こんにちは。
一流の魅力あふれる人材に育てる学校「ファーストクラスアカデミー」
の香山 万由理です。
3月に一週間ドイツに滞在し、
素敵な人々との出会いが大変印象的でしたので
お伝えします。
今回の旅で驚いたこと、それは、
世界のサービスレベルが格段に上がってきたことです。
最初からサービスに期待していなかった、というのももちろんありますが、
それにしても驚くようなサービスが何回もありました。
まずロンドンヒースロー空港でのこと。
ロンドンで乗り継ぎでしたが、その際の手荷物検査で、
私は元CAとは言えないほど、検査に引っかかるようなものばかり
持参していたのです。
しかも検査の際、ジップロック等に入れておけばいいのに、
全て化粧ポーチに入れっぱなし
グロス、目薬、除菌ジェル、スプレー、香水、ハンドクリーム・・・・
もちろん一つ一つ化粧ポーチから出され、再検査
再検査を受ける人がいると、そのレーンが混雑しますよね。
しかし、ヒースローの係員の方はイヤな顔一つせず、
むしろ笑顔で検査していくのです。
私が怪しくなかったから(笑)という理由ももちろんですが、
ニコニコ会話しながら、検査をすすめます。
「これからどこ向かうの?」
「日本から来たの?私は京都に住んだことがあるよ」
「ドイツ語話せるの?」 ・・・・
なんていうたわいもない会話なのですが、
この雑談がとっても楽しかったのです。
ただし検査はしっかりされてますよ。
しかし、無言の仏頂面で検査されたら、
なんとなく怖いし、居心地悪いですよね。
検査後は、「日本大好きだよ!良い旅を・・・」と
送り出してくださいました。
ほんの数分の出来事でしたが、
なんだか気持ちがあったかくなったのです
心と心の触れ合い、
これが真のサービスです!
場所は手荷物検査場でありましたが、
そのような場であっても、
心が和めることに感動を覚えました。
続いて、パリシャルルドゴール空港でのこと。
ドイツからの帰り便は、パリ経由でした。
入国客と乗り継ぎ客の分かれる通路に立っていた
空港係員の男性。
パスポートを見せると、
日本語で「おお、日本ネ」と言って、突然
「ありがとう」 「まいど~」 「疲れたかな」
「隣の客はよく柿食う客だ」(早口言葉)
「赤巻紙、青巻紙、黄巻紙」(早口言葉)
「生麦 生米 生卵」(早口言葉)・・・
と流ちょうに話し始めました。
日本人だってここまで上手に早口言葉言えないよねって
思うほど上手なのです。
自分の国の言葉を聞くのって、とても嬉しいですし、
安心しますよね。
乗り継ぎ方面に向かうだけのはずなのに、
思いがけず楽しい時間となり、
早口言葉でとても盛り上がってしいました
どうしてそんなに日本語を知っているのか尋ねると、
本を見て覚えただけだそうです。
空港には各国から人が集まって来ますので、
各国の言葉を覚えて、
お客様の国の言葉をとにかく話すとのこと。
なんて素晴らしいのでしょう!
ここでも本当に感激してしまいました。
先ほどのヒースロー空港の係員、
そしてシャルルドゴール空港の係員に共通すること、それは
第一に
「目の前の仕事を楽しんでやっていること」
単なる検査員ではなく、単なる誘導係ではないのです。
そこに意味を見出し、楽しみを自分自身で見つけているのです。
第二に
「目の前のお客様を大切にしていること」
サービスの原点です。
遠くのお客様ではなく、目の前のお客様が
ハッピーと感じてもらえるようにすることです。
第三に
「今を味わうこと」
時間は、今の積み重ねです。
今、今、今、今・・・・
今しかないのです。
まだやって来てもいない未来に不安を感じるよりも、
今を精一杯生きることが、
素敵な未来につながるのです。
この旅行を通して、素敵な出会いをたくさん経験し、
真のサービスができる人になりたいと強く感じました。
そして、真のサービスを教えられる人を育成するために、
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