマネタイズはスルーしてくださいまし。
長くなりました。
3番目にNutteというサービスです。
確か起業のプレゼン大会のようなやつでファイナリストに残っていた方が始めるサービスだと
思います。
11月の最終プレゼンからほどなくしてネット上での告知となっています。
東京都の支援を受けている?ようなので資金面も問題ないようです。
サービス内容は個人・法人に関わらず縫製クラウドソーシングサービスです。
いや~これもまた私の実現したい内容と似ていまして。
私の考えは、
日本の縫製技術が素晴らしいのは、その縫子さんたちの繊細な手さばきもあるのではと。
もともと日本人の気質は相手を思いやる心であったり、責任感の強さがあると思うのですが、
そういう事が縫製にも生きているはずだと。
そう考えれば、私は日本人女性が何も職場復帰にどこかの会社に戻る事だけを考える必要はなく
これからのフリーランス時代を見越して、手に職をもつということで、
縫製技術を多くの日本人の女性に改めて、学んでもらう事は決してマイナスではないと
思うんです。
そして、自分で縫える技術が科学の進歩でネット上でやりとり出来るようになれば、
それこそが女性の社会復帰の後押しになるに違いないと思っています。
そしてこの縫製技術の体得は日本の伝統技術の継承にもなり、それを見ている子供達が
また自然と縫製に興味を持ち、好循環になるのではないでしょうか。
教育というのは何も学校で学ぶことだけが全てではなく、そういう日常で親の背中を
見て学ぶことも大事だと考えます。
こういう事が可能になれば、ファッションが基幹産業にすらなりえるのではないでしょうか。
今日紹介したサービスはどれも先を越された…という気持ちももちろんありますが、
日本の事を本気で考えたとても素晴らしいサービスばかりで、応援する気持ちです。
ファッション分野は本当に動き出しています。
必ずファストファッションが崩れる時代が来ます。
恐らくユニクロでさえ、ファストファッションからの離脱を考えていると思います。
そんな時代もあったよねと言える時代に、私のサービスが持っていきたい。
そんな事を考えながら年末を過ごしています。
そういうわけで、来年は行動の年にします!
とにかく動いてファッション分野の人達を巻き込んでいけたらと思っています。
では、皆様よいお年を。