こんにちは、

一般社団法人ファーストクラスアカデミー(FCA)

代表理事の香山万由理です。

 

先日、新年明けて最初の開運講座

「美しい所作と魅力的な話し方 ベーシックマナー講座」

開講いたしました。

 

人前に立って話すお仕事の方、

新人育成担当の方、

専業主婦から社会復帰を目指す方がご参加くださいました。

 

今回の講座でお伝えしたことは、

「自己評価と他者評価のギャップをなくす!」ということです。

 

最近の風潮では、自分らしさが一番大事!

他人の目線なんて関係ない!自分の好きにすればいい!

という考え方が主流となっています。

もちろんこれには共感する部分もあるのですが、

順番を間違えると痛い目に合うよ、ということをお話しました。

 

第一ステップとして、

他者が下す評価を客観的に受け止めるということです。

 

なかなか思い通りに人生が進まない人の多くは、

自己評価と他者評価に大きくズレが生じています

 

例えばですが、

「俺、いつかビッグになるから・・・」と何十年も言い続けているフリーターの方、

自己評価は高いのだと思うのです。

俺ってサイコー!俺ってすごい!と自分では思っているのでしょうが、

他者評価はいかがでしょうか?

第三者は、そのフリーターの方をサイコーだとか、すごいとは思っていない、という場合がほとんどでしょう。

他人からは全然すごいと思われていない、ということをしっかり受け止める必要があります。

 

私たちは、

自己評価と他者評価の2つの印象がセットになって作られています

 

今回の講座でもお話した私の過去の失敗談です。

 

起業したての頃、まず名刺を作りました。

私はピンクが大好きなので、華やかで可愛いものにしたいと思い、

なんとショッキングピンクの名刺を作成したのです。

なんて可愛いのだろうラブと、自分では満足していました。

 

そして私はワンピースが好きなので、仕事の打合せに行く際はワンピース。

シックなものではなく、ヒラヒラっとした可愛い系ワンピースエプロン

バッグも赤やピンクの華やかな色のバッグを持っていましたカバン

 

自分では素敵だと思っていたのです。

自分の好きな色、好きなデザイン、まさに好きで囲まれている状態音譜

しかし、当時お仕事を全くいただけませんでした。

その時はなぜお仕事が来ないのか理由がわかっていなかったのです。

 

ある時、会社の元上司から厳しいご注意をいただきます。

 

上司:「あなた、そのド派手な名刺でマナー講師です、なんて言ってるの?

そのヒラヒラしたワンピースでお仕事いただこうと思ってるの?

自分がどう思われているか考えたことある?」

 

私:「私ピンクが好きなので、可愛くしたいと思って・・・

研修の内容はきちんとした真面目なものなので大丈夫です」

 

上司:「何言ってるの!あなたがピンクが好きかどうかなんて相手はどうでもいいのよ。

企業は、見かけもきちんとした真面目な人にマナー講師をお願いしたいと思っているの。

あなたのそのショッキングピンクの名刺をもらって、

きちんとした講師だと思ってくれるわけないじゃない!

仕事欲しいなら、全部変えなさい。

企業が求めるマナー講師像に合わせなさい!」

 

とご指摘を受けました。

ここでやっと目が覚めました!

 

自分の好きを優先すればいいと思っていたのですが、

それは最初にすべきことではないのです。

 

まだ信用も得られていない、経験も実績もない状態の時に、

自己評価を優先してしまうのは順番が違います。

この段階ではまず、相手が求める像に自分を近づけることが必要なのです

 

金のネックレスをつけて、ピアスをしていて、

胸をかなり開けてシャツを着ているお医者様に診てもらいたいですか?

患者さんが求めるお医者様は、

白衣をパリッと着こなして、誠実そうなお医者様ですよね?

 

腕が良ければ、技術があれば、外見は自分の好きなようにしていいんじゃないか、というのは、

名医と言われるようになってからの話です。

名医と言われるくらいになったならば、腕がいいと信頼があるため、

金のネックレスをしていたとしても個性的で自分を持っているドクターだと評価されますが、

大した経験も実績もないうちに、自分を前面に出してしまうと痛い目に合うということです。

 

ピンクのマナー講師から教わりたくないですよね?

ヒラヒラした服着ている講師に偉そうなこと言われたくないですよね?

自分の好みを出すのは、腕が上がってから、信頼されてからでいいのです。

最初から出すのはよくありません。

 

今回の講座では、ご自身が考える自己評価と、第三者がどう見ているのかの

他者評価について考えていただきました。

そんな風に見えていたんだ、という意外な発見もあったようですニコニコ

 

他人は鋭いことをなかなか伝えてくれないものです。

「あなた変だよ!」ってストレートに言ってくれる人は貴重です。

本当に成長したかったら、

ズバッと指摘してくれる人と仲良くしましょう!!

 

 

 

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